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グッバイ ウィザーズの宣伝手法はヒトの其れじゃない 見辛いけど否めない でも分かり難いのさ


発端は晴れる屋札幌店で開催された『WPNプレイヤーズ予選』


ぼく「WPNプレイヤーズツアー予選って何や?PPTQみたいなもんか?」

周辺「タカシマ君すごい!プロツアー!

ぼく「は??」


新たなシステムでは、WPN店舗の皆さまが開催できるイベントが増え、それらを開催するための要件が減り、WPNプレミアムストアの皆さまには予選イベントの開催権利が確保され、これまで以上に多くのイベントを開催できる新たな手段が用意されます。


…??


今までウィザーズの日本語翻訳記事に分かりづらいものが無かったとは言わないが、ここまでではなかった。誰向けの記事やねん。店舗向けだとしたらこんな重要な新制度のプレイヤーへの告知は店に丸投げか?プレイヤー向けだとしたら店舗の皆様は~、っていきなり店に媚びるなよ。
しかもまず第一声に「開催できるイベントが増えるよ、良かったね」って、そもそも度重なる制度変更で数多の店舗を切り捨ててきたお前の口からよく言えたな、という印象。


プロモの《謎めいた命令》に見覚えがあったので、イゼ速を見返すとようやく思い出した。確かに新制度の発表があった気がする。この記事は読んでいたがプロツアーの制度が変わるという印象が全く無かった。そしてコメント欄見る限り、プレイヤーズツアーが準プロツアーみたいな規模で、プレイヤーズツアーファイナルが今までのプロツアーのようなイメージになるのか。すごい。コメント欄の知らない人の書き込みを見るまでこんな重要な事に気づかなかった。


多くのプレイヤーにとってプロツアーは憧れだと思う。僕もそうだ。だがそれは大きな壁だ。幾多の強豪を破って勝ち抜いた先がプロツアーだからだ。だからこの記事が言いたいことはわかる。スゲーよくわかる。そしてプロと呼ばれる人たちの目標はさらに先。というのは置いておいて、いくら高いハードルだからといって、下げてくれだなんて殊更思ったことはなかった。今まで通りグランプリTOP8と、PTQ突破者、年間成績優秀者ぐらいがちょうど良いと思っていた。


プロツアーには負の側面も存在する。かつてプロツアーに参加した経歴を持つ人を軍人なんて呼んでいた時代もあったが、そんな軍人からするとプロツアーはそこまでいいものではない、という意見も耳にする。このPro Tour Sucksという記事で描かれた内情も相当なもので、"Play the game, see the world."というコピーを皮肉って、"Play the game, see the convention centers."なんて言っていたりする。
自分はもし参加となれば必要経費だと割り切って死ぬほど楽しもうとすると思うが、確かに大して高くない航空券だけもらって、見知らぬ海外の展示会場に集まって2日ないし3日間泊りがけで戦え、というのは堪えるかもしれない。ちなみに記事自体は超面白い。1000回読め。

名前を変えるな

冒頭の大会について、もし僕の中にWPNプレイヤーズツアー予選≒プロツアー予選という方程式が結びついていれば、《むかしむかし》禁止以降封印していたセレズニアアドベンチャーを何とか戦える形に拵えて参加していたと思う。WPNとはウィザーズ・プレイ・ネットワークの略で、それが頭についたから何なの、プロツアーからプレイヤーズツアーになったから何なの、グランプリが一文字違いのイベントの存在するマジックフェストになったから何なの、と、プレイヤーが抱くごく一般的な疑問に回答できていない現状というのは極めて問題だと思っている。名は体を表す。こいつらコピーライターとかが何故存在するのか理解してるんだろうか。

USAからトップダウンの指示が降りてきてるんだろう現状、日本でどうこうできる問題ではないだろうと思う。でもまぁ冷静に国内の消費者バカにされすぎだよな。

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