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坂は地域資源 ~サイクルツーリズム編~

高山村ってどんなところ?とWebを検索をするとよくこんなことが書いてあります。

  • 長野県北東部にあり、長野市中心部から約20km

  • 日本列島の分水嶺をなす2,000m級の山々の西向き斜面に位置

  • 村域の約85%を森林・原野が占め、森林地域の多くが上信越高原国立公園に指定されている

  • 村内の標高差はおよそ1,600m

だいたいイメージ湧きますでしょうか。。。

そう、こんな感じ。

個人的なイメージです・・・

なので、村内にはたくさんの坂があります…というか、坂しかありません。しかも激坂です。
ここで生活する人たちは、仕事や学校に、くだって行ってはのぼって帰る、のぼって行ってはくだって帰る、の繰り返しの毎日だと思います。
私も含め、真っ平らな土地の都市生活に慣れた人にはなかなか想像がつきません。
生活者にとってはどちらかというとネガティブな要素になりがちなのでしょうか。
「坂のないところに住みたい…」といった声を複数の住民から聞いたことがあります。
※あと「雪の降らないところに住みたい…」という声と。

だけど、他と違った特徴をもっていると、ある人にとっては魅力的…というか、その特徴を好む人が世の中には必ず存在します。
特徴は必ず強みになる。

高山村で言うとサイクリストの方。

志賀高原など有名地から走って抜けてこられたり、雄大な自然や里山風景のなかを気持ちよく走れたり、 適度な?えげつない?アップダウンを楽しめたり…といったところが魅力なのでしょうか。
あと、人や観光地が密集しておらず、雷滝や山田牧場など小さな観光資源がポツポツと散らばっているのが、走ることと観光を両立できて「ちょうどいい」のかなとも思ったりします。
私は自転車ではなくRUNをするのですが、この「ちょうどいい」は大事。
観光するところが適度に離れてて、走って移動して回れるから成り立つ楽しみ方。

高山村はどれほどのサイクリストに知られているのでしょうか。
しまなみ海道や琵琶湖といった「聖地」と言われる土地とは比べちゃいけないんだろうけど、それほど多くの人が走りにきてる印象はなく、「知る人ぞ知る」存在なのかな…とも思ったりします。
※このあたり、サイクリストの方に聞いてみたいです。

村内のあちこちには、サイクルスタンドや工具の設置、ポンプの貸出、給水、トイレの利用などのサービスがある「サイクルオアシス」を設けるなど、サイクリストの方を一応歓迎しています…。

「一応」と書いたのは、そのあたりの推しが今ひとつ控え目な感じに思えるから。
サイクルツーリズムをガンガンやっていくぜー!なのか、わけあってちょっと微妙…なのか、果たして村の意識はどっちを向いてるのでしょうか。
※このあたり、村の事情をよく知る人に聞いてみたいです。

個人的には、やはり坂は高山村の貴重な資源。それを活かさない手はなく(というか手持ちの資源を使わずにおいておくほど村にゆとりがあるとは思えず)、より多くのサイクリストに愛される地を目指していくのが、村が活性化していく一つの道と思っています。

で、そんな高山村で「信州高山ヒルクライムチャレンジ2023」というなんともマニアックな大会が9月に開催されます。

全長20km超、高山村の下から上に向かって標高差1300mをひたすらのぼるという、坂好きの皆さんには超・魅力的な大会。
(一般の人から見えるとかなりクレイジーな大会とも…)
走り終わったら温泉入っておいしいもの食べて。
年に一回、高山村にサイクリストが集結する一大イベントで、村は準備に気合が入っています。

ただいま参加募集中、~8/10まで。

多くの方の参加をお待ちしております。


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