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RTA in Japan Summer 2024 に『スーパーテトリス3 Sparkliss 30Stage』で採用されました

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d('n')b<スーパーテトリス3アルー

挨拶

魂のゲーム、遂に、遂にRiJ当選!!

いやーーーーーーーほんとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに嬉し〜〜〜〜〜〜数年間応募し続けて良かった~~~~~~~~~~~~やったーーーーーーーーーーーー!!

というわけで今回は、むんべちゃんの魂のパズルゲームである、スーパーテトリス3のスパークリスについて紹介する記事になります。

スパークリスって何?

スーパーテトリス3にあるゲームモードの1つ『スパークリス』
似たゲームとしてボンブリスがあるのですが、こちらに聴き馴染みのない方も多いかも。一体どのようなゲームなのでしょうか。
百聞はなんとやら、早速1面開始時の画面を見てみましょう。

一見、初期状態から地形が積まれているだけのテトリスにも見えます。フラッシュポイントかな?

よーく見ると、ブロックが2種類に分かれていますね。白は通常のブロック。そして青いやつがスパークリスのキモであるライトニングブロックです。長いので以下爆弾。

まずは通常のテトリスよろしくラインを揃えます。
その中に爆弾があると、それが起爆します。

ラインが揃った!
起爆! ライトニングだからか雷っぽいエフェクト。グラフィックは勿論、音も超カッコいいぞ

ボンバーマンみたいに十字に爆風が伸びます。
そして、ブロックが消えるのは揃えたラインではなく、爆風の範囲にあるブロックになります。

クリア条件は、画面内のすべてのブロックを消すこと。それだけです。
ですが、1ラインずつ揃えるだけでは中々全部のブロックは消えてくれません。
どうしよう。じゃあこうしよう!

通常のテトリスよろしく隙間なくブロックを積んでいき、爆弾を集めていきます。
そして、複数のラインを同時に揃えます。

このまま棒を落とせば3ライン同時!

同時に揃えたライン数が多ければ多いほど、爆弾ひとつの火力が伸びます。
更に、爆風が届いた爆弾も爆発していきます。
このあたりもボンバーマンを想像してもらうとわかりやすいかも。

で、こちらが棒を落とした後の画像。

いろんな爆弾が起爆! そして連爆! 爆風がフィールドを覆いつくす!!

こうして全てのブロックが消え、ステージクリアとなるのでした。
隙間、凸凹だらけの地形から一気にクリアとなるのはスパークリスならではの魅力!

これを繰り返して30ステージをクリアするまでのタイムを競うのが、今回RiJで披露することになったカテゴリです。

動画にするとこんな感じ。

バラエティ豊かな初期配置、2ステージごとに変わる3種類の背景、背景イメージに完璧にマッチするスタイリッシュなBGM、魅力の尽きないゲームとなっております。

ゲームオーバー

2つの条件があります。どちらかを満たすとゲームオーバー。コンティニューしてそのステージからやり直しすることになります。

  1. ブロックがフィールドの外に出る(21段目以上に置かれる)

  2. ツモ残数が0になる(画面左下の数字はステージ数/ツモ残数)

どのステージもツモ残数は100から始まります。
ボーナスで残数が回復することはありますが、RTAは意識しないので割愛。


テクニック紹介

タイム短縮を狙うには、色々なテクニック、仕様を駆使します。
どれもこれも通常のテトリスでは考えられないもので、このゲームならではの楽しみを味わえる奥深いテクニックとなっています。

デカボム

爆弾を4つ正方形の形にくっつけると、デカボムになります。

このままブロックを落とすと
左下にデカボムが完成!

爆風の範囲が縦横10マスととんでもない火力に。フィールドの横幅は10マスなので、デカボムが着火した場合、その横にあるブロックは問答無用で消えます。

爆風も太くなり、起爆時の効果音もより迫力あるものになるぞ。


チャージ

爆弾のないラインを作ることで『チャージ』ができます。

このまま落とすと
爆弾の無いライン(3段目)が揃う。ラインに爆弾が無いので何も起こらない。

意味が無いように見えますが、この後爆弾を含むラインを揃えた時、複数ラインを同時に揃えたことになり、火力が上がります。

爆弾が揃わないように、降ってくるブロックをうまく回転させていくのがチャージのポイント。テトリスと違って、ブロックの形だけではなくて爆弾の位置まで意識する必要があります。
四角ブロックを回転させる意味がちゃんとあるのが面白い。

囲み消し

爆風で四方を囲まれたブロックは消えます。

沢山のブロックが、爆風で囲われています。
その部分は消えるので、こうなります。

一部のステージはこれを狙うことで大幅な時間短縮を狙えます。
初期地形で隅に爆弾がある面は積極的に狙っていきたいですね。

連鎖

爆風の処理が終わり、その結果空中に浮いたブロックは落下します。

まずラインを揃える
爆風の範囲が消え、右端の孤立したブロックが……
落下して、さらにラインが揃って連鎖!

連鎖の場合も火力が上がります。
一部のステージはこれを狙うことでクリアタイムの短縮が狙えます。

ボーナスツモ(4ライン)
4ラインを同時に揃え起爆すると、次のツモがすべて爆弾のものになります。形はネクストのままです。

このまま右端に棒を落とすと
4ラインが同時に揃う
消す処理が終わった後、ネクストにあったブロックが全て爆弾になって降ってくる。

チャージを使ってもいいのがキモです。
喉から手が出るほど欲しい爆弾を、効率良く集める事ができる超重要テクニックになります。

チャージは地形がガタガタになるデメリットもあります。なので、素直に隙間なくブロックを詰めて、棒で4ライン同時に揃えるのもいいですね。どちらを狙うかは場合によります。

ボーナスツモ(クリア目前)

フィールド内のブロックが10以下になると次のツモが、5以下になると次の2回のツモが、1個になると次の3回のツモが全て爆弾になります。
このシステムがあるから、クリアが狙えるんですね。なかったらどうなっていたことか。

このまま棒を落とすと
色々消えて残りが6個に。次のツモが全て爆弾になった。これを利用してクリアを目指す

RTAの考え方

基本的にはクリア目前のボーナスツモにいち早く辿り着けるかどうか、です。

チャージしつつフィールドに爆弾を集めつつ、4ライン以上を揃え、一気に消す。
その後に来るボーナスツモを活かして、また消していく。こうしてフィールド上のブロックの数を10以下にすることを目指します。

10以下になればボーナスツモが来ます。
一度ボーナスツモをすると、次ラインを揃えて起爆した時、あわよくばクリア、できなくてもフィールド内のブロックが減って再度ボーナスツモになる事が多いです。


兎にも角にも、効率よくブロックの総数を減らす事が大事。
かと言って、適当に1,2ライン揃えるようでは思うように消えず、逆にクリアは遠のきます。
連爆が起こるように爆弾を沢山溜めてから複数ラインを揃える事。焦りは禁物。

各ステージの初期配置は固定なので、効率よく消すには、どこに爆弾を置けばいいかといったパターン作成力も問われます。
パターンがあればタイムがブレにくい……と思いきや、降ってくるブロックの形や爆弾の位置がランダムの為、欲しい位置に爆弾を置けるかどうか、運やアドリブ力問われます。

特定の積みかた(爆弾はこの位置 & xライン以上の起爆)をしないと極端に効率が悪くなってしまうとステージでは、その積み方が出来ないと判断した場合、わざとゲームオーバーになってやり直すこともあります。その見切りの速さも重要です。

更に、元来のテトリスの上手さである、目的の場所に素早く積んでいく力も問われる……まさに総合力が試されるRTAと言えます。

出番はいつ?

8/12の15:46頃と、祝日の昼下がりというとても視聴しやすい時間を頂きました。大感謝です。
走者が頭脳をフル回転させるアクションパズルゲームゾーンとなっております。

幼少期からこのゲームを遊び倒したプレイヤーによる華麗なライトニングブロック捌き、是非ともご覧あれ! そして応援、拡散して下さい!





攻めすぎたEST、24分を超えてしまう事がとても多い現状。後1ヶ月弱でタイム短縮の糸口は見えるのか……


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