異質なものの出会い

 「東経135°の覚え方は?」と少女に聞くと「1、3、5奇数」と答えた。

135°が1、3、5と分解され結びつけられた。

東経135°の覚え方をいろいろな人に聞いているのだが、答えられたのは後に浜松の私立中学のトップになった彼女と野球で浜松の大会で優勝メンバーになった子と私の母親の3人が発見できた。

勉強ができるのと違う発想の柔らかさはどこからやって来るのだろうか?

 「『おは、用意、どん!!』をどうやって考えたのですか?」と聞かれるのだがよく分からない。

 「おはよう」がどこかに上っていき、「用意どん」が降りて来た。

ドクター中松の二股の給油ポンプのように二つのものが橋渡しされた。

二つの異質なものが突然つながってしまう。かくして、発想されるのだ。

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