ゲームプランナーになるためのアクションプラン

こんにちはサダイです。
たまにはネガティブを排除した短めの内容を書きたいですね。
まぁ長いですが(笑)

今回はゲームプランナーになりたい学生さんに向けた内容となっています。
私が実際に就職活動や、ゲーム会社で勤務している時に学生の頃「こういうことしておけばよかったなぁ」と後悔することが多かったので、その辺りの事をお伝えできればと思います。

そもそもゲームプランナーとは

ゲームというのは、絵とプログラミングと音楽が出来ています。(すごくざっくり)
なので、絵が描けてプログラミングが出来て、音楽も作れたらゲームは完成します。
これを見て、「あれ、それじゃゲームプランナーって何しているの?」と疑問が出るかもしれません。

ゲームプランナーとは「ゲームを考えて行動して伝える人」です。
(これは私が思っているゲームプランナー像なので、他の方はと違う回答かもしれませんね)

「どういうゲームを作ろうかなぁ」とか黄色ネズミの名前を「ピカチュウにしよう」とか「ここで王様から剣とお金が貰える」などなどを考える人・・・と思っておいてください。
「楽しそう!」と思える方はゲームプランナーの第1歩。

ただし、ゲームプランナーも楽しいことばかりではありません。
ゲーム作りという物はゲームプランナーが基礎の部分を考えたり、作ってもらえる様に行動を起こさなければ基本的には進まない仕事です。
家を立てる場合も「どういう家なのか?」そして「どういう機能や間取りがあるのか」という部分を考えて、設計図を作らなければ組み立てられない。そういう考え方に近いです。

ゲームプランナーは、「どういうゲームを作るのか?」「何が必要なのか?」そして「作った物をどこに置くのか?どういう場面でどの曲を流すのか?」など、他の人と連携を取り調整して行く仕事です。

そのため、絵の知識やプログラミングの知識、音楽の知識があると他の職種と話をする際に円滑に物事を進めることができます。
(プランナーって難しい職業だなぁ・・・説明も難しい)

簡単に言うと、手だけを動かす仕事ではなく頭をフル回転させて他者と連携を取りつつ、動き回り説明やチェックや調整などをやる何でも屋のような職業です。
頭の回転が早い、行動が早い、コミュ力最強な人に向いてる職業と言えます。

次からは具体的にゲームプランナーになる方法を説明します。

勉強して良い大学に行く

これは言わずもかな、小中高としっかり勉強をして良い大学を目指しましょう。
大手のゲーム会社に行きたい!という希望があれば、必ず良い大学に行く事をオススメします。
まず受ける企業の視野が大きく広がります。とある会社ではSPIで高得点が必須な所もあり、学生時代に勉強が苦手だった人は苦労します。

企業によっては大学名を見て書類を弾く可能性もあるので、良い大学に出ているだけで他よりも少し有利に戦えます。
ゲーム以外の選択肢も大きく広がるので、必ず良い大学に入れるように勉強をしましょう。

アクションプランとしては、自身が全くダメだったため良い提案はありません。
塾に行くとか予習復習をしっかりする・・・とかでしょうか?
名前を出すと「ああ!あの大学ね!」と言われる所が良いと思いますよ?

ゲーム以外の知識を入れる

ゲームプランナー目指すなら、とにかくゲームして色んな知識を得よう!という概念は捨てましょう。
もちろん大切な事ですが、もっと他にも目を向ける必要があります。

ゲームプランナーはゲームの事だけでなく様々な事を理解してる人が強いです。
例えば、
あなたはディレクターでサッカーゲームの開発を任されています。
その際に社内でプランナーを1人募集しました。すると、AさんとBさんの2人が立候補しました。
この2人はどちらも同じようなスキルで開発経験が無く、経験を積むため立候補したようです。

Aさんは「学生の頃からサッカーの経験があり、〇〇チームのファンで応援もしています!」
Bさんは「サッカー経験も知識もないですが、これから知識を入れて頑張ります!」
どちらか1人しかチーム入れれない場合、あなたならどちらを取りますか?

この場合、Aさんの方がチームに入れる可能性が高いです。
もちろん彼らの経験も踏まえる場合もありますが、同じスキルである場合はAさんです。

ゲームは面白さだけでなく、クオリティやリアルさが重要です。
サッカーなのにボールを持って走っていた場合、サッカーを知ってる人からしたらクソゲーと言われる訳です。

今回はサッカーを題材にしましたが、ゲーム開発では様々な題材があるため多様な知識を知っておくと優位に立ち回れます。

・映画、アニメ、漫画、小説
・歴史、政治、軍事
・スポーツ全般
・昔の物語や神話
・芸能、アイドル、声優

などなど、幅広いジャンルの知識を入れておきましょう。
「全部知るなんて無理!」という方は、何か1つ特化した知識をつけましょう。
「軍事関係なら何でもこい!」「歴史の知識なら負けない!」などでもOKです。
自由に時間を使える学生時代だからこそ、自身の「好き」を特化して、将来武器に出来る様にしましょう。

アクションプランとしては

・食わず嫌いせず、様々なジャンルの作品を見る
・部活動などに参加してみる
・外に出て、様々な景色を見る
・色んな人と会話をする

とにかく行動してみて自分が楽しいと思えた事と、これは苦手と思えた部分はノートなどに控えておきましょう。そして、どうして楽しかったのか?どうして苦手と感じたのか?
そういった部分を考えて納得できる答えを自分なりに見つけることが出来れば、将来ゲームプランナーとして良い経験になるかと思います。

どんなジャンルや物事にも一定数のファンがおり、そのファンたちが「なぜ好きなのか?」を理解するとゲームに落とし込む際、セールスポイントやコンセプトが作りやすいです。

1からゲームを作る

正直な話、一番の近道はこれです。
理系の良い大学に行き、プログラミングを組める仲間を見つけてゲームを作ることが一番の経験と武器になります。
(今までのは何だよ・・・って話ですが)
ただ、「ゲームなんてどうやって作るんだよ!」「そんな都合の良い知り合い居ないよ!」そう思われる方も多いとは思います。
昨今、ゲームを作るためのツールは多く、紹介程度に書きますが1人でも作ることは可能です。

・Unity
・Unreal Engine
・RPGツクール
・WOLF RPGエディター
など

PCを持ってない人は任天堂Switchから「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」も発売されているのでやってみても良いかと思います。

これでゲームが作れる!と思ったら、まだ早いです。
残念ながらゲーム作りのハードルは高く、UnityやUnreal Engineなどは学習面で心が折れる場合も多いです。反面、簡単なものを作っただけでも大きな経験となります。

アクションプランとしては

上記のツールは何でも良いので一度ゲームを作って完成させてください。
ゲーム作りの難しさや、大変な部分が見えてくると思います。
また、出来るのであればチームを作って挑戦するのもおすすめです。これは大学で仲間を〜ではなく、クラスメイトや、Twitterなどネットを介して仲間を集めるでも構いません。

今ではこういったサイトもあります

チームで作る難しさや、個人では上手く行ったことが全くできないなど、個人作るよりも数倍良い体験ができます。

「完成」とは言ってもドラクエやFFのような大作RPGではなく、ミニゲームでOKです。
迫って来る敵を撃って倒してスコアを稼ぐだけのゲームでも良いです。
とにかく作って完成させること。これを目標にやってみましょう。

まとめ

・ゲームプランナーとは何でも屋に近い職業
・良い大学を出て、選択肢を広くしよう
・自分の知らない事を知ろう
・ゲームを1本完成させてみよう

今回はゲームプランナーについて語りました。
何番煎じだよ!と思うかもしれませんが、良ければ参考程度に頭の片隅にでも置いていだければと。

次回の内容は、最近副業に関しての本など話題が多いので、
「無能プランナーが副業するなら」か「専門学校のメリットとデメリット」というどちらもネガティブ感満載の内容を書く予定です。

1人でも多くゲームプランナーとなって、そこから神ゲーを次々生み出してくれることを願っています。

おわり

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