教育名言

教育名言集

◎教授

・子どものすることはしつこい。しかしあなたがたが、子どもががんこである以上に忍耐づよくすれば、子どもはいやになって、二度とそういうことはしない。

・人は子どもの能力ではなんの意味もないことばをかれらの頭におしこんで、しかもかれらを十分によく教育したと信じているのだ。

・子どもを不幸にするいちばん確実な方法はなにか。それをあなたがたは知っているだろうか。それはいつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ。 『エミール』 ルソー

可愛くば、五つ教えて三つほめ、二つ叱って良き人となせ  二宮尊徳

現在の教育法の問題は、頭や心に柔軟性を与えていない事にある。頭脳を鋳型に填めてしまう。これでは子供が受け入れる道理がない。本来持っている良い考えや想像力を向上させるものではなく、観察の力ではなく単なる丸覚えの力に重点を置くものだ。相互に関連性のない事柄を頭に詰め込むのでは、頭が硬直化するだけだ。その結果、物事に恐れを感じさせ、無関心、無感動となり、それが無知に繋がる。

 実際に自らの目で物事を見る事は極めて大切な事であり、その結果、物事は先入観なしに事実に基づく知識として頭に入ることとなる。

 若い人達に、他の人達の観察した事を単に記憶させたり、他の人の考えを暗記させたり、いわゆる型通りの知識なるものを頭に詰め込む事で数年を費やさせたとして、彼らは自ら思考することを始めるだろうか。 エジソン

意欲を持たせること、興味を抱かせることが最も難しいことなのです。『感動する脳』茂木健一郎

脳の仕組みからいうと、何かを強制することは基本的にできない。一見すると強制に思えるときでも、最終的には自発的に行動しているものだ。『プロフェショナル仕事の流儀1」茂木健一郎

充実志向、訓練志向、実用志向、関係志向、自尊志向、報酬志向 

・多重の動機に支えられていると、ある動機が弱くなった時でも、他の動機によって持続できる『学ぶ意欲の心理学』市川伸一

青年は教えられるより、刺戟されることを欲する。『詩と真実』ゲーテ

何か一つでも自信のもてるものがあると、他の能力まで伸びてくる 『子どものやる気を引き出す叱り方作戦』多湖輝

私の知人に精薄の息子さんがいた。小学校はでたが、中学では先生がみな断わるというほどでしたから、それも相当にひどかったらしい。

 この子に、だれかが将棋を教えたんだな。覚えるかなと初めは疑問に思ったが、それが不思議に覚えた。覚えただけでなしに、どんどん強くなってきた。

 すると不思議なことに、英語ができるようになってきたし、数学もできるというふうで、学校のほうが、できるようになってきた。 『勝負』升田幸三

・指導者に大切なのは「自分で気づくようにしむけてやる」こと 

・ちょっとしたきっかけを与えるだけで、子どもは本当に変わるんだよ。そんな指導者や教師を子どもたちは求めているんだ。 『気づかせて動かす』山口良治・平尾誠二

なぜ勉強するのか

・ものを考えることは考えること自体に意味がある。
・そこで問題は、勉強してもどうせ忘れてしまうものをなぜ苦労して勉強しなければならないか、ということになる。
私は学生からこうたずねられると、「それは知恵を身につけるためではないか」と答えることにしている。『生きること学ぶこと』広中平祐


◎成長

「この人は持っているけれど、自分に足りないものはなんだろう」 『思考体力を鍛える』西成活裕

人のまねられない特技を持ち、これに磨きをかけて活用してゆく・・・・・・そういう棋士でなければ、新進とか花形とかあるいは一流の大家にはなり得ない。『勝負の世界』木村義雄

しからば、いかにすれば名人になれるか、と言いますと、できるだけたくさんの必要な言葉を知り、できるだけ的確に、それを使用する術を学ぶのであります。 『話術』徳川夢声

読者のなかには、あるいは、どうしたら年をとってもなお若々しさを失わずにいられるか、とたずねる人があるかも知れない。それに対する精神的方法として最も大切なものは、おそらく「常に新しいことを学び」とにかく何ごとかに興味を持ち、たえず何か前途の計画を立てていることであろう。『幸福論』ヒルティ

ピラミッドの建設のように毎日一個一個のアイデアの小さな石を積み重ねて行くと、知らないうちに、自分の頭脳の中に、今まで見たこともない巨大な「アイデアの構築物」が出来上がっていく。

・歯が立たない、自分はまだまだだと思えたら、それはそれで素晴らしいことだと感じている。だって、課題が見つかったてことだから。ラッキーだと感じる。その課題を克服すれば、「また自分の引き出しが増えるな」と。僕はそういう思いをしたくて、ヨーロッパに来たといっても過言ではないから。
・大事なのは常に未来を察知して、自分に何が足りなくて、何が必要なのか、危機を察知して準備すること。周囲の空気を読む、察知する力の重要性ということだ。
・細かいことを感じるか、感じないか、考えるか、考えないかで、人の成長は違ってくる。何も考えずにサッカーをやっていても巧くはならない。そして、海外のサッカーをたくさん見たとしても巧くはならない。同じ映像を見ながら、なにを察知し、感じ、自分のものにするかということが大事だと思う。
・「考える」というのを通り越して、「悩んでいる」と周りから見えるほど、サッカーに没頭していた。でも悩む作業が自分を伸ばすことを知っていたから、不安はなかった。
 結果、いくつも"引き出し"を増やすことができた。 『察知力』中村俊輔

◎学習

・どの子も、うまく育てれば、みんな高くよく育つ。その可能性を備えて生れてきている。
・生命は行動する者においてのみその力を発揮し、実行を怠る者には備わることはありません。
・りっぱになっていく原則は、身につけた力を、ぎりぎりの高さにまで築き上げていくことです。
・だれでも決心することはできる。しかし、ほんとうにやり抜くひとは実に少ない。
・決心して始めたら、まず、しばらくのあいだ忍耐することです。
・わずかでも能力ができてくると、それだけ、ことがやりやすくなります。
・゛勘゛とは、合理的な経験を土台に瞬間的に働く確実性でした。訓練なくしてその゛勘゛は育たない。
・くり返しくり返すことによってなにごとも身につく、能力となる。この鉄則をここでも生かし、どんな小さなことでも、気づいたことはすぐ実行に移す。自分をむち打ちむち打ち、へこたれないでやり抜く。・・・これが身につき習慣になれば、わたしたちは、不可能と考えられたことも可能になり、閉ざされた道もひらけてくることを、わたしはいろいろなばあいに発見します。『愛に生きる』鈴木慎一

何によりドーパミンが出るかは人それぞれで、それに出会う絶妙なタイミングなどによっても、強化学習のサイクルが回るか回らないかは決まる。この出会いは誰にもコントロールできないのです。
 ただ、そういった出会いをなるべくたくさん提供することはできると思います。もっと大きい言葉で言えば、子供に感動を与えること。別に何か特別なことをしなくてもいいんです。 茂木健一郎

教養・修養

教養が深く見聞が広く、話題が豊富であること。『話術』徳川夢声

人、生まれて学ばざれば生まれさせれざるに同じ。学んで道を知らざれば学ばざるに同じ。知って行なわざれば、知らざるに同じ。『慎思録』貝原益軒


頭脳を鍛える名言集 教育名言  推薦図書https://plaza.rakuten.co.jp/humourmuraki/diary/201912050000/?scid=we_blg_tw01 #r_blog

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