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編み図・基本のベレエ帽

今日は2016年2017年に開催していたワークショップ
「コットン糸でベレエ帽」の編み図をご紹介していきたいと思います。
ダルマ毛糸さんのレース糸#20  かぎ針編み3号を使っています。


編み図がとても細かくなってしまうので
最初は10段分のご紹介。
正円を編みます。直径26㎝が目標です!
がんばっていきましょう○
手のゆるさで編む段数は違ってくると思います。
サイズを測りながら進めてみてください。
直径26㎝になったら一旦止まってくださいね。
今回の編み図では直径10㎝くらい進みます。

第一弾は少し丁寧にご説明してみます。
では、まいりましょう!

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糸を輪にして細編み6目を、作り目で丸く編んでいきます
引き抜き編みでとじ、1目鎖で立ち上がりをつけて
次の段へいきます。

2段目
作り目に2目あみ入れて+6目、12目にします。
最初の目に引き抜き編みし閉じます。
3段目
鎖編み1目で立ち上がり、
最初の目は細編みを1目、
次の目に2目細編みを編み入れます。以後、1目細編み、2目編み入れるを繰り返して+6目、18目です。最初の目に引き抜き編みし閉じます。

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4段目
鎖編み1目で立ち上がり、
最初の目は2目一度を1目、
次の目に細編みを2目続けて編み入れます。
以後、『2目編み入れる、2目細編み』を繰り返して+6目、24目です。
最初の目に引き抜き編みし閉じます。

ここで、数を数えないで続けていく方法が見えてきませんか?
実は前々段を見ると、どの目に2目編み入れるかが
見えてきます。(編み図か下の編み地をご覧ください)
5段目をみていきましょう。

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1目鎖で立ち上がり、
3目続けて細編みを編みます、続いて2目編み入れます。
これを続けていきます。ここで3段目をご覧ください。
『2目編み入れた2目め』の延長上に
5段目で編む、『2目編み入れる目』が現れることが分かります。
必ずそれを守っていると
キレイな正円を編むことができます。
+6目、30目になりました。

同じく6段目はどうでしょうか?
1目細編みを編みます、続いて2目編み入れます。
ここから『4目続けて細編みを編み、5目めで2目編み入れます』
これを繰り返すのですが、
4段目をご覧ください。
『2目編み入れた2目め』の延長上に
6段目で編む『2目編み入れる目』になります。

この法則がわかると、
どんどん段数を進めていくうち
数えるのが大変になった時、
これを知っておくと
どの位置でふやし目をするのかが一目瞭然!です。

これで編み図を見ながら
10段目まで編んで見ましょう。
前々段をみながら、ふやし目。

もちろん間の目数を数えても○です。

どうでしょう?ワークショップでは
テキストと言葉で、
直接お伝えできるのですが、
文章だけでお伝えするのは初めてだから
少しづつお伝えすることにいたしました。

いろんな方にベレエ帽にチャレンジしていただけますように。
次回は11段目から15段目の
編み図をご紹介いたします。





サポートいただけると、とってもとっても助かります!ありがとうございます! 自分のニット教室、アトリエを開いて、関わってくださった方が、外に一歩踏み出せる様なニット作品を製作できる様に進んでいきたいと思います。 『リラックスして、まじめに、いいもの』が生まれる場所にいられる様に。