見出し画像

2.長い目で見た場合、単複はお得(控除率で有利)

このシリーズ、第2回目はとっても大切な「払い戻し」についてのお話です。まずはこちらをご覧ください。

JRAにおいて平成26年6月7日以後の競走から適用されている控除率は、

単勝20%、複勝20%、枠連22.5%、馬連22.5%、ワイド22.5%、馬単25%、3連複25%、3連単27.5%、WIN5が30%です。 

高配当となりやすい券種ほど、控除率が高くなっていることがわかります。

控除率、ご存知かと思いますが、簡単に言っちゃえば買った馬券のうちのJRAの取り分。

例えば参加者全員が単勝馬券1000円を買ったとしましょう。その瞬間各自の20%の200円が自動的にJRAの取り分になり、残った800円の合計をみんなで奪い合う。これがもし三連複ならば250円が引かれて750円をみんなで…ということ。これが馬券というゲームの本質です。

券種によって、その差はたかだか数パーセント、関係ないじゃん!という意見、はい、わかります。おっしゃる通りです。1レースとか1日とか1か月では誤差にすらならないでしょう。

でも馬券に限らずギャンブル全般って、やればやるだけ控除率を引いた払い戻し率に近づくものなんですよ。

大きくプラスの時もあれば、全く当たらなくてクソーって時もありますよね。でも長く続けていくと、不思議と控除率を除いた額にたどり着くのです。

証拠をお見せしましょう。

こちらが今年2022年の私の成績、ほぼ毎週買っていますので10か月分になります。ででん!

馬券購入はソフト(JRA-VAN NEXT、月額800円ぐらい、PCとスマホで同期しています)から買っていますので自動的に購入履歴と払い戻し履歴が残ります。(例外的に現場で紙の券を買うこともありますが、ほぼこのソフトから購入しています)

儲かっている時もあれば、全く払い戻しが無い時もありますね。まったくへたくそです、本当に。

そしてこちらは2014年からのトータルの私の成績!なんと約8年分の累計になります。ででん!

具体的な金額はさすがに隠しますが、どちらも控除率を引いた回収率になってます。(ほぼぴったりで、我ながら驚いたw)

もし末永く競馬を楽しんで行くなら、この控除率を頭の片隅にでも入れておいてくださいね。予想する上ではなんの役にもたちませんけれども。

ちなみにみんな大好き「宝くじ」の控除率は、おおむね50%です。いい商売してますなぁ(ある理由で宝くじの購入はやめました、その話はまたいつかどこかで)

ギャンブルって結局のところ胴元(主催者)が儲かるように出来ているものです。いや、逆に胴元が儲からなければ、運営自体成り立ちませんから当然。それが嫌なら参加を見送る、これだけです。

むしろ20〜25パーセントぐらいで、こんな素晴らしいドラマを見せてくれてありがとう!なお気持ちです。(完全に沼ってる)

考えてみてください、予想すること自体、とっても楽しいじゃないですか。的中してお金が増えるかもしれない!なんて夢を見させてくれるんですよ。そしてレースだけでなく、一生懸命走る馬の美しさや尊さ、血統のドラマや人間模様、他の人の予想、推しちゃんとの競馬談義…。楽しめる要素が山のようにあるじゃないですか。

よく言いますよね、これだけ楽しめたのだから実質無料じゃね?って。

とは言え、現実にはお財布からお金が減っていくわけで(笑)
ならばロス額を抑えよう、よし、少しでも有利な単複勝負だ!
メインの考えではありませんが、これが単複中心に至った経緯のひとつにもなっています。動機としては小さいですが。

なんか今回は…夢のない話でごめんなさい。もちろんこれ以外にも「単複馬券の楽しみ方」はたくさんあります。
次回はもっと楽しい夢のあるお話を用意してますので、どうかお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?