【予想】エプソムカップ・函館スプリントステークス

1) エプソムカップ 予想

① 印と見解

◎ ジャスティンカフェ
☆ レインフロムヘヴン
☆ ガロアクリーク
☆ エアファンディタ

◎ ジャスティンカフェ
ここでは1枚も2枚も力が違うジャスティンカフェを本命とする。
昨年のエプソムカップは後方から馬場の悪い内を突くも最後は脚があがり4着だったが、正直あの騎乗では致し方のない内容だった。
その後毎日王冠(同じ東京1800mだがG2)ではサリオスと0.1差の2着で、後にマイルCS、香港C、大阪杯で2着に入るダノンザキッドに先着する立派な内容だっただけに、実力はG1級にも通じることを証明した。
毎日王冠の後はマイルCS6着(直線前がふさがる)、東京新聞杯4着(0.1差、直線前がふさがる)、ダービー卿CT2着(0.1差、直線進路が空くまでロス)と歯がゆい競馬で重賞タイトルには届いていないが、あとは結果だけついてくればよいという順番待ちの状況なのは間違いない。
今回は外枠を引けたうえに、程よく稍重馬場で直線馬群が開けることも想定できる。
頭となると不安はあるが、それでも馬券圏内は確実だろう。

☆ レインフロムヘヴン
【データ・メモ】エプソムカップ｜ムラマシ (note.com)で挙げたが、3勝クラスからの昇級組は不振であること、レーン騎手がこのレースで不振であることからデータ的に嫌いたくなるが、今年のレーン騎手は明確に東京コースを克服しており、後者のデータは目をつぶるべきと判断した。
また、昇級組の不振についても、3勝クラスは0.2差快勝で明らかに力は上で、内側の枠を引けた点と今回は前に行く馬が非常に少ないことからこの馬が好位につけてロスなく競馬を進めることが出来そうなことから、買い目に含めることとした。
稍重でややスタミナが求められそうな点も2400mで勝っているこの馬にはプラスと考えた。

☆ ガロアクリーク
昨年2着に入ってから脚部不安で1年間の休養を余儀なくされたが、鉄砲駆けができる点とスプリングS勝ち・皐月賞3着の実績から軽く扱えないことから相手に選択する。
【データ・メモ】エプソムカップ｜ムラマシ (note.com)で挙げた通り、当レースは高齢の実績馬が復活して穴をあけるパターンが多く、すでに昨年このレースで穴をあけているものの今年も再現があってもおかしくない。

☆ エアファンディタ
【データ・メモ】エプソムカップ｜ムラマシ (note.com)ではデータ的に良かった前走都大路Sを勝っての参戦。
その内容も前・内の2・3着馬を外から大外一気で差し切る力が一枚違う内容だった。
前走で下したアドマイヤハダルはその後鳴尾記念でも3着に入っており、重賞でも通じることの裏付けとなった。
絶好調の戸崎騎手が、ここでも決める可能性は高い。

② 買い目

馬連ボックス 5.9.12.15
3連複ボックス 5.9.12.15
ワイドながし 15-5.9.12
※ワイド馬券の金額比重を多めに

2) 函館スプリントステークス 予想

① 印と見解

◎ ブトンドール
☆ リバーラ
☆ ヴァトレニ
☆ キミワクイーン

◎ ブトンドール
【データ・メモ】函館スプリントステークス｜ムラマシ (note.com)で掲載したが、とにかくハンデの軽い3歳馬（特に牝馬）が有利で、その傾向に則り本命は3歳牝馬のブトンドールとする。
昨年の函館2歳Sで勝利し、すでにこの舞台適性は証明済み。
その後、ファンタジーSでは脚を余し2着だったが短距離適性を示した。
フィリーズレビューではうまく操作ができず、直線では全く追わず6着フィニッシュだったが、その後明らかに距離が長い桜花賞では9着もそこまでひどい内容ではなく一定の力を示していた。
ビッグアーサー産駒でスプリント路線に切り替え、ここから秋のスプリンターズSを目指してほしい。

☆ リバーラ
同じく3歳牝馬から選択する。
ファンタジーS勝利を最後に好走が出来ていない状況だが、52キロで先行できれば簡単に止まらないだろう。

☆ ヴァトレニ
函館では昨年青函S(オープン)で0.3圧勝実績があり、抜群の適性を持っている可能性がある。
函館以外でも小倉の北九州短距離Sで勝利しており、着実に力をつけている。

☆ キミワクイーン
函館は初めてだが、札幌(同じく洋芝)の2勝クラスで昨年0.3差圧勝実績がある。
その後もオープンまで上り詰め、前走春雷Sでは快速マッドクールを追いかけてタイム差なしの接戦まで持ち込んだ。
前に行く馬ではこの馬が地力が上とみていいだろう。

② 買い目(2023/6/11 14:50 単勝追加)

馬連ボックス 8.13.14.15
3連複ボックス 8.13.14.15
ワイドながし 13-8.14.15
※ワイド馬券の金額比重を多めに
単勝13
※思ったより倍率が高いので追加