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WEEK1-4 誰でもわかる低リスクの起業準備 ユアユニで生涯、学びの道を!MUP3学期

こんにちは「師子吼する」です。前回の講座「WEEK1-3 誰でもわかる低リスクの起業準備 ユアユニで生涯、学びの道を!MUP3学期」の続きです。

■COMMUNITYの段階

次にCOMMUNITYの段階だが、今までインスタのストーリーで無料で情報を小出しに発信していたが、最終目的はお金を儲けることである。ここではお金を儲けるためのコミュニティをつくる。ただコミュニティ自体も無料で、お金儲けはしない。どういうことかというと、もうひとつ違う媒体で情報を発信していく。違う媒体では、インスタのストーリーとは違う特別な情報として発信する。媒体は非公開の媒体を利用する。

例えばフェイスブックのグループ・LINEのオープンチャット・LINE公式アカウント・YouTubeの限定公開・非公開のブログ・同じインスタなら非公開アカウントなどをコミュニティとして使う。コミュニティに入った人だけが、特別な情報を見られるようにする。ただ特別な情報だからといって、ものすごい情報を用意する必要はない。別媒体で発信する情報も無料でやるのだから、主に自分の仕事についての知識や調べたことなど、豆知識に毛の生えた程度のものでよい。別媒体がYouTubeなら、YouTube自体で儲けるわけではないので凝った動画にしなくてもよい。とにかく自分のサポーターがコミュニティに入れば特別扱いされたような優越感を体験させるだけでよいのだ。これはどの業界でもやり方は同じである。
ただ他媒体に誘導する場合のメッセージは気を付けておかないといけない。

料理のレシピなら
悪い例:「秘密のレシピの見たい方はFacebookに登録」
良い例:「1日1回、おうちで作れるおしゃれなフレンチのレシピをインスタのストーリーとFacebookで公開」

美容師なら
悪い例:「美容師のへアメイクをYouTubeの限定公開で詳しく教えます」
良い例:「毎日1個、美容師のヘアメイク動画をインスタのストーリーとYouTubeで配信します」

ジムのトレーナーなら
悪い例:「もっと詳しくトレーニングを学びたい方はライン公式アカウントに登録」
良い例:「半年で効率よく体格を変えるトレーニング動画をインスタのストーリーとライン公式アカウントで1日1回配信」

このようにインスタからから他媒体に誘導する場合のメッセージだが、広告じみて、うさん臭くならないようにするため、他媒体で発信する特別な情報は毎日発信するなど継続性があったり、見続けると目的を達成できるようなものにする。

このようにして他の媒体でサポーターをふるいにかけ、大変強固なサポーターだけを集める。アメリカのデジタル技術雑誌「WIRED」の初代編集長であり、歴史上の状況を踏まえて未来での物事がどう変わっていくかを詳細に調査・推論する学問分野で「未来学」の専門家であるケビン・ケリー氏はその著書「1000人の忠実なファン」(2008年)で1年間で100ドルの利益をもたらしてくれる自分を応援する熱烈なファンが1000人作れば生活に困る事はないと述べた。竹花氏はこの考え方を「1000人の法則」と呼び、他の媒体で1000人のサポーターが集まればどんな事業も成功するという。

■WAITの段階

次にWAITの段階だが1000人のサポーターが集まったとしても、まだその1000人に何か売ったり、広告を見せたり、キャンペーンやイベントの告知などは決してしない。WAITでおこなうのは、幸福感の発信である、最初のFREEではインスタのストーリーでネガティブの発信を多くすると述べたが、この段階ではうれしさ・楽しさ・喜びのような幸福感の発信を多くする。

上記の左ような広告のストーリーは全くサポーターには響かない。上記の右ような幸福感の発信をひたすら続ければ、サポーターは自然にDMを送ってくれたり、もし既に事業をやっているのであれば店に来てくれるし、ものを買ってくれて、イベントを開かなくても会いにく来る。
SNSで人を集めるのに大事なのは、小出しの情報発信で見せたいものを見せないことである。どういうことかというと、SNSを使って人に店に来てもらおうとか、サービス・商品を買ってもらおうと思うなら、一番人に見せたいはずの店のキャンペーン・イベントの告知、商品・サービスの情報など宣伝広告を決してみせてはならない。竹花氏もUR-Uの広告じみたものをインスタのストーリーなどには出していない。仮に自分がドーナツが好きだったとしても、魚釣りをするときにドーナツを魚のエサにしたりはしないだろう。1000人もサポーターがいれば自分がPRや広告を見せて宣伝したくなるが、最初はサポーターは店に行こうとか、サービス・商品を買おうとかまでは思ってはいない。現代では広告はほとんどの人が鬱陶しがるだけであり、広告ほど広告にならないものはない。。よくSNSでは商品・サービスの価格や情報・キャンペーン・店舗の空き状況などの広告がうたれているが、こんなことはやってはいけない。

カシオ計算機が出している腕時計で有名なG-SHOCK。G-SHOCKは1983年に発売され、G-SHOCKはアイスホッケーのステックで弾き飛ばすテレビCMがアメリカで放送され、それがきっかけで日本よりも先にアメリカでヒットした。

とくにDW-5600というG-SHOCKのモデルはカシオの宣伝よりも1994年の大ヒットアクション映画「スピード」で主演のキアヌ・リーヴス氏が腕に着けていたことで多くの人に注目され、DW-5600もヒットしファンから映画にちなんで「スピードモデル」と呼ばれた。DW-5600はカシオが宣伝に力を入れてヒットさせたものでないのだ。映画の中でもDW-5600は露骨に宣伝じみた演出もされていない。キアヌ氏がたまたま腕に着けていただけである。このDW-5600の例はSNSも同じで、自分が売りたいものを露骨に宣伝しても、効果がない。とにかく幸福感の発信をして、売りたいものがあれば、ストーリーや投稿の画像にさりげなく載せておくだけでよい。

■JOINTの段階


最後のJOINTの段階だが、サポーターが自然にDMをくれたり、に店に来てくれたり、商品・サービスを買ってくれることに価値があってそれで終わりではない。本当の価値あることはJOINTまで残ったサポーターを自分の起業などのプロジェクトに巻き込むことである。

東京渋谷の神南にあるカフェ「RIO」や

新橋にある高級焼肉店「YAKINIKU FUTAGO 37West 17th St」は竹花氏がオーナー制度を儲けて、自分のサポーターにお金を出してオーナーになれば、店で割引があり、自分がオーナーだと名乗れて店を人に紹介すれば、リターンも受け取れる特典があると、インスタなどで呼びかけてできたものでもある。別に竹花氏のように本当にオーナー制度をつくってサポーターにお金を出してもらおうとしなくてもよい。サポーターを何らかの形で事業の準備や店の経営に何らかの形で参加させて特別な体験を与える。それらのリターンも考えてもよい。極端な話であるが、自分が起業でカフェを作るとなったときに1000人にカフェを一緒に作りませんかと呼びかけ、その1000人が全員応じたとする。その1000人が皆インスタをやっていてそれぞれに100人のフォロワーがいればほとんど無料で10万人にそのカフェを知ってもらう可能性が出てくる。これなら新しく作ったカフェがそうそう失敗することはない。自分だけで最初から起業して宣伝しても、客など来ない。ここまでやって自然に自分のところに足を向くようにして、初めてたくさんの客を呼ぶことだできるのだ。

お笑いコンビのキングコングの西野亮廣氏は絵本をつくるために、大勢の人からクラウドファンディングで資金を集めたが、有名な西野氏でさえ、最初からすぐにクラファンをしたわけではなかった。竹花氏が言うようにオンサロンを開いてコミユニティをつくり、人を集めてからクラファンを行ったのだ。そして西野氏にお金を出した人々は絵本のことをSNSで拡散し、これが無料の大きな広告となり絵本はヒットしたのである。

ここまでをまとめると


FREE
インスタのストーリーで無料で主にネガティブな情報や豆知識を小出しにする。
SURVEY
小出ししている情報を洗練したり、ユーザーとの一体感を高めるためアンケートをとったりする。
OFFLINE
第三者の信用を集めるのとサポーター同士をつなぐため、オフラインでイベントを行う。
COMMUNITY
小出しをしている情報とは別に非公開の媒体でも情報を発信し、サポーターをそちらに誘導して優越感を体験させる
WAIT
商品・サービスを売らず、小出しにする情報でネガティブなことよりも幸福感の発信を長く続ける。
JOIN
サポーターに自分の事業の立ち上げや店の経営などに参加してもらう。

それではおまけです。

この前、久しぶりに旅行で東京へ、私の会社の保険の組合員だけ利用できる新宿の曙橋のイタリアンレストランでランチ。
写真1枚目の「自家製パッパルデッレ 鴨とボルチーニのラグーソース」という、舌を噛みそうなよくわからん名前のパスタが大盛880円。しかしコロナの前には、肉料理とデザートがついていたが、なんとそれがなくなり、パスタとサラダとドリンクと食べ放題のパンだけ。゚(゚´Д`゚)゚。
とほほほ(;´д`)
まあ、このご時世だからしょうがないし、これでも爆安でしょう( ̄▽ ̄;)
翌日も地下鉄の乗り放題切符を使い、レストランに行き写真2枚目の
「サルシッチャと栗のクリームソース リガトーニ」という、またわけのわからん名前のパスタを食べる。こちらは大盛660円。
セレブそうな奥様2人が優雅に食事しているそばで、肉料理とデザートがなくなった分、食べ放題のパンをバクバク食べる、いい歳こいて、へらこくてセコい私
( ̄▽ ̄;)
もちろんパスタはうまかったです(゚д゚)ウマー

それでは相変わらず、セコい「師子吼する」でした
( ̄▽ ̄;)

ありがとうございました。

2022年12月13日

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