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素晴らしい着地!

2020年3月28日(土)

本公演は延期となりました。
http://yuuka-koyama.com/2020/01/23/

靴を脱ぎ、足の裏を土に浸す。
地面の先の奥行きへ知覚の針を刺し、その暗がりに潜む気配に触る。

出演
田上碧
小山柚香

時間 ①17:00(開場16:30)②20:00(開場19:30)
料金 前売り・予約共に2000円+ワンドリンク
  *席に限りがあるので早めのご予約がおすすめです。
場所 ムリウイ
飲食 ドリンクのみ
予約 専用予約フォームからご予約下さい。→
https://docs.google.com/forms/d/1kVnKMgzKERWMBdN62ZWnVdFV_pREhg1svLDS6E_qQCk

【お問い合わせ】
 great.landing2020@gmail.com

2020年、田上碧は自身がこれまで繰り返し渡航してきたインドネシアで考えたことやそこから芽生えた興味をもとに、表現手法の異なるアーティストたちと共同制作に取り組みます。夏に再度現地へ赴き2ヶ月の滞在制作を行い、秋には東京でそれを元にした新しい作品を発表します。
今回はその第一歩として、ジャワ島・ジョグジャカルタに滞在経験のあるダンサー、小山柚香を迎えます。

本作は、「着地」から出発する歌と踊りです。
田上と小山の二人にとって、彼の地にまつわる共通の関心は「ジャワの踊り手やそこで生活する人々の体の、床や地面との親しさ」でした。彼らが地面に親しむ時、その地面は重力に従って物が行き止まるところではなく、世界が広がり始める可能性の在りかなのではないかーーー
この考えを礎にして、田上は床に親しむことで変化する視界や発声と、現地の影絵芝居をヒントに体から詩と歌を紡ぎ、小山はジャワの身体について、かねてより自身が強く興味を持っている東北の郷土芸能との共通項を見出し、そこから導き出された地面との交感というテーマから踊りを創作します。
歌う身体と踊る身体。それぞれの着地から、先の景色を望みます。

【プロフィール】

田上碧
ヴォーカル・アーティスト。歌を主軸にソロ・パフォーマンスを行う。発表の場所は野外から劇場空間まで多岐に渡る。歌うことの行為や現象としての側面を浮き彫りにするパフォーマンスや楽曲の演奏を通して、自身の歌う身体そのものと空間との関係を探っている。
http://aoitagami.com

小山柚香
コンテンポラリーダンサー、振付家。日常の動作や言葉での遊びが、いつの間にか踊りに繋がる様なゲリラ的な集団作品を制作。近年は、郷土芸能の身体性やその在り方に着目している。劇団やMVへの振付演出の他、GRINDER-MANやピチェ・クランチェンなどの作品にて踊る。
http://yuuka-koyama.com