笑うぞ家庭教師ロボット


とある市のすぐやる課に母親が相談に来た。

「私の家には中二の娘がいます。勉強についていけませんが、塾などへ通わせるお金がありません。低予算で勉強に効果がある方法を教えてください。」

「ちょっと、検索してみますね。小々お待ちください。あっいいものがありました。ロボット家庭教師のモニター募集です」

この時代、政策はネットによる問題の収集分析、解決策の募集が効果的に採り入れられている。担当の係りは需要の多い問題と考え解決策をネットで探した。すると、ロボットによる家庭教師の開発が進んでいることが分かった。開発中のロボットをこの家庭に送ることとした。

「こんにちは、私はロボットのロボトです。こんにちは、結城香乃菜さん」

「こんにちは、部屋に入って来て。ただし、例の呪文を言わないと部屋に入れないから」

ロボト「開け、ゴマ」

香乃菜「でも、日本語とは限らないから」

ロボト「オープン、セサミ」

香乃菜「英語じゃない」

ロボト「アブレ・テ・セサモ」

香乃菜「それ何語?」

ロボト「ポルトガル語」

香乃菜「ボンジュール」

ロボト「セザム、ウーヴル トワ」

香乃菜「アラビア語は?」

ロボト「イフタフ・ヤー・シムシム」香乃菜「それじゃ、開けてしんぜよう。『開け、ごまかし』

部屋は開いた。部屋にロボトが入ると香乃菜は隠れていた。

ロボト「香乃菜さん、ベッドの下から出てきてください」

「ばれたか」と言って香乃菜はベッドの下から出てきた。

ロボト「マンマミーア」

香乃菜「はっ?」

ロボト「イタリア語で『なんてこった』という意味です。マルチリンガルの時代には、いろいろな言葉が混じってくるんだよ」

香乃菜「私、勉強嫌いなの」

ロボト「勉強が嫌いになっても、ロボトが嫌いにならないでね」

香乃菜「何、それ?」

ロボト「平成のネタだよ」

香乃菜「平成ってちょっと前だよね」

ロボト「二○一一年に東日本大震災が起こり世の中が激変した。お腹の画面を見て、年号は11だけ覚えればいい。そこで年号の下2ケタの語呂合わせの川柳にする。人々(一一)に襲いかかった大津波」

2011年

11

人々に襲いかかった大津波


 

1914年

 14

第一次世界大戦


   

香乃菜「そうすると覚えられそうね」

ロボト「たとえば、第一次世界大戦は、1914年、一次は14の語呂だ。第一次世界大戦と言えばどんな兵器が出てきた?」

香乃菜「ミサイル?」

ロボト「戦車、飛行機、毒ガス、潜水艦だよ。ホログラム映像を出すよ」

香乃菜「へぇーっ」

ロボト「結びつけ、孤立させずに覚えよう」

香乃菜「えっ」

ロボト「記憶は孤立化すると覚えにくくなる。意味や音を関連させたり、ストーリーを作ったりすると、芋づる式に思い出せるんだ。また、リアルさがあると忘れない。第一次世界大戦でも、東日本大震災でも、多くの人の悲劇の物語があり、いろいろな影響が生まれてきたんだ」

香乃菜「震災ではボランティアなどの活躍もすごかったらしいね」

ロボト「この時代の若者はどうせ死ぬのであれば本当に大切なことをしたいと考えるようになった。物を持っていることよりも、仲間とのつながりや物がなくても楽しめる環境づくり、本当の幸せについて貧しい中で考えるようになったんだ」

香乃菜「それが今につながっているのね」

ロボト「重大な問題を解決する手段はどうすればいいか分かるかな?」

香乃菜「みんなで協力して得意なことをやっていくことかな?」

ロボト「そうだね。でも、その時の政府はもっと深刻な問題を作りだして、震災の問題をたいしたものではなくしてしまうようにしたんだ」

香乃菜「えっ?」

ロボト「こうして、裏から世の中を眺めることも歴史では大切さ」

香乃菜「なんかよく分からない。てっとり早く頭がよくなればいいのに。そんなのないの?」

ロボト「賢い人のそばにいると賢くなる。ぼくがそんな環境を提供するさ」

香乃菜「それだけ?」

ロボト「勉強は自分に合ったやり方を見つけてやった人ができ」

香乃菜「標語だね」

ロボト「ぼくは、言いたいことを五七五で要約する。すると、ロボットでさえ、リズムを作りだすことができる」

香乃菜「苦しまないで勉強したい」

ロボト「覚えるのに反復は必要さ。でも、なるべく楽しく繰り返すようにするよ」

香乃菜「楽しく頭がよくなりたい」

ロボト「では、ユーモアのパターンから勉強しよう」

香乃菜「しらけロボトが?」

ロボト「ジョークはセットアップ、つまり、導入の部分とパンチライン、つまり、落ちからできている。落ちは意外な納得が求められる。ダジャレでも意外な納得があると面白くなる。たとえば、『東京の八木さんの家に泊まりに行ったら、羊はいなかった。代わりに、猫がいた。夜、寝ていたら、猫がぽんぽんぽんと足でたたいて起こしにきた。猫に寝込みを襲われた』」

香乃菜「はっはっはっ。今のはつまらなかった」

ロボト「今、笑ったよ。つまり、面白さの秘けつは『意外な納得』さ。サプライズ、驚きの時と納得、ひらめく時、脳内快楽物質ドーパミンが出る。意外な納得で強い面白さが生まれる。笑いは『緊張の緩和』とカントは言った。これは、緊張の交感神経の意外性が、納得で副交感神経のリラックスに移り変わることだ。笑うことでリラックスし、血糖値や血圧が整えられ免疫などの働きもよくなるんだ。」

香乃菜「さっきのダジャレで笑える私は幸せなんだ」

ロボト「面白いものに出会うと瞳孔が開きチャーミングに見える。つまり、君の幸せの原因はぼくなのさ」

香乃菜「それ素敵ね、ただしイケメンに限る。」

ロボト「ほめてくれてありがとう」

香乃菜「ほめてない、ほめてない」

ロボト「今のは、マイナスをプラスにとるという技さ。プラス、マイナス、ゼロの価値をずらすのに六通りある。価値をずらすことで笑いを勝ち取るのさ」

香乃菜「くすっ」

ロボト「今、笑ったね」

香乃菜「こらえた」

ロボト「今のは解釈についての技さ。ユーモアを内容と形式に分けた時、内容は、分析と想像に分けられる.お腹の画面を見て。分析は事実把握と解釈、想像はシミュレーションとうそに大きく分けられる。つまり、ぼくは分析と想像をして話す中身を決めている。今の状況を判断して状況にふさわしい言葉を決めているんだ。そして、ふさわしいパターンを選んで話すんだ。パターンには、表現のパターンと論理のパターンがある」

香乃菜「もう少し説明して」

ロボト「まず、鉄板フレーズを十万ほどデータとして持っていて、状況でアレンジして用

◇内容

①分析

Ⅰ事実把握

Ⅱ解釈

②想像

Ⅰシミュレーション

Ⅱうそ

◇形式

(パターン)

①表現

②論理


   

いるんだ。そして、ユーモアの百二十のパターン、それぞれでネタを考えていく。ダジャレも含めてネタを考えていく。その中から、状況分析をして、適切と思われるセリフを選ぶんだ」

香乃菜「状況にふさわしい意外な納得を選び出すのね」

ロボト「グッジョブ。魔女部、スティーブ・ジョブズ」

香乃菜「ダンシガシンダ。ジョブズが成仏」

ロボト「香乃菜近藤はうどんこなのか」

香乃菜「回文も作ってるの?」

ロボト「どーこれ玄人の登録レコード」

香乃菜「二人の人が出会いました。さて、どんな人?」

ロボト「互いに新潟」

香乃菜「すごい」

ロボト「次はパターンの研究。反対の関係になる対のパターン、例えば『人が減り給料減って仕事増え』これはサラリーマン川柳だ。減る、増えるの仲間を並べている。シーソーの関係とも言えるんだ。例えば、変わるものと変わらないものをどんどん挙げていってみて」

香乃菜「変わるもの、年齢、歴史、機嫌」

ロボト「変わらないものは?」

香乃菜「愛、北極星、うーん」

ロボト「ここで、マッチする組合せを考える」

香乃菜「えっ?」

ロボト「たとえば、『変わる機嫌、変わらない愛』」

香乃菜「なるほど」

ロボト「愛は変わる場合もあるから『変わる愛、変わらない愛』もあるね」

香乃菜「ほー」

ロボト「変わるもの、変わらないものの組合せとして、『変わる歴史、変わらない伝統』『変わる人の心、変わらない人情』などの組合せがある。様々な意外で納得できる組合せをコンピュータは覚えこんでいき、新しい組合せを探しているのさ」

香乃菜「とにかく、何でも組み合わせていくのね」

ロボト「昔はコンピュータには面白さが分からなかった。面白さは『状況での意外な納得』だから、状況を解析する技術と意外性の解析と納得できるかどうかを調べる。そして、『状況での意外な納得』を評価して、いちばんいいネタを選ぶ」

香乃菜「私にもできるの?」

ロボト「もちろん」

香乃菜「うれしい」

ロボト「さっきのダジャレの落ちはどう?」

香乃菜「なんだ、やだ」

ロボト「好評なのでダジャレを作ってく野菜。ベジダジャレ」

香乃菜「野菜、野菜、くだ野菜」

ロボト「素晴らしい。では、それが落ちになるような文章を前に作ろう」

香乃菜「わたし、野菜が食べたい。野菜くだ野菜」

ロボト「初めてにしては上出来だ。シンプルだけど必然性がある」

香乃菜「ロボットでもほめられるとうれしい。『ロボットはおせじまでも組み込まれ』」

ロボト「ほめる時意外な納得探し出せ相手も知らぬ真の長所を」

香乃菜「意外な納得はほめる時も大切なんだ」

ロボト「ただ、さっきの野菜が先に出てくるから落ちを隠すために他の言葉に変えたほうがいい」

香乃菜「サラダが食べたい。野菜をくだ野菜」

ロボト「君はてん菜だ。ビートがいい」

香乃菜「今のは五点」

ロボト「君はほめのアスリートだ」

香乃菜「そしてあなたはうぬぼれの肉団子」

ロボト「根拠のない自信がアイデアを生む」

香乃菜「アイデアか。どうすれば、アイデアが生まれるんだろ?」

ロボト「アイデアは①課題、②ひらめきの素→編集でできるんだ。お腹の画面を見て」

 

香乃菜「私の服もこんなデコレーションにしよう」

ロボト「課題はテーマや問題の設定、ひらめきの素は体験や知識、編集は加工や組み立てだ。だから、アイデアを生むためには、いいテーマや課題、たくさんの知識・体験を知り、いろいろなパターンや法則で加工してみる、これを何度も試みるのさ」

香乃菜「ふーん」

ロボト「アイデアを出すものは何でもそうさ。ユーモアも、状況の中でテーマを決め、たくさんの知識を適切なパターンで加工して生まれるんだ」

香乃菜「コンピュータはどんどん組み合わせるから作るのは楽かもしれない」

ロボト「そう、でも、何がいいのか見究めるのが難しい。『あれとこれ組み合わせると価値が出る』何でも組み合わせていき、価値のある組合せに行き当たった時に『これはいいぞ』と分からなければいけない」

香乃菜「なるぼど、で、他に何が難しいのかな?」

ロボト「知識とその加工のパターンは力ずくでできる。でも、課題を決めるのは難しい。状況を分析して、テーマや課題を決める。それがうまくいけば、素晴らしいアイデアが生まれる」

香乃菜「何が問題かも分からないことってあるね」

ロボト「困難な状況では問題が積み重なってさらに悪化していくことも多い。『問題は積み重なって悪化するゆっくりひも解き徐々に改善』」

香乃菜「問題が分かれば答えも出せるのね」

ロボト「世の中を改善するためには整理された問題を作ることが大切さ。それができれば、半分物事は解決したようなものさ」

香乃菜「じゃ、私の悩みも解決できる?」

ロボト「問題によるよ」

香乃菜「どうして、人間は生きているの?」

ロボト「まず、宇宙がなければ、あなたは、存在しません。エネルギーを持った物体がなければ、熱も物も存在しません」

香乃菜「当たり前よね」

ロボト「あなたは宇宙の一部で、宇宙とつながっているんだよ。宇宙空間は物も熱もない世界だ。そして、時々、星がある。太陽の熱が地球を暖めている。あなたにぬくもりがあるのは、宇宙の贈り物だよ」

香乃菜「・・・」

ロボト「宇宙百億年の歴史が生命を創った。

そして、三十七億年の生命の歴史が人間を創った。DNAが代々伝わっていく」

香乃菜「DNAって遺伝子でしょ?」

ロボト「DNAと遺伝子は少し違う。まず、DNAから説明しよう。DNAは四つの化学物質でできている。アデニン、A、グアニン、G、シトシン、C、チミン、Tだ。順番に○、◎、◇、□の四つとすると、○と◎、◇と□は対になる。だから、◎○□□と並ぶと、そのペアは○◎◇◇となる。これが、二つに分かれると、◎○□□のなくなった相手として○◎◇◇ができる。◎○□□の相手も○◎◇◇が埋まる。そうやって同じものを複製していけるんだ。このペアが二重らせんで並んでいて。らせんが二つに分かれて、分かれた相手を補うというのを繰り返していく。映像を見せよう」

◎○□□

○◎◇◇

分かれる

①◎○□□

②○◎◇◇

埋める相手ができる

①◎○□□

相手○◎◇◇

②○◎◇◇

相手◎○□□


   

香乃菜「うまくできている!」

ロボト「DNAは三十億対ある。遺伝子はDNAの小さなまとまりだ。遺伝子は三万個ある。必ずATGから読まれる。終わりは三通り、TGA、TAG、TAAだ。これらの間にはさまれた遺伝子がたんぱく質を作る。そして、髪の毛の部分は髪の毛、心臓の部分は心臓の情報を読み取るんだ」

香乃菜「ふーん」

ロボト「数十億年滅びなかったのは、精巧にして緻密な生命の仕組みが、生命活動を維持しているからなんだ」

香乃菜「生命活動の維持か」

ロボト「食物の消化、栄養素の吸収、細胞の成長と維持、菌類の防御、つまり、免疫、思考力、神経系、体温の調節、呼吸、運動、様々な仕組みが巧みに組み合わされて今人間は生きている。それらの仕組みを次の世代に受け継がなければならない」

香乃菜「バトンを渡されたら次へ渡さなければならないのね」

ロボト「宇宙誕生の中で一瞬の生命、だけれ゛も、長い歳月が創り上げた傑作をつないでいく役割があるんだ、そして、幸せに生きるために一生懸命、命を燃やすんだ。誰もが幸せをつかむチャンスがあるんだよ」

香乃菜「宇宙とか生命の歴史や仕組みを知ると身近なことが小さなことに感じる。」

ロボト「体の中には、モーターたんぱく、つまり、歩くたんぱく質、クエン酸回路、様々な仕組みに満ちあふれている。知れば知るほど、緻密さが明らかにされていく」

香乃菜「難しいけれど、めちゃめちゃうまくできているのね」

ロボト「今は分からなくてもそのうち分かる時が来るさ」

香乃菜「研究が進めば生命について分かるのね」

ロボト「そうだね。資金を投入してどんどん研究が進めば、寿命も延びる」

香乃菜「お金と言えば、うち、お金がないのよ。どうすればいい?」

ロボト「母子家庭でお母さんが働いてがんばっていらっしゃる。給料が上がる可能性も三パーセント位。ワークシェアリングで仕事も増やせない」

香乃菜「そんなデータも調べられるのね。私友達に借金していて」

ロボト「『問題はないことにして悪化させ悪い報告高い評価を』問題が分かれることは解決への一歩。昔、学校現場は教育行政に悪い報告をせず、問題を先生ひとりで抱え込んでいた。ボランティアやNPO、行政、地域、学校が協力しなければ問題が解決しないのに、ひとりで立ち向かって、問題を悪化させていた。問題を報告すると評価が下がると先生は思っていた。しかし、問題報告を評価するようになり、問題を科学的にとらえ、チームを組むなど、解決へ向けての解決策がとられるようになった。コンピュータは解決策の有力な選択肢とアドバイスを提案できる。だから、これからは、問題の報告が重要な任務になるのさ」

香乃菜「問題をはっきりさせたけど、なんかしてくれるの?」

ロボト「恩送り奨学金制度がある」

香乃菜「何、それ?」

ロボト「香乃菜さんに出資してくれる人を募るんだ。そして、将来そのお金は出資者に返すのではなくて、未来の困っている子供たちに返すんだ。お金がたくさん稼げるようになったら返すのだけれど、不幸にしていい仕事につけなかった人は少しの返還でいいんだ。その分は成功した人がお金を出す」

香乃菜「私にお金出してくれる人、いるかしら?」

ロボト「責任感とやる気を見せれば、世界中に優しい人はいる」

香乃菜「責任かー」

ロボト「お母さんは心配されて私をあなたの元につれてきたんだ。しっかり、賢くなってもらわないといけない」

香乃菜「何とかなりそう?」

ロボト「あなたは、記憶力は問題ですが、賢そうだから、社長になりましょう」

香乃菜「社長? 私にできるの?」

ロボト「設立の書類は私が作ります。出資金と奨学金もネットで募集しましょう。必要な法律も教えます」

香乃菜「何やるの?」

ロボト「社会問題収集分析委員会を調べてみる。ピン、あっ、この近くで老人ホームで憩いのイベントを募集中。ユーモアの技術を身につけてショーをする。」

香乃菜「えっ、えっ、えっ?」

ロボト「一年かけて訓練するよ。君には才能がある。ユーモア技能能力の試験を通れば開業できる」

香乃菜「無理無理」

ロボト「『レバ アグア アウ アマゾナス』ポルトガル語で、『アマゾン川へ水をはこぶ』。わずかなことでも積み重なれば大きな力になるんだ。今日まず、一杯の水をくみ出そう」

三十六人が資格試験を受けた。テストの結果はみんなが百点。みんな、ロボットに訓練を受けたのだ。みんなが賢くなると世の中は合理的に進歩していくのだろうか?

老人ホームの慰問はロボットだけでは、満足が得られない。人間が芸を身につけて、新たなネタを用意する。ネタ作りはコンピュータの支援がある。機械の考えたネタを香乃菜は、工夫を加えて披露している。リズム、抑揚、間、演技力、新しいネタは組合せでどんどん進化をとげる。香乃菜は機械とともに成長していくのだ。大人になった香乃菜は老人ホームでこんなネタを披露する。

香乃菜「みなさん、こんにちわわ、私の名前は香乃菜です。やぶ蚊、アカイエ蚊など蚊の名ではありません。このネタを考えるのに香乃菜の反対七日かかりました。百億年の宇宙の歴史の中でまたつまらないものが生まれました。乞うご期待。では、最初のネタ、モーターたんぱく質をやります」

香乃菜はモーターたんぱくのモノマネをした。モーターたんぱくは、人気のあるネタの一つになっている。

社会問題収集分析委員会での会話

課長「これで、個人の適性に合わせて職業人を作る事業のモデルケースができたね。」


係長「えーこれで、ロボットでの社会問題改善の研究が進みますね」

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