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BOULE QUI ROULE ~出逢いの星~

子供の頃に好きだったものは、ずっと好きなのが多いね。
はじめに好きになったアイドルはピンクレディーで、今見るとその存在は宇宙的ですらあるように見える。
子供の頃は彼女たちの歌にもあるけど『UFO』に乗ってきた宇宙人みたいに思ってた気がする。(褒め言葉)

占いが好きなのは、姉の影響もあると思う。
「マイバースデー」を毎月買っていた姉から回し読みさせてもらって、目に見えない不思議なものがより好きになったんだよね。
おまじないブームもあったな。姉や女友達が謎のおまじないをしてるのが面白くて、みんなで謎のおまじないかけてた。

前にも書いたかもだけど、小さい頃よく事故にあう子供だったんだけど、自転車で車にぶつかった時も体がフワッと持ち上げられて謎に助かるような事が多くて、その時は幼心に周りに天使がいて、天使が助けてくれてるんだと思ってた。

UFOを目撃したことも何度もあったり、桜が話しかけてきたり、魂が体から抜ける幽体離脱の経験だったり、いわゆるスピっぽい体験は10代の終わりまでに色々してきて、今思うのはスピリチュアルとされてるものが普通な感覚だったなということ。

占星術の面白さに、宇宙から見る視野を持てるというのがある。
宇宙の様々な天体の影響を受け、私たちもその天体の中の一つにいる。
地球にいると、いや今住む場所にいると私だったら新宿から見える近視的視点につい縛られてしまっていることが多い。
グーグルアースを使う感じで、そこから東京、日本、世界と上に視野を伸ばしていくと
「あっ地球にいたんだった」と思う。
そこからまた伸ばしていくと、
「あっ、宇宙だった」となる。

宇宙的な視野というのは、まだ解明されていないことが多く、とにかく不思議だらけだ。その不思議にいるということの感覚の肯定が私が思うスピリチュアルなことでもあると思っている。

この間、星男で始めた占いの部屋「星色フォーチュン」で、フォーチュンテラーの藍風くじらさんが面白いことを言っていた。

私が「くじらさんは自分の占いはする?」と聞いたら、ほとんどしないが
「辻占いのように、全てのものからメッセージをキャッチすることはよくある」と言っていて、(辻占いとは元々、夕方に辻(交叉点)に立ち通りすがりの人々が話す言葉の内容を元に占うというもの)
自分の占いもそういうものでありたいと話してくれた。

偶然に、また意図を持ってだとしてもその時、その人、占いにおいても偶然性のあるもので、何かのヒントになるメッセージがあると思う。

元々、不思議なこの世界で私たちは自分に制限をかけられて生活をせざるを得ない。
だけど、もっと視野を広げることで見えるものや、本来の自分に出会える可能性を信じてみたい。本当の力が出る時、私たちはどんな風になっているのだろう。

ピエールバルーの好きな歌に「出会いの星」というのがある。

BOULE QUI ROULE ~出逢いの星~

恋人達の酒場で/私はある瞳に出会った/その瞳は沢山の瞳のなかで/私に微笑みかけた/私には愛が必要だった/私はその瞳に言い寄った/そして その瞳は/私のベッドの中で閉じられた
そう こんな事が起こるのは
すべて回る球の空間のどこか
無限の宇宙の…
そして すべては限りない宇宙
回る星の上の出来事
そして すべては限りない宇宙
回る星の上の出来事

ピエールバルーの視野の広さにグッとときめく歌詞で、時折ふとこの歌詞と回る星の上にいることを思い出す。

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