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遠征オタクが行く #クソ物件GO 2020〜北海道シリーズ(前編)〜

たくさんの狂人の参戦記を読んで、書きたくなったので書いた。

初めまして、むらさん。です。
クソ物件GOの参加は2019年に続き2回目。不動産業界の人間ではなく、ホテルで働いているアイドル(乃木坂46)オタクです。アイドルが好きな故、コンサートに参戦するために日本全国へ遠征しています。

参戦記を書くにあたって、遠征オタクらしく「クソ物件GOで支出した費用」とともに振り返ります(お金の話に問題があればお知らせください。クソ物件GO出禁になりたくないw)

初日〜3日目まで 北海道遠征の支出

クソ物件GOが開始する12月5日(土)0:00からスタートダッシュをかけるべく北海道へ。3泊4日の移動経路と支出は下記の通り(スプレッドシートで突貫で作成したので雑である。許して欲しい)

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振り返り1:羽田→札幌 DP / 3泊4日(JAL) 25,200円

北海道遠征は自ら志願。その時の緑軍オープンチャットでの緑軍大将・tniheiさんとのやりとり(Planetがtniheiさんです)

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11月27日(金)の時点で緑軍には北海道に住んでいる、若しくは北海道へ行けるメンバーがおらず、仕事でよく行っていたので北海道行きを志願。早速、ダイナミックパッケージ(航空券とホテルの宿泊がセットになった旅行商品、以下DP)を予約した。この時、札幌市はGo To トラベルキャンペーンの対象から除外されているため、もちろん割引はなし。それを知りつつも3泊4日の行程で料金を確認する。

ん・・・?27,200円・・・?

目を疑った。私が勤務するホテルは札幌市内にもホテルを持つため、札幌市内のおおよその相場は知っていた。この価格、コロナ前の1泊2日のDPの下限料金だぞ・・・?3泊4日の行程やぞ・・・?下手したらGo Toトラベルで割引になるより安いぞ・・・?
旅行需要の蒸発の恐ろしさに震えながら(何かの間違えかもと思いつつ)予約完了。2,000円割引のクーポンを使用したため25,200円。

振り返り2:12/5(土) タクシー 2,990円

そんなこんなで札幌入り。前日までは赤軍の皆さんのツイートを見て、ちょっとビビるw

tniheiさんじゃなくてすいません。

少なくとも赤軍メンバーも札幌にいる or 送り込んでいるということが分かったので、めちゃめちゃクソ物件への行き方を調べる。旭川刑務所への行き方とか、2020年世界一調べた自信がある。

そして、2020年12月5日(土)0:00。

案の定エラーが発生wとは言え、グリップ君が事前告知してくれた方法で投稿。こういう時の切り替えはコンサートチケットの一般発売で慣れている。

次の物件へと思い、Twitterを開くと・・・

赤軍に取られてた!!!!!!!!!!!(白目)

えっ?マジ?そうなの?誰もいなかったよ?そうなんですか?そうですか。と(かなり)動揺しながら、次の物件へ向かう。そうか、北海道はこの方なのね。

SFC .100円さんは元長崎屋でチェックイン。どうやら札幌駅方向へ向かっている模様。私は当初の予定通り、札幌駅と反対方向の物件へ向かっていたので無事チェックイン完了。画像にホラーみある。

SFC .100円さんが市中心部の物件を攻略していくのを見て、ひとつの仮説を立てる。狂人ならこれから郊外のクソ物件に向かうはず。候補ルートは3つ。

 候補ルート1:麻生の店舗
 候補ルート2:アパマン→札幌ドーム
 候補ルート3:北欧館→宮の沢ハイツ

恐らく、アパマンは注目度が高い(2019年の札幌初チェックインもアパマンだったはず)から候補ルート2に行くと予想。ガチ勢でなければ市中心部でスタートダッシュは終了。
その仮説から、私は「北欧館→宮の沢ハイツ」ルートを選択。なお、終電が終わっていたため徒歩で向かう。その道中、

今年のクソ物件GOで「死ぬかも」と思った唯一の瞬間w
雪が舞う深夜の道道をひとり歩いている奇特な人間を見かけて、声をかけてくれた優しい人だったのかもしれない。でも15分つけられるのは怖い。
北欧館〜宮の沢ハイツを攻略後、このこともあり、ホテルまでタクシーで戻る。2,990円。

タクシーの運転手さんの話を聞くと、Go Toトラベル除外後は旅行客も減り、飲食店が時短営業になり地元の人の利用も減り、タクシードライバーの職を辞める人も増えているそう。想像以上にしんどい。
私がホテルで働いていることを伝えると「しんどいけど、お互い今は耐えましょうね」と笑顔で言ってくれた。ちょっと泣いた。

振り返り3:12/5(土) JR 320円

ホテルに戻った私は、日中どう動くかをひとり作戦会議。
SFC .100円さんがガチ勢であれば旭川や帯広に向かうはず。ただ、過去のツイートを見てみると普通の方っぽかったので判断が難しかった(だって狂人走不狂人走だし)
そのため、始発から動き出し、旭川→帯広のルートを回ることを決める。既にえきねっと(JR東日本が提供するネット予約サービス。北海道内の特急も予約できる)で予約していた旭川→札幌の特急の予約を取り消したため払い戻し手数料で320円。文字通り旭川への片道切符となる。

振り返り4:12/5(土) タクシー 7,580円

ひとり作戦会議後、シャワーを浴び身支度してライラック号の始発(6:35発)で旭川へ。一睡もしてなかったので電車内で仮眠をとり、目覚めると一面の雪景色でビビるw札幌は全然雪が積もっていなかったのになー。

なんやかんやで旭川に到着(8:00着)寒い。ひたすら寒い。札幌の比べ物にならないほど寒い。駅のセブンイレブンで手袋を買い(宮の沢ハイツに行く途中で片方落とすw)西武旭川店にチェックイン。
その後、一旦旭川駅に戻りタクシーを捕まえる。行き先を伝えると運転手さんがひと言。

ふくw
網走刑務所のように観光地でもなければそうなりますよねwww
「珍しい建築物を撮影して回っているんですよ〜」とよく分からない説明をしながら、旭川刑務所へ向かう。

当初は旭川駅からJR永山駅へ移動して徒歩を検討。

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ただ、冬は一面の雪景色と道中コンビニすら無い辺鄙な場所だから徒歩は死ぬ。間違いなく遭難するから車 or タクシーが正解。夏なら徒歩でも行けるかもだけどここは無理をしない。
また、JR永山駅からタクシーも検討するも、駅の規模が小さ過ぎてタクシーが捕まらず時間のロスになる可能性も考えて「旭川駅からタクシー移動」を選択。結果的に正解。

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運転手さんが「こっちが職員の宿舎なんですよ〜」と案内してくれる。優しい。宿舎も新築だから綺麗。写真を撮ろうとしたら暖機運転中の住人の方に睨まれる。捕まりたくない。

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刑務所の周辺をぐるっと回る。本当に何もない。これは脱獄しても心折れる。
なお、12月5日時点では例年と比較すると暖かく、雪も少ないそうだ。これで暖かいんだ・・・。このままJR永山駅へ向かう。7,580円。

車内の話題はやはり新型コロナの影響。旭川市内の病院ではクラスターが発生していたので、通院する人も減り、自ずとタクシーの利用者も減っていたそうだ。旭川の病院が周辺地域の医療も担っているそうなので深刻な状況なのは伝わった。

振り返り5:12/5(土)永山→旭川 JR 300円

タクシーでJR永山駅へ。お世話になった運転手さんとお礼を言って駅へ向かう。

駅の外観を撮影し忘れてしまったけど本当に小さい。将来的には無人駅になるかも、と運転手さんが言っていた。
切符を購入して改札へ。自動改札ではなく駅員さんが改札する方式。

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ちょっとテンション上がるw
電車の車両も1両で、普段10両編成とかに慣れていると本当に新鮮だった。旅っていいな。

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画像は旭川駅で撮影。味のある車両。

この時点で10:00前後。これから帯広へ向かうのである。
北海道シリーズ後編(多分)へ続く。






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