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夜空


広がる視界は暗いけど
ときどき笑うみたいに眩しい

伸ばした手は冷たいけど
どこまででも届きそうな気がする

歩いて何分 何時間
まだまだ何年 何百年

レンズが受け止めた今この瞬間に
そこにはもういないのかもしれないけど
あやふやな光を永遠みたいに頼って

進んで何歩 何メートル
途方もなく何万キロ 何億キロ

むつかしいことは分からないけど
遠いおかげで近くなれるから

同じ月を迎えて
同じ星座を辿って




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