見出し画像

【データ】NHKマイルカップの傾向分析 過去10年で人気/人気薄別に色々しらべてみました(枠順、年齢、ローテ、他)

※スキ♡いただけると励みになります!よろしくお願いします😊

天皇賞・春は先週の当記事のデータ上はほぼ完ぺきだったテーオーロイヤルを本命にしながらも、普段通りに単複やワイドを買わずに馬連と3連複で責めて2着抜けという大失敗に終わりました。
が、傾向調査は決して無駄ではなかったようなので、引き続きこのシリーズは進めようと思います。(youtubeもこのシリーズは需要があるようです)

さて、今回はNHKマイルカップですが、過去10年のうち昨年以外はすべて良馬場。昨年も結構降ったような気がしましたが稍重に留まっていました。今週は良馬場想定ですが、昨年=最も近いデータということで含めて2014年以降のNHKマイルカップを対象に傾向を調べてみました。

過去振り返り

単勝一桁台の馬の馬券内率は半分以下、過去10年で馬券内に入った馬は単勝一桁台が15頭、二桁台が15頭とイーブン。穴馬の台頭もありうるレースとして考えたほうが良さそうではあるが、そのあたりは中身を見てからにしておきたい。

単勝オッズ9.9倍以下で1~3着の馬

単勝オッズ9.9倍以下で4着以下の馬

単勝オッズ10倍以上で1~3着の馬

東西

人気馬(単勝一けた台)は関西馬のほうがやや優勢だが、関東馬がひどいというわけでもない。
人気薄(単勝二桁台)もそこまで差がないのであまり意識する必要はなさそうだ。

枠順 ※注目

人気馬(単勝一桁台)は外枠のほうが安心。内枠は少し不安だが、全くこないというわけではない。迷ったら外枠ベターくらいに覚えておくとよい。
人気薄(単勝二桁台)もやや外枠のほうが優勢。6枠から人気薄の馬が3勝しているのは注目。(ケイアイノーテック、ラウダシオン、シャンパンカラー)

間隔 ※注目

このあと登場する前走レース別の傾向が密接にかかわるものの、基本的には前走間隔が狭いほうがよいのは人気馬も人気薄も同じ傾向の模様。
10週以上の間隔で馬券内に入ったのは、旧アーリントンCから直行したミッキーアイルのみで、共同通信杯から直行したアヴニールマルシェ、イモータル、クイーンCから直行したテトラドラクマ、朝日杯から直行したセリフォスが馬券外に人気(単勝一けた台)で飛んでいる。

明け○戦

秋以降からコンスタントに使われていたアドマイヤマーズとダノンスコーピオンが明け5戦で勝利。このデータは人気馬だと100%だが2例しかないのと朝日杯でも好走していた実力馬であることを踏まえると、そこまで○戦目がプラスに働いたのかというと考えにくい。(明け2戦目も結果を出しているので)
人気薄もそこまで偏った傾向ではない。あまり気にしなくてよいだろう。

前走レース ※注目

人気馬は皐月賞・桜花賞のG1、およびアーリントンCからの直行馬は好走率が高く、それぞれ3頭ずつが結果を出している。
皐月賞・桜花賞の好走馬で人気を集めている馬は単純に能力が高く、アーリントンCは阪神1600で府中と同じく直線が長いコースでの好走から人気を集めているケースが多く、適性の高さがリンクしていると思われる。
なお、皐月賞から直行した馬で人気を裏切ったのは、惨敗からの巻き返しが期待されたロサギガンティア、アウトライアーズ、ダノンタッチダウン、桜花賞から直行で裏切ったのが、カラクレナイ、グランアレグリア。
先に挙げた4頭は本番で馬券外に飛んだがトライアルやマイル以下の距離での重賞実績から巻き返しが期待されたパターンだが、やはり本番でも馬券内に入るくらいのパフォーマンスがないと安心できないということだろう。グランアレグリアは桜花賞圧勝からの惨敗だったが、あれは正直騎乗ミス。(包まれて強引な騎乗で降着)
アーリントンCはレベルの見極めをするしかなさそうだが、今年はG1からの強豪参戦に加え、アーリントンC自体は1勝クラスを勝ち上がったばかりのディスペランツァが人気に応えて勝利する程度のレベルだっただけに、厳しいのではなかろうか。
一方で人気薄に関しては、母数の問題でNZT組だが、率はあまり傾向がない。穴馬探しは別の切り口がよさそうだ。

前走着順 ※注目

前走勝ち馬よりも僅差で負けていた馬のほうがよさそうだが、これは桜花賞・皐月賞組で頑張っていた好走馬。前走10着以降からはさすがに厳しいようだが、基本的に前走しっかり走っていれば合格ととらえておけばよさそう。
人気薄もほぼ同様、惨敗からではなく惜敗からの巻き返しに期待。

前走着差 ※注目

同様に僅差負けのほうが良さそうで、0.0~0.5くらいの負けが合格圏内だろう。特に皐月賞・桜花賞での僅差負けは強さの証である。
人気薄についてもこれは傾向といえそうで、前走僅差負けにもかかわらず、人気を集めていない馬は巻き返しによる波乱を狙ってみるのが馬券的には面白そうだ。
昨年のシャンパンカラーやウンブライルは前走NZTで僅差負けだったが、人気はそれぞれ8、9人気だった。この2頭は東京実績があったことも覚えておくと面白いかも。

前走脚質

人気馬は前走逃げか差し、なぜか先行・追い込み馬は劣るが、傾向としては説明が難しい。
人気薄については前走で先行・追い込みがよいが、これも説明が難しい。ただ、逃げ馬は厳しいようだ。追い込み馬は勝ち切れないながらも6例の食い込みがあるので、面白そうではある。

前走上がり順位

人気馬は前走上がり1位の馬が不振傾向、上がり順位の高さで人気になるような馬は疑ったほうがよさそうではある。
人気薄については上がり1位の馬も良いが、4~5位もよい。一方で6位以降は苦戦傾向なので、こちらは上がり上位のほうがよさそうだ。
つまり、軸として信頼するための前走上がり1位というよりは、紐に含めて面白い前走上がり1位と覚えておいたほうがよさそう。

乗り替わり ※注目

人気馬は継続騎乗が圧倒的に強く、一方人気薄は乗り替わりのほうが好走しやすい。
思った以上に差があるので、これは覚えてほいたほうがよさそうな傾向ではある。
そういう意味では桜花賞2着のあの馬は、乗り変えないほうが良さそうな気がするが・・・。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?