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意外と知らない? 鈴木姓、佐藤姓が多い理由をnoteで

 本noteでは意外と知らない?鈴木姓(186万人)、佐藤姓(190万人)が多い理由を伝えします。ぜひ、ご存知の鈴木さん、佐藤さんに教えてあげて下さい。きっと喜ばれると思います。
 
鈴木姓の由来
 
 ヒンズー教徒や仏教徒には、10月~11月の夕方に、若い葉を付けた青竹を神の依代として、庭や屋根に立て、家の中に神を迎えて永遠の青春を祈願するならわしがある
 
 日本でも、かつてこれに似た行事が行われていた。稲田の穂積中に聖木(すすき)とよぶ一本の竹竿を立てて祈る、この聖木を伝わって稲魂が降臨し、稲がよみがえる。この籾を蒔けば豊作を約束されるのである。そして聖木を立てて稲魂を祈念する専門の神官が聖木、後の鈴木であった。
 
 当の鈴木は豊作や晴雨の祈念のほか、農業指導、生活相談、医療相談までひきうけ、農民にとっては鈴木がいなければ夜も日も明けぬ存在であった。したがって農耕のすすむところには必鈴木ありで、日本中どこへ行っても鈴木姓が多いのである。
「竹知る本」 地人書館  室井綽著より
 
 なるほど!と思いませんか。竹は今でも地鎮祭の際に使われる「聖なる木」です。そしてその呼び名が聖木から鈴木となったのでしょう。
 
 佐藤姓の次に鈴木姓が多い考えられる理由はたった一つ、それは、上記の引用文から分かるように「日本社会において必要だったから」です。
 
必要であったから多い、このことから言えることは佐藤姓も同じ、日本社会に必要であったから多いということです。
 
 では、いにしえの佐藤さんはどのような必要性を求められたのでしょうか。
 
 もともと、佐藤の藤は藤原氏の藤と言われています。 奈良時代から平安時代にかけて権威を振るった源平藤橘(げんぺいとうきつ)の1つが藤原氏であり、佐藤姓の人はその末裔と理解して良いと思います。
 
 源平藤橘とは日本における貴種名族の四つ、源氏・平氏・藤原氏・橘氏をまとめた言い方である。だが、 これらの氏族が併存して、たとえば政党が並び立つように同じ資格を有していた時代は見い出せない。
<引用終了>
源平藤橘 (harimaya.com)
 
 日本史の授業のようになってきましたので佐藤さんの必要性の話に戻します。
 
何が求められたのか、もちろん源氏や平家のように武士としてもですが、私は「読み書きそろばん」ではないかと考えています。
 
 そう考える理由はただ一つ、「税金(租庸調など)を納めさせる」必要上、文を読んだり、書いたり、面積や数量を計算したりする、たくさんの人が必要だったのでしょう。
 
 昔のことですが、佐藤さんと鈴木さんは必要とされていた、その延長線上で現代でも佐藤姓、鈴木姓は多い、そのように教えていただけたらと思います。
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