SHOW BY ROCK!! 3969 Festival ~10th Anniversary~

ショウバイロック10周年記念アニバーサリーライブ!!!

なんて言っても、僕はそのうち2年くらいしか関わっておりません。

僕がショバロに出会ったのは2020年6月くらい、当時僕はマキシマムザホルモンにハマったばかりでCDを買い集めDVDを買い漁り、YOUTUBEでバンド名検索して色んな動画を見て、それはそれは熱い時期でありました。

そんな折、新しく出てきた情報の中で、ホルモンが音ゲーにタイアップバンドとして参加する、というものがありました。

その時の僕は、ホルモンに関することならなんでも飛び込んで行ってしまうような勢いのついていた時期で、勿論一切の躊躇なくSHOW BY ROCK~Fes A Liveをダウンロードしてプレイしてみました。

正直、最初の印象は特別良かったわけではありません。

ホルモンの楽曲を音ゲーでプレイできるのは面白かったし楽しかったですが、僕はそもそも音ゲーが苦手でHARDもまともにプレイできませんでしたし、NORMALも結構ミスしてたので、「譜面叩きが楽しい」という感じは得られませんでした。

加えて、根本的な問題としてSHOW BY ROCKを全く知りませんでした。

音ゲーですから、音楽を基本としたコンテンツなのは分かっていましたが、出てくるキャラクターが人間ではなく「ミューモン」という動物を擬人化したようなキャラクターたちであるのは勿論、音楽が物事の中心にある世界サウンドプラネットという世界の中のMIDICITYという都市での物語であるのも初めて知りました。

というか~Fes A Liveというアプリが、SHOW BY ROCKのスマホゲーとしては2代目であって、コンテンツ全体としてはそれまでに8年近くも歴史を重ねてきていたものだとは知りませんでした。アニメをやっていたことも知りませんでした。

全く未知の世界でしたね。

兎にも角にも。

ホルモン目当てであったとしても、せっかく始めたゲームですから、一通りチュートリアル(あったっけ?)など基本のやり方に沿ってプレイしてみました。

ショバロオリジナルの、色んな楽曲もプレイしてみました。

え、なにこれ、滅茶苦茶よくね…????



NO MUSIC NO LIFE!

などというほどではありませんが、僕の人生の中で音楽を聴く、カラオケで歌を歌う、ライブに参加して声を出したり踊ったりする、という音楽に絡んだあれこれのイベントはかなり大きな意義を持つ、人生を彩る非常に大切なものです。

とは言え、僕はあんまり沢山の音楽に親しんできたというわけでもありません。

僕自身は全く音楽に対する素養というものがなく、あの音がよい、あの声が良い、あの楽器が上手い、あの曲調が良い、みたいなのを見分ける耳はありません。

ライブが好きで、最近は良くフェスなんか行きますしフェスに行くのは最高に楽しいんですが、実はフェスって俺向いてないんじゃないかな、と思うこともあります。

というのも、好きなアーティストを見に行く分には問題ないんですけど、フェスですと数多のアーティストが演奏しているわけで、どちらかと言えば知らないバンド等の方が多いんですけど、そういう「初めましてのバンド」を聞いて「これはいい!!」と思えないんです。

それはそのバンドが悪いということでは全くなく、僕が「初めて聞く音楽を頭に定着させることが出来ない」人間だからです。


音楽的な良さ、というのを聞き分ける耳を持たない僕が何を頼りに音楽を聴いているかというと、「その曲を聴いたときに頭に浮かぶイメージ」みたいなものだったりします。

昼間だったり夜だったり、屋外だったり室内だったり、夏だったり冬だったり、流れていたり揺蕩っていたり、聞く曲によって様々なイメージ、風景、時折物語だったり、なんかそういう頭の中に浮かぶイメージ画像、イメージ映像みたいなものが、いかに心地よいか気分を駆り立てるか、ざわざわさせるか郷愁を抱かせるか、みたいなものを自身の中の評価として音楽を聴いています。

ただ、それをするには、一つの曲を何度も何度も繰り返し聞いて、曲の流れやテンポをつかみ、ある程度の歌詞を把握して視覚的イメージを作り上げていく作業が必要で、それがゆえに「初めての曲」は全くイメージを作り上げることが出来ないんですね。


好きなアーティストの新曲、なんてものだって実は最初は全く良いと思えず、それでも「このアーティストの曲は聞きこめば“いつもの素晴らしいイメージ”見せてくれる」という信頼関係があり、またその好きなアーティストの持つ普段からの技法や癖や、ずっと親しんで来た彼ら独特のフレーバーを知っていればこそイメージが掴みやすいため、「何度も聞いてりゃ好きになるだろ」と結構無理目に聞きこんでイメージを定着させたりするんですね。

いわんや、知らないバンドの曲をや。


そんなわけで、僕は広く音楽を聴くことがあまり得意ではなく、どうしても「狭く、深く」という感じになってしまいます。いったん好きになると、100回でも1000回でも同じバンドの曲を聴いてるんですけどね。

でも、それも勿体ないよな、という気持ちも持ち合わせています。

マキシマムザホルモン、というバンドは、2020年かその前の年くらいに好きになりましたが、実はそれ以前にフェスで2~3回は目の前で見てるんですよね。

それが上記の理由で全く記憶に残らず、今考えれば滅茶苦茶勿体ないけど殆ど聞き流していて、色んな理由で好きになってから考えると、「なんでこんな素晴らしい曲をちゃんと聞いてなかったんだろう」と思ってガッカリします。

そうしてみると、自分は「滅茶苦茶良い曲なのに知らない曲とかいっぱいあるんだろうな」なんて頭の中では思ってるんですよね。ただ、だからと言って色んなバンド色んな曲を聴きこんでいくには時間もお金も情報も無く、どうしても最初の数回は楽しく聞けないから「だったら、知ってる今大好きなアーティストの曲を聴いてればいいかな」となってしまうんですね。

好きなアーティストは5組くらいしかおらず、また僕自身が46歳ですからそんな僕が好んで親しんでるアーティストさんたちも結構高齢の方が多く、それほど沢山ライブをやってはくれません。

ライブは好きだけどさほど行く機会は無く、もっといろんなバンドが好きだったらライブいけるのになぁ、と言う無念さはあったりしますね。


という中で、SHOW BY ROCK~Fes A Liveというゲームの話です。


音ゲーの性質上、同じ曲を何回もプレイすることになります。今遊べるの南極くらいなんだろう、数百曲とかあるのかな?

イベントが始まると(と言うかほとんどの時間がイベント中だ)十数曲が課題曲として設定され、ゲーム内で「よいもの」を得るためには課題曲をやることが推奨されるので、どうしても同じ曲を沢山プレイするわけです。

そうしていると、「イメージの定着」が容易にできるんですよねw

そして、そのイメージがとても良質で好みなものでした。

さらに、同じアーティストの曲を繰り返し聞くという僕の音楽の聴き方ですと、どうしてもたまに「最近この人の曲ばかりで流石にちょっと食傷気味」みたいになることがあったりするんですが、ショバフェスの場合ですと、その中で複数のバンドが設定されていて、みんな色んな個性と味付けを持った楽曲が作られていて、全然飽きないのです。

可愛いからカッコいいから、あざといからダサカッコいいからw、技巧を凝らしてたりシンプルにド直球だったり、甘かったり辛かったり、本当に色が様々で、そしておそらくは作り手もすごいんでしょう、聞けば聞くほどこれは素晴らしい楽曲だ!と思ってしまいました。


ゲームを始めたときは「何このキャラ変なの」とか「バンドゲームなのにギター4人とかドラム3人とか編成する方が沢山ポイントとれるし意味わからん」とか、結構斜めに見ながらゲームしてたんですが、兎に角ゲーム内の音楽の良さが秀逸で、まずはそこからどんどん好きになっていきました。

そうするとそれがゲームをするモチベーションとなり、ゲーム内のストーリーを追ってみたり、バンドごとのお話を読んでみたり、次第にSHOW BY ROCKというコンテンツそのものの内容に親しみだし、キャラクターたちに愛着が沸き、気が付けばゲームをプレイしない日はない、という程度には好きになっていました。


そして、気が付けば作中の音楽を沢山買い集め、SHOW BY ROCKというプレイリストを作って聞き続けるようになっていきました。

僕の好きな音楽の入り口は、多くは「カラオケで歌いたい」なので、どうしても男性ボーカルの曲を聴きたくなり、ゲーム中ではほわんや吽ちゃんが可愛いな~と思いながらも、購入した曲はYOKAZEの曲だったりどこ指の曲だったり、ゲームに忍迅が実装されれば彼らの曲を、アルカレが気になればアルカレの曲を、と少しずつ買い集め、そのうち我慢できなくなってBEST盤4作を購入。

最終的には、僕はアニメを基本的に見たくない信条の人なんですがw、4期のアニメを見てみたり、Blu-rayを買ってみたり。Blu-rayに関しては、買わないと聞けない曲のCD入りだったから、なんてのもあり(あとライブの優先申し込みチケット)。

そうこうしていると、もう男性ボーカル曲とかそんなの関係なく、今はほぼ全てのショバロ曲を愛し、聞き続けている日々となっています。


こうして、無事「ロッカー」となった僕が求めるのは当然「ライブ」です。

折角沢山の楽曲を好きになったのだから、ライブに行きたいのは当然です。

しかし、世の中はコロナ禍真っ最中でした。


ショバロには「3969(さんきゅーろっく)」というライブイベントが、おそらく毎年?あるのだと勝手に理解しているんですが、それが2020年も2021年も、開催はされたものの客を入れないオンラインライブであり、当然見には行けませんでした。

配信で楽しませては頂きましたが、物足りなさが残るのも事実でした。行きたいな。生で見たいな。

実際にライブに行く機会に恵まれたのは昨年末、10月のガールズバンドフェスと、12月の男ROCK祭りの、2つのイベント。

両方とも、1日のうちに昼夜2回公演で、つまりは合わせれば4公演。その全てに行かせていただきました。

声優さんがステージに立って歌うイベント、初めてではありませんでしたがほどんど見たことはなく、しかしとても楽しませていただきました。普通に他の好きなアーティスト、バンドの公演を見に行くのと遜色ないくらいの満足感でした。


そんな中、ちょいとした物足りなさもあり。


当時、僕はリア友は勿論、SNS上のフォロワー等も含め、ショバロ関連の知り合いが皆無でした。

好きなコンテンツであるのは間違いありませんが、僕の中での立ち位置としてさほど中心にあるものでもなく、どちらかと言えば末梢的趣味と位置しており、関連の知り合いがいなくてもいいかな、と思ってきたんですね。

なので、楽しかったライブではありますが、会場に行っても当然知り合いは一人もおらず、楽しさや感想を分かち合ってくれる人はネット上にも居ませんでした。5ちゃんねるのSHOW BY ROCKのスレッドで感想を読んで「おなじだなー」なんて思う程度で。

別にショバロ仲間とか考えたこともなかったんですけど、ライブ後の感想を言い合える知り合いがいないのは、なんかあんなに面白いライブ行ってきたのに寂しいなぁ、なんて思ってしまいました。


その後くらいでしょうかね、Twitter上で、ショバフェスのイベント終了後の「イベントお疲れ様」ツイートに反応して、イイねをつけたりするようになったのは。

自身が人見知りだし、なんといっても四十半ばのおっさんですから「リア友になって!!」なんて言って相手を気持ち悪がらせるつもりも無いんですが、繋がってくれて、ゲームの内容だったりライブの感想だったりをネットを介してでもやりとりできる仲間がいたらいいなぁ、なんて、当時頭の中で言語化してたわけじゃないんだけど、きっとそんな気持ちで色んなショウバイロッカーの方々のところに訪問するようになっていきました。

そうしていると、何人かフォローしてくれる方が出来始め、僕の方もだんだん遠慮なく気になるロッカーさんをフォローさせてもらうようになり、今ではそれなりの数の相互フォローをさせてもらっておりますし、一方的にこちらがフォローさせてもらってるロッカーさんも沢山出来ました。


そういった中で、6月5日に行われたのが、SHOW BY ROCK!! 3969 Festival ~10th Anniversary~になります。


念願の3969現地参戦!

ガルフェスや男祭りも楽しかったですが、なんか3969と言うとちょっと特別感があります。

しかも、今回のイベントは6時間やる大型ライブ。

否が応でも気分が盛り上がるというものです。


少し早めに会場前に行くと、すでに今回のライブのTシャツを着ている人が大勢いて、さらにTwitterを見てみると、TL上にフォロワーさんたちがどこどこに居る、誰と会った、なんて話を展開していました。

僕は「機会があれば」くらいには思ってたけどそれほど積極的にフォロワーさんたちと会う気は無くガルフェス男祭り同様一人参加のつもりだったんですが、(最近つながったフォロワーさんたちが、すぐ近くにいるんだなぁ)と思うと、同じ一人参加でも以前のライブとは気持ちが全然違って、行き交うロッカーさんたちを見ているだけでなんだか楽しくなってきましたw

そんな中、もうほんとにただ一方的に美麗なショバロのコスプレを見て感動してフォローさせてもらったら有難いことにフォロバ頂き、先日のメトロックの際にTL上でジグザグのライブのご助言を下さったホシムクさんにお会いさせて頂きご挨拶できたのは、滅茶苦茶大きな出来事だったかもしれません。

奇麗なご衣裳をお召しになった若い美人さん相手に、あんまりにお奇麗でド緊張しちゃってちゃんとお話しできませんでしたがw、ごあいさつ程度でも言葉を交わした同好の士が同じ会場にいるんだなぁと思いながらライブを見れたことが、どれほどにライブの楽しさを増大させてくれたことか。


そんな気持ちで挑んだ3969は、もう本当に最高でしたね。語彙とかもう色々どうでもいいですw ひたすらに楽しかったです。


開幕の『Rocker』の段階でテンションは爆上がり。

本来シアン(稲川さん)とクロウ(谷山さん)の歌唱の曲ですが、今回は谷山さんはご自身のライブの人被っていていらっしゃらず、前半の声優さんパートに出演されてる演者さんみんなで歌い次ぐ形でした。10周年記念のベストアルバムにて発表された楽曲ですし、それを現在ショバロを支えている声優さんたちが歌い継いでいくのは感動的でした。

単体でのトップバッターがクロモスの蒼井翔太だったのは少し驚きましたかね。僕は何となくこの人の事を好きじゃなくて、以前クロにゃまに出演していた時も、なんかイマイチ、クロモスも919の事も把握してないんじゃないか?みたいに悪く勘ぐっちゃう事があって、そんなにショバロとか919を大事にしてないのかなぁなんて勝手に思ってたんですが、いや、勘違いでしたね。兎に角すごかったですねぇ。歌唱は抜群に良かったですし、その後のトークも素の高音でナヨっとした喋りから、919のドスの効いたカッコいい喋りまで使い分けて楽しませてくれるエンターティナーっぷり。この人プロだな、すごいなと好感度が大きく上がりました。


愛 Shinobi Fire!! と 手裏修羅雷をやってくれた忍迅雷音の嵐こと廣瀬直也は、最初に配信の2020年3969で出演されてるのを見たときは正直あんまり思うところはなかったんですが、その後カラオケで忍迅の楽曲を歌おうとしたときにあんまりに難しくて愕然とし、廣瀬さんの歌唱力すさまじいな!!と思って以降すごく尊敬しててw、今回見させていただいたパフォーマンスも完成度高く、またショバロを、嵐を、大切にしてる感じが伝わってきた非常に良かったです。

チッティこと相内沙英さんが担当した、すたっどばんぎゃっしゅのローテーションボーイ と LOVENCOURAGE、そもそもFes A Liveにて、すたっどばんぎゃっしゅがあんまり出てこなくてどういうキャラなのか分からないんですが、実は僕がショバロ楽曲で一番好きなのが、すたばんのCLOUD9だったりして、まぁ今回それはやりませんでしたがw、すたばんの曲が生で聞けたのは幸せなことでした。

クリティクリスタ、ロージアの日高さんは安定の可愛さでした!あすいろ恋模様よりはもっとアイドルアイドルした曲やってほしかったなぁとは思いましたが(当然個人の感想ですw)、放て!どどどーん!はあんなにヘンテコな歌詞でありながらアイドル的可愛さが満載で客を楽しませる色んなギミック満載でライブに映えて、声を出せたら滅茶苦茶楽しい曲なんだろうな~なんて思いながらペンライトを振り回してました。46のおっさんがw

ドーリィドルチもすたばんと同様よく知らないんですが、まぁ楽曲は買い集めて良く聞いてるので、現行アプリであんまり出番無くても初期からの参加バンドということで、記念のライブに来てくれたことがとても嬉しくて、ニヤニヤ聞いてましたw 帰り道のアンサンブル、いい曲ですよね。流星ロマンスのMVがスクリーンに流れてみてて楽しかったですが、生で歌って踊る佐々木未来さんを目に焼き付けなきゃと慌ててステージに目を戻したりと忙しかったですw

そして、今回の3969で1~2を争うくらい楽しかったのが、ファイルーズあいさんと松岡美里さん出演の、ゼロティックホリックのところです。人生レシピ、カクレンボと、最高のパフォーマンス、最高に「楽しそうな」パフォーマンスを届けてくれて、もう見てるこっちも最高に楽しかった。前回2021年の3969にも出られていたんですが、兎に角このお二人、ライブのパフォーマンスが楽しそうで楽しそうで。着ていた衣装も、お二人御自身がそれぞれのキャラクターに寄せた衣装を自前で揃えて、歌っている最中のダンスも二人で考えたというガチっぷり。

皆さま声優さんですから、色々なキャラクターを演じてきてるでしょうし、それぞれに思い入れもあると思うので、そりゃあ僕やほかのロッカーさんがどれだけショバロを好きだろうと、演者の方々も同じような熱量では演じてないだろうとは分かってるんですが、やっぱりそんな中、演者さんも楽しい、好きの気持ちをファンに見せてくれると無条件で嬉しいじゃないですかw

松岡さんは前回も「ライブはこれが初めて!」と喜んでやってくれてて、今回もファイルーズあいさん曰く「人前に出てライブで歌うの初めて」ということで幸せそうに歌って踊ってて、こんなに演者と観客双方が幸せになるライブがあるのか!ってくらい得難い嬉しいライブでした。

ゼロティクは実装当時は正直さほど印象無かったんですが、去年の3969以降声優さんたちのパフォーマンスをきっかけに急激に好きになり、今回の3969で本格的にショバロ内最推しとなったかもしれませんw


ウワサノペタルズ、しばりんの高野さんがゲスト扱いで一曲しかやらなかったのは非常に残念だったかな、同じマキシマムザホルモン好きとして非常に親近感を(勝手に)持ってるのにw

ホルモンはこういうイベント(配信を介してるならなおさら)は出ないでしょうから、どこかでホルモンの曲歌ってくんねーかなw


雫シークレットマインドのChihiro Singsさんは、「驚き」という面では今回一番だったかもしれません。

物凄く感動しました。美しい歌声って、こういうことなんだなぁと思ったりして。

そもそもがあんまりにも歌が上手くて完成度が高いもんだから、音源として収録されている楽曲の場合「収まり」が良すぎて逆に突出するものを受け取りづらく、なんとも思わず聞いていたものですが、生で実際に目の前で歌っているときの歌唱の美しさたるや、筆舌に尽くしがたいものがあります。新曲「A Song Without A Songstress」も当然良かったですが、その前にやってくれた雫曲のメドレーが最高にエモかったです。反則だよ!ってくらい感動したなあ。凄かった!


BUD VIRGIN LOGIC、アイレーンこと野口さん、一番最初に見た配信の3969の、確か一番手?だったかと思うんですが、その時に「え!こんなに上手いの!?」って感嘆した方なんですが、この日も素晴らしかったです。声優さんの中では一番歌上手いんじゃないかと思ってます。ソラウソで始まったときは「違う曲聞きたい」と思ってしまいましたがw、x旋律-Schlehit Melodie-は、結構ライブでやる頻度は高い気もする中で、大好きな曲なので聞けて良かったです。

どこ指の伊藤さんも流石の一言ですね。なんかもうクッソ難しい楽曲ばかり与えられてる気がしますがw、色んな難易度の高い部分を、ちょっと苦労しながら歌ってるのががんばれ!って感じもありヒヤヒヤするって感じもあり、でも結局歌いぬけて「うっわくっそ上手」ってなりますw

どこ指曲が歌えるようになりたいです。全く歌えないですが、あれ歌えたら、気持ちいいんだろうなぁ…。


声優さんゾーン最後は、コンテンツの顔でもあるプラズマジカのシアンこと稲川さん。

10年という歳月、シアンという看板とともに頑張ってきた最大の功労者なんじゃないかと思いますね、知ったのはここ2年ですがw

歌声は安定していて、喋りではロッカーさんの前ではもうホームのような安心感、あぁ、ショバロライブにいるんだなぁという気持ちにさせてくれました。


休憩をはさんで、後半はアーティストさんパート、トップバッターはDJ yksbさん。

yksbさんも結構の配信3969とかで出演してくれていて、その際にはDJブースでイベントに参加できなかったバンドの楽曲を沢山流してくれるので、コンテンツに対する愛を感じるし聞けないと思ってた曲を沢山聞けて素晴らしい時間を提供してくれる人なので、この日も色んな曲を流してくれると期待して見ておりました。最初は期待通り、幾つかのこの日不参加バンドの曲を数曲流してくれて、テンション上がったわけですが、この日はそれより、もっと素晴らしいものが待っておりました。

いつものDJプレイが思いのほか早く終わった…と思ったら、MiLOさんとRemi Mitaniさんが登場、すでに解散されてる、ラペッジオートことykmmが10thアニバーサリーライブで即席の再集結!で、Attack!!を披露してくれました。

物凄いサプライズが来ましたね。…まぁykmmあんまり知らないんだけど…w

ともかく、アッパーチューンの盛り上がりはすごく、僕もぴょんぴょん飛び跳ねて踊って、汗だくになって楽しみました。ずっと再結成してればいいのにw


ykmmさんが終了すると再び休憩。休憩の早い周期に場内笑いも起きてましたが(俺も笑ったかなw)、フェスだと思えばアーティスト間のセット転換は当然だし、いいですよね。老齢には立ちっぱなしは疲れるので沢山座れて助かるしw


休憩が明けると、本格的なバンドが登場、Silhouette from the Skylit。

実は、僕はこのバンドさんは過去の配信3969で見た際に、あんまり好みじゃないな、と思い、また、ショバフェスゲーム内に実装されてる楽曲は買えるものは殆ど買ってスマホに入れて日々聞いていて、彼らの曲も複数買って聞いてはいるんですけど、今一つピンとはきてませんでした。僕的には「なんとなく色の薄い」、イメージのしづらい楽曲をやられるバンドさんですね。

とは言え、やはり目の前で生演奏、生パフォーマンスを見せられると感動します。カッコよかった。何はともあれ、ショバフェス実装曲をやってくれれば嬉しいし喜びますw 知らない曲もいくつか演奏されましたけど、勢いで盛り上がってましたww


3度目の休憩が明けると次は植田真理恵さんがバンドを引き連れて登場。

過去2回の配信3969にはどちらも出演されてて、その際にはお着物をお召しになって「まりまり」として歌って、演奏して、MCをされていた植田さんはそもそも僕の中では好感度は最高に高く、ただ僕が女性ボーカルのアーティストさんの楽曲をあまり聞かない性質のために彼女の楽曲を、ショバロ実装曲以外は集めていないんですが、

ライブ後にCDを4枚注文しました。

いやもう、これは、本当に、本当に、良かった。素晴らしすぎたっす。

植田さんのパフォーマンスは圧巻の一言でした。バンドの迫力も最高、ライブ感のある歌声もシャウトも最高でした。ほかに難も言えないです、心の底から楽しかった。この日のトップパフォーマンスだったと言っても過言ではありません(むらまさ調べ)。

まだ植田さんに対する知識がなさすぎる状況なんですけど、こういう編成でライブとかやられてるんですかね?ライブ行きたいんですが…。ちょいと別格で好きになったかもしれません。やばいですw


植田さんのあとはまたバンドが変わるので休憩か…と思いきや、スクリーンにショバロ声優さんの10周年を祝うコメント(半年以上前のやつだ)が流れ、その下でセットチェンジが行われて…次のタイアップアーティスト、ドロップアウト先生こと、明日、照らすさん登場。

明日、照らすさんの楽曲、とても好きなんですよねー。

ショバロ曲は比較的「カッコよく作りこんだ」「オシャレに作った」みたいに技巧を凝らして制作された感じの曲が多いなぁなんて思っててそれはそれで良いんですけど、明日、照らすさんに関しては、特別に凝ったり変化球的な曲展開を見せたり爆発的な盛り上がりを組み込んだり、みたいな事はなく、なんと言うかただ自分たちの言いたいこと歌いたい事をそのまま自然体の直球で歌う、芯のしっかりとしたバンド、という印象で、それが色々凝った曲の多いショバロの世界観の中で絶妙に筋の通った感覚と安心感を与えてくれる、実は非常に重要な役割を持ったバンドなんじゃないかな、と思ったりします。ショバフェスのイベントの課題曲にドロップアウト先生の楽曲が入ると、僕すごく嬉しいんですよね。あ、ドロ先曲叩ける、って思って。

なので、今回の3969への出演が発表されたときはとても嬉しかったです。そして、村上さんがショバロというコンテンツへの気持ちを語ってくれて、出演したかったと言ってくれたのは、すごくほっとして幸せでした。


今回出演してくれたタイアップアーティストの皆さん、本当にみんな、SHOW BY ROCKというコンテンツに対する愛情みたいなものを示してくれたんだから、もっとショバフェスに出そうよ!!!デモンズとドロ先はバンド実装していいだろ、こんなにショバロ好きでいてくれてるんだからさぁ…


取り乱しましたw


締めは最近恒例のMashumairesh!!

声優さんがマジ練習積んで楽器演奏して生で楽曲披露してくれるんだから、最後にふさわしい座組なんでしょうが、ちょっと毎回過ぎなきがしますねぇ。意外性が無いのはイベントとして少々マイナスじゃないかと思っちゃいます。いや、すきですけどもw

転換の時間に流れた映像もなんかよく見る感じのもので、すこーしだけど盛り下がりましたww

それでも、演奏を始めれば楽しかったです。

そりゃあ、Silhouette~さん、植田真理恵バンドの皆さん、明日照らすの面々の演奏と比べると劣りはしますが、滅茶苦茶上達してるのは分かるし、あとはもうやっぱり4人のメンバーがみんな楽しそうにやっているのが良かったですよ。

アンコールもやってほしかったな。


名残惜しくも、ましゅましゅの終了をもって、今イベントは終了となりました。

6時間近くの長丁場、のはずが、本当にあっという間で、一切退屈することなく、流石に体のダメージはありつつもw、満足感が上回り、思ったほど疲れは感じず、幸せな気持ちで帰途につけました。

仕事の都合で早く休まないといけないので走るように会場を後にしましたが、出来ればその場に残って去り行くロッカーさんたちの様子を見ていたかったなぁ。

良いイベントでしたね。

たかが2年程度関わっただけのSHOW BY ROCKというコンテンツ、去年くらいまでは「小さな趣味の一つ」だったのが、曲を買いそろえてライブに参加したのを切っ掛けに、Twitterで何人かのロッカーさんとのつながりを得ることで、今では自分の中でかなり大きく、中心のものとなっている気がします。

今後も応援していきたいですし、またライブに行きたいですし、来年も3969やるなら参加したいですし、なんなら10年後20年後も応援し続けて、今はしがない新人ロッカーですが、やがては古参ロッカーと呼ばれるくらいまで、関わっていけたらいいな、と思います。


出演されたアーティストの皆様、声優の皆様、

このイベントを支えたすべてのスタッフの皆様、

来場された我らが同志のロッカーの皆様、配信で見ていたロッカーの皆様、


末席ながらもこの幸せなイベントに混ぜてくれて、本当にありがとうございました。

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