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瞬くあいだ


友人のりかちゃんから送られてきた8年前の昨日の写真。
瞬くように、一瞬一瞬が夢のように感じた。
実際、夢なのかもしれない。

向こうに行った友人もいい顔してる。

なにをしたとか、なにを話したかとかは朧げだけど、楽しかったことは空気感で憶えている。

みんなはどうなのかはわからないけど、私が体感した空気感を憶えている。

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今日はお休みだったのだけど、やりたいことがたくさんで狂いそうだった。あれもしたい、これもしたいと考えていると、泳ぎたくなった。


泳いでスッキリすると、また運動しにジムに行った。

その間、次のライブで歌う新しく覚える曲をひたすらに聴いていた。
しかしどんなに何百回と聞いて歌っても、どうしても間違ってしまう。
歌えるかなと不安になりながら、出来ないから面白いということに気がついた。

すぐに出来たらつまらないじゃないか。

最初から間違えずにうまく歌えたら私は歌うだろうか。

写真だってそうだ。お店だって、パートナーシップだって。イベントだって。

だから、続けられるんだな。

一瞬の喜びのために、何度も試行錯誤したり、練習をしながらさ。

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家に帰ってきてから、ぴろよさんとののかさんと話した会話の文字起こしをした。

その日、頭がおかしくなったかのように三人が異様に爆笑しつづけ話していたので、もしかしたら疲れてるからなんでも面白いと感じているのかもと思ったが、今聞いてもその時の面白さは変わらず、また一人笑い転げた。

会話も一瞬のことで毎日ほとんど覚えてないが、残さなければそれで消えていくことが通常で、こんなに面白い会話を日々してるんだと思うと、日々の会話もすごいことかも知れない。

自分がその瞬間、我を忘れるほど夢中になって、その空気感を誰かとわかちあうのが楽しい。

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入院してた元彼が退院して、暇だろうからとゲームを紹介したんだけど、わたしとはそのゲームの中で友達で、逐一クリア状況が伝わってくる仕組みだった。

はじめは、私の方が先に行ってたのにみるみるうちに彼は遠い先のステージまで行ってしまった。

その後私は無性に悔しくなって、暇さえあればゲームをしまくっている。

その時間も一瞬だ。

しかし、その時間も私にとって必要だ。

夢中になって好きな人と繋がりを感じられることはなんでも楽しく、私にとってその一瞬が重要だ。

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