見出し画像

7月20日

7月20日

午前中から、ずっと文章を書いていた。
今日で15日目。書くことがあまりめんどくさくなくなってきている。
むしろ、何を書こうかな?とワクワクしている節も出てきた。
書くことがもっと楽しくなったらいいなと思う。
書くことは、考えることで、自分と向き合うことだとより理解してきた気がする。
毎日の自分を振り返りながら、自分が何を思っているのかを知っていくのは、わたしにとって、とても大事で必要なことだったかも知れない。

昨日のセッションが、とても良い感じだったので、思いきって、プログラムを実際に募集をすることにした。
どうして私が、このようなことを始めているのか、自分で振り返りながら文章を書いていたら、とても長くなってしまった。それでも、もっと細かく書きたいことはあった。
それは、実際にお話できたら良いのかもと思う。

夜は、ソワレがやっているライブハウス「プティ・モア」に。
最近は、イベントとしてソワレやゲストの方たちの居酒屋をやっている。
この日は、カジカちゃんとソワレのお料理だった。

ソワレの料理を食べると、実家に帰ってきたような安心感がある。
安心できる人と食べ物とお酒(ソフトドリンクでも)があれば、大体楽しい。
2010年あたりからイベントを色々と企画してきたが、この三つが楽しいと思うように至ると、イベントってなんだったっけ?と思った。
バーでも、あるのは空間と人とお酒だけ。
それでも人のエネルギーというのは、何にも変えられない力がある。

最近、始めたというソワレのタロットをしてもらい、そのまま星男へ。
ここでも、面白人間空間が繰り広げられていた。

月一で星男に入ってもらっている二艘木くんの美味しい料理を食べながら、
ふと、お客さまたちを見ていたら、たまたまみんなが黙って空を見つめている時間があった。
誰も何も話さないで、クラッシックの音楽が流れる中に4、5人の人がいる。
ふと私はなぜか「人間がいる」と心の中で思った。
私も、もちろん人間なのだが、人間を人間だと認識しながら見るのは、なんとも不思議な気分がした。
しかし、なんとも言えない安心感があり、みんなをとても可愛らしく思った。
不思議と愛おしいような感情に包まれたのち、二人の結婚しているという男女と、二人とさっきはじめて会って、道で話しかけここに一緒に来たという若い男性が入ってきた。

若い男性は、ラスタマンを尊敬していると言い、夫婦の女性の方は軍艦船が好きだと言って、二人で広島に旅行した話をしてくれた。

もう一人元々いたお客様は、その時の誰が何を話しても、話のテーマについて詳しく知っていて、そこにいたみんなを驚かせた。

ふと、夫婦の女性の方の腕を見ると人の顔のタトゥーがしてあるのが見えて、それについて聞くと、旦那さんの顔が好きすぎて彫ったと言った。
顔の向きも、腕を折り曲げた時にちょうど顔が真っ直ぐなるようにしたそうで、
折り曲げないと逆になるからか、ほとんどの人は逆に彫るそうだった。
考えると、確かによく見るのは逆だった。しかし、折り曲げた時の方が本人がそのタトゥーがより見える形だった。

「旦那さんの顔のタトゥーを掘る人初めて見た。タトゥーって、歩く展覧会みたい。会えた時観れるね。」

私は彼女に話しながら、私の歩く展覧会はどんな展示が良いかなと考えていた。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?