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フェブラリーS

前書き:福永祐一騎手


福永祐一騎手の日本での騎乗が明日で終わる。
明日はフェブラリーSだが、福永祐一騎手は2005年にメイショウボーラーでこのレースを制している。
このレースがあった日、身内で不幸があったので凄く記憶に残っているのだが、ちょうど大学の冬休みの帰省中で実家のテレビで観てました。
レース展開はディフェンディングチャンピオンのアドマイヤドンが大出遅れ、道悪の高速馬場で1番人気のメイショウボーラーが悠々と逃げ切る内容でした。
2005年、福永祐一騎手はこのレースを皮切りに桜花賞、NHKマイルカップ、オークス、朝日杯FSと年間でGI5勝。
岡部幸雄騎手がこの年に鞭を置いたが、新たなトップジョッキーが生まれ変わるように誕生したかと思わせるような印象的な年でした。
福永祐一騎手、馬券的には相性の悪い騎手でしたが、サインも戴いたことがあり、紳士的な騎手でした。
明日の騎乗が無事に終えて、調教師として新たな活躍をされる姿を楽しみにしてます。

フェブラリーS 予想

◎ レモンポップ
○ メイショウハリオ
☆ ショウナンナデシコ
☆ ソリストサンダー

◎4-7 レモンポップ 坂井

チャンピオンズCの上位、川崎記念の上位、そしてマイルで負かされたことがあるギルテッドミラーが回避し、根岸Sを快勝したこの馬が一強の様相となった。過去10年で、その年の根岸S3着以内は(3.2.3.13)、上がり3位以内は(3.1.2.10)、前年の武蔵野S3着以内は(2.2.3.16)、上がり3位以内は(2.1.2.14)はまあまあに見えるが、近年はさらに好走率は上がっている(サウジの遠征増加、中距離組の専門化が進んだからと推測)。しかし、唯一武蔵野Sで負けたギルテッドミラーがいないとはいえマイルで負けたことがあり、根岸Sでリベンジした内容からやはりベストは1400にあると思われる。馬券圏内に入る可能性はかなり高いとみているが、何かに差されるのではと疑いたくなるのは事実。複式馬券の軸候補。

○3-6 メイショウハリオ 浜中

前年の帝王賞の3着以内馬(当馬は勝ち)は(1.3.0.8)、前走の東京大賞典の3着以内馬(当馬は3着)は(1.2.1.8)とまあまあ。だが今年のメンバーレベルの低さでは他の馬が同等のデータを持つレベルになく、この馬の戦ってきた相手を考えるとかなりの相手弱化となるだけに、単純な力比べなら勝ち負けレベル。あとは適性だが、レースぶりを見ると置いてかれそうな気もするが、当馬は過去に東京1600の勝ち実績があり、1400も勝っている。パイロ産駒も距離は短い方が成績が良い。であれば今回は上位争い濃厚とみた。

☆5-9 ショウナンナデシコ 横山武

昨年のかしわ記念(混合GI)では牝馬ながらも0.3差の快勝。ちなみに前年のかしわ記念3着以内の馬は(1.4.1.9)と結構良い成績。しかし秋以降は1800とはいえ牝馬相手で3着続きで不振、東京大賞典6着だった。好調時のパフォーマンスに戻せるかどうかだが、今回はマイルに短縮され、先行馬もそこまで多くないメンバー構成。現時点で稍重(明日に回復の可能性はあるが)の軽い馬場はかしわ記念当時のパフォーマンスに繋がる可能性はある。人気もなく、相手は牡馬とはいえかなりレベルは低いので、紐に含めたら面白い存在ではある。

☆6-11 ソリストサンダー 菅原

昨年のフェブラリーSは4着だが、内の先行馬が上位の中、この馬は外を回しての内容だった。一昨年の武蔵野Sを勝利しており、この舞台は得意。ただ、昨年の南部杯は途中アクシデントがあり7着敗退、そこからの直行ローテはやや気になる。今年は昨年よりも良い着順が望めるレベルの低いメンバー構成なので、ひも候補。

買い目

馬連6-7
馬連ながし7-6.9.11
馬連ボックス6.7.9.11
ワイド6-7
ワイドながし7-6.9.11
ワイドボックス6.7.9.11
3連複2頭軸6-7-9.11
3連複1頭軸7-6.9.11
3連複ボックス6.7.9.11
※ 要するに印が上の馬を厚めに買います

全頭メモ(印以外の馬)

※本当にメモなので見栄えはご容赦ください。

1-1 ジャスパープリンス 田中勝
近走成績が不振、距離延長かつ相手強化でさすがに厳しい。見送り。

1-2 シャールズスパイト モレイラ
米国の芝GIを勝っていてダート(土)もそれなりの実績がある馬らしいが、当然日本のダート(砂)は未知数。今年のメンバーレベルだと勝たれる可能性もなくはないが、人気も集めてるようで積極的に買う気にはなれない。モレイラ人気も含まれていそう。

2-3 ケンシンコウ バシュロ
根岸Sで上がり2位とのことで、過去10年で(3.1.2.10)とまあまあの成績。ただ、買い材料はそれくらいしか見つからず、根岸Sの内容からフェブラリーSの距離延長がプラスに働いたとしても果たして力が通じるかと言えば、たとえ今年のメンバーでも疑問。

2-4 ドライスタウト 戸崎
前走リステッドのすばるSは進路取りに手間取りながら2着。まともならバトルクライとは際どかったのでは。その勝ったバトルクライは根岸S3着で、今回のメンバーで圏内に入ってもおかしくないレベルだが、やはりドライスタウト自身の距離ベストは現時点では1400にありそうで、相手強化+距離延長の2つの壁が存在する割には人気を集めている。ちなみに戸崎はレモンポップではなくこちらに騎乗するが、選んだのではなく出走を先に決めたのがこちらであることが経緯とのこと。

3-5 オーヴェルニュ 福永
引退の福永最後の国内GIとのことで注目は集まるが、同馬ベストの中京でもパフォーマンスを落としつつあり、東京1600で一変するかといえば疑問。

3-6 メイショウハリオ 浜中
※ 予想本文をご覧ください

4-7 レモンポップ 坂井
※ 予想本文をご覧ください

4-8 アドマイヤルプス 内田
東京ダートが得意でオープンのアハルテケSまでは飛ぶ鳥を落とす勢いの上がり馬だったが、リステッドに挑戦してから苦戦が続いている。さすがにさらに格上のこの舞台では厳しいと判断する。

5-9 ショウナンナデシコ 横山武
※ 予想本文をご覧ください

5-10 テイエムサウスダン ルメール
昨年のフェブラリーSは岩田騎手が途中でハナに立つ好騎乗が功を奏し2着。しかし、秋に美浦に転厩後は不振。前走の根岸Sはルメール騎乗で惨敗だった。前年のフェブラリーSで5着以内(2.4.2.20)なので気にはなるが、やはり転厩と乗り替わりを考えると昨年程のパフォーマンスを発揮できるか疑問。紐に入れても良いと思うが、積極的に買う気にはなれない。

6-11 ソリストサンダー 菅原
※ 予想本文をご覧ください

6-12 セキフウ Mデムーロ
ユニコーンSの2着は輝かしいが、それ以外は苦戦中。すばるSは完敗で、さらなる相手強化はたとえユニコーンSで実績のある1600に延びたとしても厳しいのでは。

7-13 スピーディキック 御神本
地方のダート重賞を連勝(しかも圧勝)しての参戦。今年のメンバーならと期待したくなるが、中央のこの舞台は一気の相手強化もあるが、その適性も不明。見送り。

7-14 ヘリオス 武豊
短距離で実績を積み上げてきた馬だが、昨年の南部杯ではカフェファラオとタイム差なしの2着健闘。ただやはり根岸Sの負けっぷりからこの舞台(東京マイル)への適性に疑問符がつくのと、相手強化はやはり壁が高い。

8-15 レッドルゼル 川田
一昨年は4着、昨年は6着。昨年は馬場が速くなり、スピードが求められる馬場ならと本命にしたが、末脚が伸びなかった。陣営は良馬場のほうが良いとコメントしているが、仮にそうだとしてもその場合はスタミナが求められるので距離の壁が立ちはだかるのでは。今年のメンバーレベルだと馬券内もありそうだが、やはりマイルは距離が長いと判断した。

8-16 ケイアイターコイズ 横山和
近走は安定しているが、オープンの1400以下のもの。今回は距離も延びて相手強化。見送りが妥当。

フェブラリーSデータメモ

※本当にメモなので見栄えはご容赦ください。馬名の右にある着順がその年の結果です。左側はデータ参照レースの着順または上がり順位です。

その年の根岸Sで3着以内
(3.2.3.13)

該当馬
レモンポップ

2022
1着 テイエムサウスダン 2着

2021
1着 レッドルゼル 4着
2着 ワンダーリーデル 3着

2020
1着 モズアスコット 1着

2019
1着 コパノキッキング 5着
2着 ユラノト 3着

2018
1着 ノンコノユメ 1着
2着 サンライズノヴァ 4着

2017
1着 カフジテイク 3着
2着 ベストウォーリア 2着
3着 エイシンバッケン 4着

2016
1着 モーニン 1着
3着 グレープブランデー 11着

2015
2着 ワイドバッハ 6着
3着 アドマイヤロイヤル 12着

2014
1着 ゴールスキー 10着
2着 ノーザンリバー 4着
3着 シルクフォーチュン 15着

2013
2着 ガンジス 10着
3着 セイクリムズン 4着

━━━━━━━━━━━━━━━
その年の根岸S上がり3位以内
(3.1.2.10)

該当馬
ケンシンコウ
レモンポップ

2022
2位 テイエムサウスダン 2着
2021
1位 ワンダーリーデル 3着
2位 レッドルゼル 4着
2020
2位 モズアスコット 1着
2位 ワンダーリーデル 4着
2019
2位 モーニン 4着
1位 コパノキッキング 5着
2018
1位 ノンコノユメ 1着
3位 サンライズノヴァ 4着
2017
1位 カフジテイク 3着
2位 エイシンバッケン 4着
2016
3位 モーニン 1着
2015
1位 ワイドバッハ 6着
2014
2位 ゴールスキー 10着
1位 シルクフォーチュン 15着
2013
3位 テスタマッタ 7着

━━━━━━━━━━━━━━━
前年の武蔵野Sで3着以内
(2.2.3.16)

該当馬
レモンポップ

2022
1着 ソリストサンダー 4着
2着 エアスピネル 9着
2021
1着 サンライズノヴァ 11着
2着 ソリストサンダー 8着
3着 エアスピネル 2着
2020
1着 ワンダーリーデル 4着
2着 タイムフライヤー 5着
2019
1着 サンライズノヴァ 7着
2着 クインズサターン 11着
2018
1着 インカンテーション 3着
2017
2着 ゴールドドリーム 1着
3着 カフジテイク 3着
2016
1着 ノンコノユメ 2着
2着 タガノトネール 6着
3着 モーニン 1着
2015
1着 ワイドバッハ 6着
3着 グレープブランデー 4着
2014
1着 ベルシャザール 3着
2着 アドマイヤロイヤル 14着
3着 ベストウォーリア 13着
2013
1着 イジゲン 12着
2着 ガンジス 10着
3着 ダノンカモン 8着
━━━━━━━━━━━━━━━
前年の武蔵野Sで上がり3位以内
(2.1.2.14)

該当馬
レモンポップ

2022
2位 ソリストサンダー 4着
2021
1位 サンライズノヴァ 11着
2位 ソリストサンダー 8着
2位 ワンダーリーデル 3着
2020
1位 ワンダーリーデル 4着
3位 タイムフライヤー 5着
2019
1位 サンライズノヴァ 7着
2位 クインズサターン 11着
2018
2位 ノンコノユメ 1着
2017
1位 カフジテイク 3着
2位 ゴールドドリーム 1着
2016
1位 ノンコノユメ 2着
3位 タガノトネール 6着
2015
1位 ワイドバッハ 6着
2014
1位 ゴールスキー 10着
2位 アドマイヤロイヤル 14着
2013
1位 イジゲン 12着
3位 ガンジス 10着
3位 ダノンカモン 8着

━━━━━━━━━━━━━━━
前走すばるS組
(0.0.0.3)

該当馬
ドライスタウト

2019
1着(3位) サクセスエナジー 8着
2015
1着(1位) レッドアルヴィス 14着
2014
1着(2位) ベストウォーリア 13着

━━━━━━━━━━━━━━━
前年の東京大賞典で3着以内
(1.2.1.8)

該当馬
メイショウハリオ

2020
2着 ノンコノユメ 8着
3着 モジアナフレイバー 6着
2019
1着 オメガパフューム 10着
2着 ゴールドドリーム 2着
2018
2着 サウンドトゥルー 8着
3着 ケイティブレイブ 11着
2017
3着 サウンドトゥルー 8着
2015
2着 コパノリッキー 1着
2014
1着 ホッコータルマエ 2着
2着 ワンダーアキュート 6着
3着 ニホンピロアワーズ 8着
2013
3着 ワンダーアキュート 3着

━━━━━━━━━━━━━━━
前年の帝王賞で3着以内
(1.3.0.8)

該当馬
メイショウハリオ

2020
3着 ノンコノユメ 8着

2019
2着 ケイティブレイブ 2着

2017
1着 コパノリッキー 14着
2着 ノンコノユメ 7着
3着 サウンドトゥルー 8着

2015
1着 ワンダーアキュート 9着
2着 コパノリッキー 1着

2014
1着 ホッコータルマエ 2着
2着 ニホンピロアワーズ 8着
3着 ワンダーアキュート 6着

2013
2着 エスポワールシチー 2着
3着 テスタマッタ 7着

━━━━━━━━━━━━━━━
前年のフェブラリーSで5着以内
(2.4.2.20)

該当馬
2着 テイエムサウスダン
4着 ソリストサンダー

2022
1着 カフェファラオ 1着
2着 エアスピネル 9着
5着 レッドルゼル 6着

2021
3着 サンライズノヴァ 11着
4着 ワンダーリーデル 3着

2020
1着 インティ 14着

2019
1着 ノンコノユメ 13着
2着 ゴールドドリーム 2着
3着 サンライズノヴァ 7着

2018
1着 ゴールドドリーム 2着
2着 ベストウォーリア 10着
5着 ニシケンモノノフ 16着

2017
1着 モーニン 12着
2着 ノンコノユメ 7着
3着 アスカノロマン 15着
4着 ベストウォーリア 2着

2016
1着 コパノリッキー 7着
3着 ベストウォーリア4着
4着 グレープブランデー 11着
5着 ローマンレジェンド 9着

2015
1着 コパノリッキー 1着

2014
3着 ワンダーアキュート 6着
5着 シルクフォーチュン 15着

2013
テスタマッタ 7着
シルクフォーチュン 5着
ワンダーアキュート 3着
ダノンカモン 8着
エスポワールシチー 2着

━━━━━━━━━━━━━━━
前年のかしわ記念で3着以内
(1.4.1.9)

該当馬
ショウナンナデシコ
ソリストサンダー
テイエムサウスダン

2022
2着 ソリストサンダー 4着
3着 インティ 11着

2021
1着 ワイドファラオ 14着
3着 サンライズノヴァ 11着

2020
2着 インティ 14着

2019
1着 ゴールドドリーム 2着

2018
2着 インカンテーション 3着

2017
1着 コパノリッキー 14着
3着 ベストウォーリア 2着

2016
2着 ベストウォーリア 4着

2015
1着 コパノリッキー 1着
3着 ワンダーアキュート 9着

2014
1着 ホッコータルマエ 2着

2013
1着 エスポワールシチー 2着
3着 テスタマッタ 7着

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