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株式会社オリエンタルランド、2024年3月期第2四半期決算


まとめ(所見?)

今期の業績は順調そのもの。成長投資も行われており、CFに対して注意を払っているように見えました。CFを上手く使ってくれるのではと期待しています。人気株の割にはPERがそこまで高くない(80倍弱)、3月に向けて株価も上昇傾向だと考えれば十分食指は動きます。しかし、5,000円当たりの見えない壁(見える)でごちゃごちゃして様々な思惑が交差してそうなので難しいところです。僕はお金があったら入ります。

決算のハイライト:

2024年3月期第2四半期の連結経営成績は非常に好調です。以下はその要点です。

  • 売上高: 284,330百万円(前年同期比 +39.3%)

  • 営業利益: 77,071百万円(+102.9%)

  • 経常利益: 77,745百万円(+101.5%)

  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 54,549百万円(+106.2%)

包括利益が前年同期比で111.4%も増加し、企業の健全な成長を示しています。

株主への還元:

1株当たり四半期純利益は前年同期比で倍以上に増加し、今期も安定した成績を予測しています。また、2023年3月期には40.00円の年間配当金が支払われ、2024年3月期も予想されています。

1. 売上高の増加

2024年上半期の売上高は前年同期比で約42.1%増加しました。この増加の背後にはいくつかの注目すべき要因があります。

2.⼊園者数の増加

  • 東京ディズニーリゾート40周年イベントによる増加

  • 海外ゲスト数の増加

  • 期間限定券種による増加

  • 制限緩和による増加

3. 新コンテンツ導入とゲスト1人当たり売上高の増加

2024年3月期第2四半期に追加されたコンテンツやイベントにより、ゲスト1人当たりの売上高も増加しました。各収入項目が増加し、ゲスト1人当たりの売上高は5.6%増加。

4. コストの増加と増益

コストは増加傾向にありましたが、売上高の増加により増益を達成しました。主なコストの増加要因:

  • 人件費の増加(在籍者数の増加、賃金改定による増など)

  • 諸経費の増加

  • メンテナンス費の増加

  • 販売促進費や研究開発費の増加

この結果、テーマパーク事業とホテル事業の営業利益は前年同期比でそれぞれ100.8%と92.8%の増加を記録しました。

通期業績予想の上方修正

事業別売上高

  1. テーマパーク事業

    • 修正予想: 4,916億円(前期比 +955億円、+24.1%)

    • 期初予想比較: 4,500億円(期初予想から +416億円、+9.3%)

  2. ホテル事業

    • 修正予想: 869億円(前期比 +130億円、+17.7%)

    • 期初予想比較: 788億円(期初予想から +80億円、+10.2%)

  3. その他の事業

    • 修正予想: 160億円(前期比 +29億円、+22.0%)

    • 期初予想比較: 150億円(期初予想から +10億円、+6.7%)

配当について

年間配当金予想

  • 期初予想から2円増配し、年間配当金は1株当たり11円を予想。

  • 中間および期末の配当金もそれぞれ期初予想から各1円増配。

あの時

あの時一緒にディズニーに行くって約束した娘はいまはどうしてるのだろう・・・

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