見出し画像

銃撃事件の後、思うこと

安倍元首相の銃撃という事件からはや1ヶ月。

私自身、しばらくは少なからず、というか大いにショックを受けて過ごしていました。

大きかったのは、津田大介さんのポリタスTVで日本のジェンダー問題と旧統一教会との関係について取り上げられており、それを見て。
1990年代後半から2000年代におけるジェンダーバックラッシュはなぜ起きたのか。
なぜ日本では同性婚が法制化されないのか。
LGBT差別禁止法に関してなぜ議論されないのか。

そうした疑問が少し解消されたような気がする動画でした。

なんで日本はこんなにもジェンダーギャップ指数が低いのか?
なぜ取り組みが進まないのか?
旧統一教会の影響を知って、「今まで色々考えてきたのはなんだったんだろう?」と、やる気は少し削がれました。
でももちろん、それだけではないですよね。
政治家の思想、信条と、旧統一教会の教義が合ってしまって、お互いに利用できるところを利用し合ったんだと思います。

ポリタスの動画自体は現在は有料になっていますが、その後、テレビにも山口先生が出演されるようになり、日本でのジェンダーに関する理解やジェンダー関連の法案が進んでいくといいな、と思います。
ちょうど昨日のポリタスTVでも菊池夏野先生をゲストにジェンダー問題について取り上げられており、また見てみたいと思っています。

事件後に噴き出してきた政治と旧統一教会に関する疑惑。
最初のころは、「すごいスキャンダルじゃない!?」という思いとは裏腹に、ニュースや報道ではあまり取り上げられないことに、「このままうやむやにされて政治が変わらなければ、日本も本当に終わりかも」と暗澹たる気持ちになりました。

旧統一教会の考えのなかには、女性が家庭で子育てをするために、保育園の設置などの福祉に対しては消極的なものがあるようです。
それも今の日本、そして自分の住む自治体の動きと合っていて、こんなところにも影響が…?と考えてしまいます。

結局、保育園にはいまだ入れないまま。
待機児童に関する取り組みについて、市へ問い合わせをしましたが、回答はまだ届かず・・・。

今日、岸田首相の内閣改造が行われましたね。
ただただ、日本の今後がよくなっていくことを願うばかりです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?