Q1:線へのこだわりは?
Q1
「初めましてこんちには!いつも梶駒さんの御本を楽しく読ませて頂いてます、それで常に線が綺麗だなと見惚れているのですがここまで綺麗に線を描くには相当努力したのではないかと思うのです、拘りなど教えて頂いたら嬉しいです!」
A. ご質問ありがとうございます! 線をそんなに褒められることが少ないのでめちゃくちゃ嬉しいです…ありがとうございます!
アナログの頃から、筆圧や使い方のせいかペン入れがとにかく苦手なのですが、子供時代ある漫画家さんのとても美しい線に憧れ、苦手ながらも「綺麗な線を引きたい」と思い今に至ります。
そのとき憧れていた漫画家さんの引く線とは異なりますが、いまも自分なりのきれいな線を引きたいと心がけています。
こだわりになるかわかりませんが……
ペン入れへの苦手意識が強いのですが、面倒がらず、手癖で粗雑な線にならないよう気をつけています。ただ、こだわり過ぎて、納得いかないと何回もペン入れしなおしてしまうことがあるので、一定で妥協するためにも締め切り設定は大事ですよね…笑。
とにかく印刷で綺麗に見える線が引けたらいいなと思っているのですが、そのままだと細く貧弱なので、あとから強弱を綺麗につけられるよう気にしています。
また、綺麗な線を見せたい反面、自分の場合「線が自己主張しすぎてしまうのは違うな」と考えていて、見た方があまり気にしない(気づかないかもしれなくても)で漫画やイラストを楽しめる線になってるといいなと思います。
トライ&エラーの連続ですが、諦めずに理想の線をイメージしながら描き続けていくこと、慣れすぎた気分で引かないこと、また苦手意識は数をこなすことでしか解決できないと思うので、これからも地道に頑張ります!
ご質問ありがとうございました!
梶駒のお題・感想箱(https://odaibako.net/u/kaji_koma)にいただいたメッセージへのお返事になります。 いつもありがとうございます!