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まつ毛の歴史

横浜駅東口から徒歩5分の隠れ家サロンで
美容師 兼 ラッシュアーティストをしています
ASUKAです。

今回は、

まつ毛の歴史について


お話しさせて頂きたいなと思います。

日々、メイクを施す中でも重要なパーツ、
まつ毛。

ビューラーで上げてマスカラを塗って
まつ毛を濃く長く太く魅せている方、

定期的にメンテナンスをして
まつ毛エクステでいつでも、
長さや濃さやカールを維持している方、

定期的にまつ毛パーマを施し
パッチリと自然な目元を演出している方、

ご自分の理想の目元を演出していることと
思います。


最初にまつ毛に変化をもたらしたのは

マスカラ

です。
女性達の「まつ毛をもっと長く濃くしたい」の声により1910年代にアメリカで誕生しました。

その後、日本では1940年代に

つけまつ毛

が、販売されます。
当時の芸者さん達が自分の髪を切り、
1本1本編んで作った物を商品化したとされています。

そして、
1960年代〜80年代に

まつ毛パーマ

が、誕生します。
昔は頭髪用で使うパーマ液を用いて施術をしていたようです。
まつ毛エクステに比べてまだあまり馴染みのないまつ毛パーマですが実はまつ毛エクステよりも歴史は古いんです。

今では薬剤も進化し化粧品登録された
極力安全で衛生的、まつ毛にも優しいお薬が
たくさん出ています。

ロットと呼ばれる、まつ毛パーマを施術する際にはなくてはならない
まつ毛のカールを付けるのに必要は物も
ゴム製やシリコン製、
真っ直ぐぎみに上げるリフトや
くるんとしたカール
多種多様なデザインが出来る様にいろんな種類のロットがあります。

呼び名もいろいろで、

まつ毛パーマ、まつ毛カール、パリジェンヌ、
ケラチンラッシュリフト、ラッシュリフト、
次世代まつ毛パーマなど

いろんな呼び名がありますが、

まつ毛パーマなことに変わりはありません。

そして、2000年。

まつ毛エクステ

が、誕生します。
発祥の地は美容大国の韓国と言われていて
韓国のつけまつ毛工場が余った人工毛を再利用したのが始まりと言われています。

日本では2003年頃から施術する人が出始めます。
ただ、当時の施術は、
6〜8本の人工毛を束状にしたものを
自まつ毛2〜3本に付けていくという
自然には見えずとてもまつ毛に負担が大きい施術だったようです。

2004年には現在主流になっている
まつ毛1本にたいして人工毛を1本ずつ装着していく施術に変わりました。
ただ、その頃はまだきちんとした知識や施術が施せる人がなかなか少なく、
すぐ取れてしまったり、
まつ毛が損傷してしまったり、
目に異変が出てしまうなど、
トラブルも多かったようです。

2008年に、
美容師免許所持者のみの施術が可能になり
施術場所も美容所登録が必須になりました。

さらに人工毛も進化し、
安全性の高い国産グルー(接着剤)も開発されるようになりました。

まつ毛エクステはマスカラやまつ毛パーマに比べてまだ歴史は浅いですが、
どんどん新しい商品や商材、技術も出て
目まぐるしい進化を遂げて現在に至ります。

どの時代でも、
女性の綺麗になりたい気持ちに寄り添えるよう
その時代の施術者達が研究と努力をしてきたことが分かります。

今では当たり前になっていることも
歴史を知ると面白い✨

私も日々、研究をし、
素敵で理想のお目元を演出出来るよう
これからも精進したいと思います。


最後までお読み頂きまして
ありがとうございました。