我が家の話

むなんだよ🌼

「うちって離婚してるんだよね〜」って言うとなぜか引かれる。おもしろネタの1つとしてカウントしてるのに周りが誰も乗ってくれない。世界の七不思議の一つだと思う。(そのうちの一つは人は壊れるとなぜバントに狂いはじめるのか)

我が家は離婚するまでが長かった。
母親は離婚を父に要求、父は毎週日曜は「仕事」と言いながら出かける。僕はその父親の「仕事」について行ったことがある。「半田屋で朝ごはんを食べる→万代に行く→ゲーセンに行く」で1日を潰す。そこまでして離婚しない理由がわからなかった。
父親は幼稚園の頃近所の花火大会に行こうと提案したら「遠いから嫌だ」と全力で拒否した。会津若松に行く時は「近くだから行こう」と半強制的に連れて行かれた。当然つまんなかった。

母親も母親でフリーダムな人で男友達が家に出入りしていた(過大表現)
謎に仲の良かった某スーパーの店員と初詣に行ったり、母親の学生時代の男友達とボウリングに行ったり、いわゆる家族とやる思い出は基本母と母の男友達との記憶が多いかもしれない。

母と父は簡単にいうと「性格の不一致」。
どうやら結婚して1年も持たなかったらしい。
一つ屋根の下、ほぼ会話もなかった。料理と洗濯だけは母がしていた。
父親は家に着く前にメールをする、そのメールが届くと自分たちの部屋に逃げる。そんな生活。
よく父親は離婚しなかったなと思う。

そんな両親から生まれた自己肯定感クソ低モンスター、正直結婚してもうまくいく気がしない。
1人暮らしを始めて1人の楽しさを知ってしまった、ふと思った時に映画を見に行ったりふと思った時に野球を見に行ったり、、、
誰にも干渉されず好き勝手出来る今の環境は最高だ。
両親を見てると誰かに縛られながら生活するのはとても耐えられないと思う。多分誰かと付き合ってもこっちが縛られる生活に耐えられない気がする、恋愛を縛られるとか言ってる時点でアウト。

1人が最高、1人こそ至極、、、
恋愛とかはいらないのでお友達で居てくださいくらいの感覚でいる。
そのくせマッチングアプリをせこせこしてるのは「恋愛をしたらどう価値観が変わるのか」を確かめたい気持ちもある、今のところマッチングすらまともに出来てないけど・・・

この歪んだ性格は全て親が悪い、そう言い聞かせて今日も生きていく。

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