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【データ】焼き肉屋アンバサダー 松山弘平騎手

① 前書き

驚くようなニュースが飛び込んできた。
なんとあの3冠牝馬ジョッキーの松山弘平騎手が焼き肉屋のアンバサダーに就任したというのだ!

JRA所属騎手松山弘平選手 焼肉すだく浮世𠅘公式アンバサダーに就任 - 近江牛で夢中に働ける場所を創る総合近江牛商社の採用サイト (omigyucorp.co.jp)

ぜひ栗東にある焼肉すだく焼肉すだく浮世𠅘で松山弘平騎手のコース(8000円)を食してみたいのだが、残念ながら関東に住む以上は時間とお金の確保が必要なようだ。
こうなったら、松山弘平騎手で一発儲けるしかないと思い、これまでの騎手シリーズのように色々調べてみた。
※データ対象:2020/1/1~2023/8/23

② 馬質で区切った分析

人気馬(1~4人気かつ1.0倍~6.9倍)に騎乗した際の成績を見ると、勝率・連対率・単勝回収値は全頭(平均)を上回っている一方で、複勝率・複勝回収値は下回っている。
人気馬については3連系の軸よりも単式の頭や連系馬券のほうがよさそう。
人気薄(7~12人気かつ15.0倍~99.9倍)に騎乗した際の成績をみると、どの項目においても全頭(平均)を下回っている。
ざっくり全体でみると、人気薄では期待ができないようだ。

③ 芝のレース

芝のレースを各距離カテゴリで区切って分析してみる。
まず芝1000~2500mにおいては一部全頭(平均)を上回っている項目があるものの、基本的には厳しい結果となっている。
2020年にデアリングタクトで3冠牝馬を達成しただけに、もしかしたら騎手の名前だけで売れている要素もあるのかもしれないが、複勝率がいずれも低く、馬券の軸としては非常に厳しい。
一方で2600以上の長距離においては勝率・連対率・単勝回収値が全頭(平^均)を上回っているため、このカテゴリにおいては勝負強いといえそうだ。

④ ダートのレース

一方ダートにおいては優秀。
まず短距離(1000~1500)においては人気馬で優秀な数値を各項目示しており、軸(特に単式馬券の頭や連系馬券の軸)で信頼できるといえそうだ。
そして最も優秀なのが1600~2000の距離で、このカテゴリではすべての項目が全頭(平均)を上回っており、最も得意な条件と言ってもよさそうだ。
2100以上においては人気馬の勝率・複勝率・複勝回収値が上回っており、悪くはない。


⑤ まとめ

ダートの1600~2000においては非常に強いと覚えておいてもよさそうだ。
それ以外はイマイチな結果となったが、30代の半ばの中堅騎手の域に入りつつある松山弘平騎手。
それこそ初のG1勝利となったアルアインの皐月賞では非常に強気な騎乗でレース後に某外国人騎手から中指を立てられたほどの激しいレースを勝利した、見た目とは正反対の闘志あふれる騎手であることはわかっている。
騎手人生においてはこれからが正念場、頑張ってほしい。

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