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マルチタスクのコツを言語化してみた

世の中にはマルチタスクということばがあります。複数の仕事を並行できるというやつ。

一日にひとつのことしかできない人間と、何個も仕事をこなせる人間。どちらがいい結果を残せるのは言わなくてもわかりますよね?

マルチタスクができない人間はできることが限られる。自分にリミッターをかけてしまい、やれることを狭めてしまう。

こんなので大成することがあるでしょうか。ありませんよね。

勉強にしろ仕事にしろ、やる順番というのは非常に重要です。同じ量の仕事をこなすにしても、そのやり方しだいでは時間やできの良さがちがってくる。

とくに時間というものは重要で、パパっとできるのとできないのとではその後の成長にすら関わってきます。


マルチタスクのコツとは?

マルチタスクのコツは大きくわけて2つ。

・すべての仕事内容を把握する
・集中できる環境をつくる

これらがカギとなります。

並行して仕事できないひとというのはこれらが下手で、最低限やれば誰でも一定以上の結果はついてきます。

自分や他人がうまくいっているようすを言語化・マニュアル化し、実践していく。これはマルチタスクについてもあてはまります。

しかしながら、これのできないひとのなんと多いことか。

以下、それぞれについて解説していきます。


すべての仕事内容を把握する

まずはじめに、仕事の内容を

・単純な作業なのか
・考えるタイプのものなのか

に分けましょう。

次にそれぞれについて、量が少ないものと多いものに分類。

分類をしたら仕事に移ります。

やる順番は

①単純で簡単な作業
②簡単な思考問題
③複雑な思考問題
④単純で量が多い作業

この順番でやってください。

最初2つはアップみたいなもの。これらをあとに残してしまうと疲れた体でやることになり、効率はガタ落ちします。

ミスも多くなり、いいことがひとつもない。簡単かつ軽い仕事はとっとと片付けちゃいましょう。

いちばん力を使いたいのが③。思考を要するものに全力を注ぐべき。

ここで体力の8割は飛びます。脳が使うエネルギーは意外と多く、数学の問題ですら消耗することからもわかるでしょう。

スケジュールを組むさい、ここでの消耗を考えるのは当然。前後には思考放棄でできるものをもってきましょう。

④の単純で量が多い作業は、思考で消耗しきった頭でもできるもの。表へのデータ入力とか。体力MAX時とあまり効率が変わらないので最後にまわすが吉。

もしその日じゅうに終わらないにしても、次の日に続きからやるのも容易です。

時間の使い方についてはこんな感じ。多くのひとがやるであろう時間のパターンで書きます。

10:00~12:00 ①、②
13:00~17:00 ③
17:00~19:00 ④

これに沿って動けば問題ないでしょう。大半のことは何とかなるはずです。
仕事好きはこれを引き伸ばしてください。基本的な流れは変わりません。


集中できる環境をつくる

マルチタスクといっても、いちどに複数の行為をやっているわけではないんです。複数の仕事をうまく配置し、ひとつずつ仕事をこなしているだけ。

そのため、やることは仕事が増えたとしても変わりません。いかに集中して仕事できるかがカギとなります。

集中力を高めるうえで、環境づくりは欠かせません。場所によってやる気も全然ちがってきます。こちらもまた重要です。

環境づくりのやり方は簡単。図書館で作業したり机のうえに余計なものを置かないなど、誘惑を排除しましょう。そのうえで加湿器などを配置し、気温や湿度を適切に保つ。これだけ。

ちょっと変えるだけでも効率はかなり上がります。密度が高まり、できることが増えてくる。迷っているのであればすぐに変えてしまいましょう。

ここでひとつ注意。

環境づくりをするうえでは投資を惜しまないように。

加湿器を買わなかったりして体調が悪く、仕事効率が落ちるというのでは元も子もない。そこでお金をケチると意味がなくなってしまうので、ケチらずにバンバンお金を使ってください。

ここに挙げた以外にも、集中できる環境づくりのやり方は各自知っているでしょう。みんながうるさいところでも勉強できるひとがいれば、図書館でしか仕事ができないひともいる。

自分がいちばん集中できるような条件を見つけ、それをトコトン再現しましょう。

以上、マルチタスクのやり方でした。複数の仕事を並行できるかどうかで、結果も大きくちがってきます。ここにあげたことを実行すれば、仕事の効率が上がることまちがいなし。明日から実践してみましょう。

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