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みんなが読んでいる本ぐらい、読んだほうがいいよ
話題になっている本を読む。
一見してこれは消費しているように見えますが、実はそうではない。
みんなが読んでいる本を読むべきなのにはちゃんと理由があります。
それは常識が身につくというもの。
本を読むことで知識が身につき、それによってつまらない失敗を減らせます。
メジャーな本に書いてあることはみんな知ってますから、読まずに失敗とかアホらしいです。
常識ぐらい覚えておけ
もしあなたが何かにチャレンジしようというのなら、該当する分野の人気の本はひととおり読んでおくべきでしょう。
分野ごとの常識やしきたりというものは抑えておく必要があって、理解するスピードの上昇、対人関係でしくじらないなどさまざまなメリットがあります。
本を読むにあたっては、紙の本を読むといいです。
紙の本というのは共通事項や昔から言われていることが書かれており、ハズさないというメリットがあります。ネットに上がっているものは断片的な情報がほとんどですから、はじめての分野については紙の本の方が安定です。
特にみんなが読んでいる本というのは、その分野の常識が書かれた本でもあります。あらかじめ読んでおくことで効率的な情報収集が可能になりますし、ちょっとしたミスであれば知識を付けることで防げてしまう。
他にも引用回数が多い文献についてはひととおり目を通しておきましょう。
知識があるだけで解決する問題も多い
逆に人気の本やレポート、論文を読まなかった場合、効率や安定性はいちじるしく低下します。
知識レベルで対処できる問題というのも数多く存在するので、読まれているものについては最低限読んでおくべき。これができないと苦労します。
どんな分野においても昔から変わらないことというのは存在します。
それは大抵本に書いてあることで、かつみんなできていないことも多いです。
たとえば大学では工学部は、下級生のうちはひたすら数学をやらされます。
専門的な領域というのはだいぶ後。それまでに気が遠くなるほど問題を解かされるんです。
そのような下積みにもちゃんと理由があって、それは基礎力が重要ということ。すなわち研究において基礎力がないがために、効率が悪化しているひとが多いのです。
ただ、こういうのは後になって気づくもの。
対策としてはあらかじめ別の分野でPDCAを回し、経験を得ることぐらいしかありません。
もしあなたが下積みの理由に早く気づけたのであれば、それはラッキーなこと。大半のひとは下積みの目的すら理解せずに終わるのですから、それによって差がつくのは当然です。
読んだらまとめをしろ
そういうわけで、みんなが読んでいるものについては目を通すようにしましょう。
その際、ノートにまとめるなどしてアウトプットすること。
これがあるとないとでは効率がちがってきます。
わたし自身も編集とかメディア論の本を読んでいますが、まとめないと覚えません。書かれていることがなかなか理解できず、できる限り効率化しなければならない。
すでに常識としてみんな知っていることなので、なるべくはやく飲み込みたいところです。
まとめる際にはノートだろうがブログだろうが何でも使います。
もはや手段なんて選んでいられません。自分にとって最良の手段を選び、実行していくのみです。
みんなが読んでいる本を読み、それをまとめる。
これができればどんな分野でも一定以上の結果は見込めます。
センスが必要だとか言われている部分についても、ある程度まではマニュアル化でなんとかなるもの。そこで本の内容をちゃんと理解していれば地に足の着いた判断ができます。
本を読んで知識を得たら、そこからさらに掘り下げて考えましょう。考えて自分のものにするというのはみんなやりませんが、やらないのであればそこはチャンス。
理解しにくいところを理解できれば、周囲に差を付けられます。みんながわからないところを理解することが差異につながります。
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