冬の救世主、肉まん

コンビニに肉まんのラックが登場すると「遂にこの時期が来た！」とワクワク
なんだったら「いつから始まるんだ…」とソワソワしている

ずっと前からこうであったのかと言えばそうでもない
ここ数年で「肉まん待ち」の習慣がついてしまった

好きな食べ物を聞かれてすぐに出てくるものではない
でも好き、というか無いと困る
なぜなら冬の寒さと空腹を救ってくれる救世主だから

初めて救われたのは高校生の帰り道
最寄り駅までついて、あとは歩いて家を目指すだけ
しかし、部活終わりのため空腹状態
さらに寒いときた
徒歩15分の道のりをこんな状態では歩けない…（大げさ）
てなわけでとりあえずコンビニへ
あったかいもの、夕飯があるから小腹が満たされる程度の物、あまり高くない物
これらの条件を満たしたのがあんまんでした
自分で買って食べたのなんてその時が初めてだったかもしれない
あったかくて、甘くて、あったかい
あぁ助かった、そして幸せ…

ここから肉まんと私の素敵な関係(？)が始まるのです

小腹を満たすには肉まんは重いので、高校生の間はあんまんばかり
あんまんの餡子っていいですよね
黒胡麻の風味があって、あの黒々としてトロッとしたあんが好き
トロッとしているが為にかなり熱いけれど、若干舌をやけどすることもあるけれど

そんな私も大学生になるとあんまんとは少し距離を置き、肉まんと急接近し始めます

昼ごはんに肉まん
これが冬の私にぴったり

食欲旺盛だった高校生に頃とは打って変わり、正直コンビニ弁当とか学食とか食べきれない…
けどパンやらおにぎりやらでは栄養バランスが…
大学生のお昼選びって案外難しい
もう面倒だ…
というかキャンパス寒くない？なんでこんな寒いんだよ…

そんな時に目に留まったのが肉まん
肉も野菜もとりあえず入っているし、あったかい…
肉まんオンリーだと少ないかななんて心配も無用でした
案外お腹にたまる
ありがたい、大学生の私も肉まんに救われるのです

食べやすい、そしてゴミが少ないのも肉まんを愛してしまう理由
手をあたためながら食べることができる、箸不要、片手で食べられる、買ってすぐに食べられる
空腹状態が続くと食べることすら面倒になる最悪ズボラ人間にとってこれはとても重要です
さらにゴミが少ないのも素敵
紙ごみしか出ないし、包む紙と底の紙だけで済む
何と偉大な食べ物なのだろうか…

コンビニ毎に工夫が施されているのも肉まんの楽しみ
セブンは王道、ファミマはタケノコが大きい、ローソンは食べたことないです
成城石井の肉まんは具材が豪華だった気がします

そしてPAOPAO大先生
200円ちょっとであれほどのボリュームのものが手に入るなんて…
友達に食べさせたら感動していました、先生
コンビニ程手軽に買えるわけではないからこその特別感も調味料
電車内に肉まんの香りをまき散らす勇気はないので中々買えないのも調味料

そして、2022年新たな扉を開きます

ピザまん

今までコンビニのピザまんは買ったことが無かった私
「ピザまんは邪道や」
とステレオタイプ頑固おやじ人格がピザまん購入を阻んでいたからです

ただ、その日は頑固おやじの制止を振り切ることに成功
ずっと気になっていたピザまんと遂に対面

後悔しました、食わず嫌いダメゼッタイ

私の知っているスーパーの菓子パンの隣にあるピザまんとは違う…
トマトの酸味がちゃんとある…
バジルが入ってる…
チーズ…
とても美味しいじゃないか………

肉まんよりはボリュームが抑えめですから、肉まんだと重すぎるけど甘いのを求めてるわけではないのよ…
という大変に難しい状況のを救ってくれる存在だと思います

しかし、残念なことに私の心を揺さぶったのはセブンイレブンのピザまんに限ります
他社のピザまんは「知ってるピザまん」でした
セブンイレブン強し

てなわけで温かいし美味しい
そして多種多様な肉まんは今日も私を救うのです
冬だけの楽しみですから、肉まんが温めてくれるうちに楽しみ尽くしたいものです

【思い出の肉まん】
セブンイレブン
・めんたいポテトまん
・ハニーチーズまん
・ピザまん

ファミリーマート
・チーズタッカルビまん