見出し画像

大人の趣味は何がいいか?

【この記事は音声でも配信しています】

こんにちは、むねおです。この番組ハンドプレスFMは、私むねおが生活や本から学んだことを、7分くらいに圧縮して 話す番組です。

最近、二人目の子供が生まれたり、色々と環境の変化があってバタバタしております。

毎日バタバタしているんですが、たまに、「これをPodcastで喋りたいなあ」、みたいに思うことが週に一回くらいあるんですよね。

しかし、今までやってたベストオブベストっていう番組がちょっと更新できない状態ということもあって、個人的な番組をやってみることにしました。

初回のテーマは大人の趣味についてです。

結論としては大人が新しく始める趣味は、ピアノがいいんじゃないかな~、というお話です。

まずは僕の最近の話からさせてください。

上の子供、4歳の女の子なんですが、一緒によく音楽をきいてるんです。そのとき、子供が楽器をノリノリでひく真似をよくしているので、もしかして、そろそろピアノを習いたいと言い出すかなと思っていまして。

なので、一応、無駄かもしれないけど事前準備ということで、僕も一旦ピアノをはじめようかなと思って、いまはじめてみまたんですね。まだ、子供はやりたいとか一言も言っていないんですが、僕だけ、念の為はじめてみましたという感じで。はやすぎると思われると思いますが、その通りです。

思い立ってすぐにですね、6年くらい前に買ったシンセサイザーを押入れから引っ張り出してきたんですよ。KORGのKING KORGっていうシンセサイザーなんですけど。これがまあ当時中古で7万くらいしたやつで、買ったはいいものの全く弾いてこなかったんですよね。この6年間、たまにメルカリで実売価格を調べて、売ろうとしては、発送とか面倒くさくて放置していたんですよね。

で、押し入れからほこりをかぶった楽器ケースをひっぱり出して、きれいに表面をふいて。なんかカビみたいなのも生えてたけど、洗剤でしっかり掃除して、ピカピカにしたんですよ。久しぶりだな、相棒。やっとお前を使ってやれるぞと。

とりだしてたはいいものの、とりあえず何から練習すればいいか全くわからないわけだから、調べてみるわけですよ。そしたら、自分にとってはかなり驚くような調査結果になりまして。

クラシックのピアノって、最初にやる練習曲とかかが、ほぼ決まっているらしいんですよ。それがバイエルっていう練習曲の楽譜なんです。まず、幼児とか小学生がピアノを習い始めるとこれをやるみたいなんですよ。

そして、バイエルが終わるとどうするかっていうと、今度はブルグミュラーっていうのをやるらしい。そして、そのあとはツェルニーとか、そういう感じで黄金ルートがかなり決まっているみたいなんですよ。

これはかなり驚くべきことで、自分がやってきたストリートダンスだと、そういうのはないわけなんですよ。みんな自分が好きな技から練習します。練習用の振り付けとかも、定番のものがあるわけではないし、動画とかをみて真似しながら、試行錯誤しながら、全然やらなくてもいい練習とかもしながら、練習していくわけですね。

でもピアノはそうではなくて、初心者から中級者になるくらいまでのところは、定番の練習用の曲が整備されていて、練習曲をマスターすることと、技術が上がることがほぼイコールになるわけですよ。これを使って一人で自主練もできるし、先生に見てもらって悪いところも直しながらやっていけば、成長が約束されているような感じなんです。

これって、いわば、上達のために高速道路が敷かれているようなものだと思うんです。大人が新しく趣味を始める場合、仕事とか家庭とかで時間がないわけですから、こうやって上達の高速道路が整備されている趣味ってのは、最高だな、と考えたんですよね。

それに加えて、幼稚園児とかが挫折せずに技術を上げていけるって、これめちゃくちゃすごいことですよ。子供に何かを練習させるって、本当にすごく難しいじゃないですか。幼稚園児が無理なく続けられる、ってことは大人なら当然できるっていう話で。

そんな感じで、新しい大人の趣味はピアノだ!と確信して、よし!じゃあバイエルから順番にやっていっていこうと思いまして。

あとは上達の高速道路に乗るため、バイエルをアマゾンでポチれば、わしのピアノ伝説がはじまるぞ、って感じでウキウキしてたんですね。

でもそこで、いやちょっと待てよと。このバイエルって、何十年もピアノ教育の現場で使われている超スタンダードであることは間違いないけど、もしかして、最新のピアノ教育理論とかを反映した、もっともっといい教材が出ているんじゃないかと、僕は気づいたわけですね。

もしかすると、最新の進化版バイエルみたいなやつがあれば、それを使うことで、爆速で上達できるかもしれないと。そこで、進化版バイエルについても追加調査を決行したんですよ。もっといい高速道路が敷かれているんじゃないかと。

そしたらまあ、そういうのが何個かあるらしいんですよ。いくつか見つかったのが、バーナムピアノテクニックとか、メトードローズとか、リトルピシュナとか、バイエルの代わりに教育現場で使われているやつがあるらしいんですね。

調べたところによると、バイエルはいくつかデメリットがあるらしく、ちょっと僕にもわからないんですが、例えばヘ音記号の楽譜を読む力が身につきづらいとか、短調の曲が少ないとか、曲の数が多すぎるとか、とにかくいくつかデメリットがあるらしいんです。で、そういうのをカバーする教材もあって、昔はバイエル一択だったけど、そっちを使う場合も増えてきたと、そういうことらしいんですね。

つまり新しい高速道路が何本も通っているってことです。やっぱ歴史ある趣味は違うな、と思いまして。

バイエルに変わる教材の中でも、なんとなく良さそうだった、バーナムピアノテクニックという教材があって、オッケー、じゃあアマゾンで買ってみようと、そう思ったわけなんですけど、なんか表紙を見たことがある気がしたんですよ。

もしかして、と思って、自分の本棚をみたら、もうバーナムがありまして。あれ、アマゾンはやすぎないか、まだ発注してないけど・・・プライム会員だからか?と思ったんですが、つまり、どういうことかというと、僕が6年くらい前にシンセを買ったときに、バーナムも買ってたみたいなんですよ。もう6年前に一回、バーナム挫折してた、っていう話で。幼稚園児とかがやる教材でもう挫折してました。

高速道路は通ってても、エンストすると意味ないという話です。これからがんばります。練習をしているんですが、まだ一曲も弾けませんが、パソコンのキーボードを打つのがめちゃくちゃ早くなりました。始めてよかった、ピアノ。

今日はこのへんで終わります。ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?