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20230720 お母さんへ

お母さんへ

さすがお母さん!!
昨日まで雨だったのに、私たちがお墓参りに行った時にはカンカン照り。
「暑い〜」って呟くと気持ちいい風が吹いたりして、
晴れ女な上に風量まで調節できるようになっちゃったの?笑
さらに、みんな帰宅して家に入ってから雨を降らせるっていう…
もはや魔法使いだね笑

一年経ったんだね。
早いとか長かったとか、あまりそういう感覚はないなぁ。
いつも写真に「いってきます」「ただいま」言って生活してて、「いってらっしゃい」「おかえり」の言葉は返ってこないけど、いつも一緒にいるような感覚だったから。
綺麗事かもしれないけど、心の中にお母さんはいてくれてたと思ってる。
これからもいてくれると助かります。


一番びっくりして、悔やんでるのはお母さんだと思う。
まさかあんな形でお別れしなきゃいけなくなるなんて、私やお父さん、おばさんは思ってもいなかったよ。
それと同時に、もっと早く治療法を見直してもらったり、セカンドオピニオンを受けたらよかった、病院を変えればよかったっていう後悔ばかり。
私に関しては、もっとお母さんの闘病生活に寄り添っていればよかったっていう後悔。結婚して家を出たとはいえ、お父さんにばかり任せていたことのうち私だってできたこともあったと思うのに、どんどん弱くなっていくお母さんを見ていられなくなって少し実家に行くのを避けてた自分が本当に嫌。

そして、少しでも闘病生活を軽視していた自分に腹が立つ。
実家に行くたびに細くなっていくお母さんの身体を見て「もっと食べて、身体動かせるようになったら運動もしようね」とか軽々しく言ったり…もうそんな状態じゃなかったのに。お母さん自身が本当に苦しんでたのに、ごめんね。本当にごめんね。

容体が急変して病院に駆けつけて、苦しそうにしてたお母さんを見ていられなくなって、自分の心を守ることだけを考えて『もう、楽にさせた方がいいんじゃないか』と思って口に出してしまったこと。
本当に本当にごめんなさい。
あの時もお母さんは頑張って生きようとしてたのに、私が諦めるようなことを考えて、それを口に出してしまってごめんなさい。
その言葉を聞いたお父さんは、「楽に、ってどういう意味だ」と一瞬だけど私に怒りの表情を見せました。その顔を見て、私は誤魔化してしまった。その行為もズルいことでした。

今でも病院に駆けつけてから、お別れするまでのあの時の自分が見た風景を鮮明に思い出して苦しくなって、しんどくなります。
きっと年月を経て、思い出せなくなるのかもしれません。
でも、苦しいけど忘れたくないと思ってる自分もいます。
きっとあの時の経験を忘れてしまったら、お母さんのこと自体を忘れてしまうような気がしているからです。
そこは自分の心とうまく付き合っていかなければならないんだなと思っています。今こそ、学んだことを活かす時かもしれない(心理学ね)

今の私がいるのは、お母さんの言葉があったからです。
お母さんは覚えてるかな…
中学生の時、友人関係でうまくいかなかった私に
「人間、死ぬときは一人なんだから」って。
あの頃の私は一人じゃ何もできないし決められなくて、今思えば友達依存だったんだろうね…どこに行くにも友達友達って。
なんでかわからないけど、お母さんからのその言葉を聞いて吹っ切れたんだよね。友達とはみんな離れるけど行きたい高校にも行けたし、その後の大学生活でも友達に依存しなくても自分で行動できるようになった。
仕事をしてる今も職場内での人間関係で気になることもあるけど、自分の生き方を中心に考えられるようになって周りから嫌われたらどうしよう…とか考えすぎないようなりました。
何かあれば、お母さんのあの言葉が私を支えてくれてます。
ありがとう。

お父さんも妹も、お母さんがいなくなってから踏ん張ってるよ。
空から見てくれてるかもしれないけど。
お父さんはちょっと弱くなっちゃったかな。実家に様子を見にいって、私が帰ろうとすると「帰るんだか?」って言ってきたり。帰るのよって笑
妹は自分でできることは自分でやるように自分でも心がけてくれてるみたいです。まだまだ心配なこともあるけど、なんとか頑張ってる。


ふとした時にめちゃくちゃ悲しくなって寂しくなる。
もうお母さんがいないっていう現実が。
でも、それって私、お父さん、妹、おばさん…お母さんに近しかった人たちしかわからない感情なんだなって、ちょっと冷静になって考えることもある。
悲しいっていう気持ちは何年経っても消えないし、いつまでも引きずる。でもそれは周りの第三者とは共有できないことだから、結局分かり合える人たちだけでしか共有できない。
「お母さんを亡くして悲しい。やる気が出ない。生きる気力がない」とか、この感覚を受け止めてもらうって、めちゃくちゃ難しいことだなって感じた1年でも会った。私の旦那さんでも受け止めてくれて、私と同じ感情になることは難しかったように感じるし…どこか他人事のように思ってるのを感じてしまうので、旦那さんにわかってもらうことは諦めました。
自分で克服していくしかないんだなって思ってます。


もしかしたらいつもそばにいてくれてるのか、違う人なのかわからないけど感じる時があるんだよね。
それか、違う人から守ってくれてるのか…もしそうならありがとう。
これからも私たちのこと見守っていてください。

来月は初盆になるね。
道間違えないように、気をつけて帰ってきてね。
みんな待ってるよ。

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