自己紹介#3 ~クラブぽっと~

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大学1年の3月、僕は姉に連れられ、とあるボランティアに参加しました。
その企画を運営していたのが当時はまだ任意団体だったNPO法人クラブぽっと

クラブぽっとは主に小学生向けの運動教室と学習支援を行っているNPO。
(具体的に何やってるかはいつか詳細に書きたい。)
今ではこんな仕事してるけど、もともと子どもはめちゃくちゃ嫌いで、
こんだけ子ども嫌いやと自分が親になったとき自分の子どもを傷付けてしまいそうで怖いから結婚したくない」と思うこともあったほど。
(もちろん今はそんなこと全く思ってないのでご安心を。思ってたらここに転職してない。笑)

そんな僕を変えるために、企画の中でやんちゃな小学生と僕をぶつけるという荒療治をさせられました。マジで嫌やった。
書きながら思ったけど荒療治というよりパワハラやなこれ。

そんなことを姉と仕掛けたのがクラブぽっとの代表の森亮太というお方。
この日の出会いを境に、特に大学在学中は大変お世話になりました。

ボランティアの後、森さんに呼び出され言われたのが
お前大学で何したいん?」という一言。
この時の僕はやりたいことは漠然とあるけど言語化できず、やる手段もわからない子でした。
何話したかは覚えてないけど、僕の発言1つ1つに対して細かく実現可能性を提示してもらった記憶は残っています。
結果的に「うちでボランティアしてみたらええんちゃう?」との返答をもらいました。
書きながら思ったけどスタッフ足りんから丸め込んだだけじゃねこれ。

ただ、クラブぽっとの事務所がある場所は、今はわからんけど当時はおそらく一番金沢大学生が住んでいた地区。
クラブのある地域のアパートに住んでる学生が原因で起きている地域課題もあることを知り、それは解決せねばとその時思いました。

それを機会に月に1~2回程度、前述の能美市のインターン後からはさらに高頻度でクラブに関わるようになってきました。

具体的には
・単発イベントの企画・運営(主に子ども対象の運動系企画)
・地域行事へのボランティア派遣のコーディネート(最後までうまくいかなかった…)
・地域と学生をつなぐ企画の運営
・理事会への参加
などなど。

幼児版SASUKE企画の1枚。事故らんか心配で顔が膠着してる私。

今思えばなんでもやらせてもらったし、なんでも経験できたなと思います。
いろんな知識をもらったし、いろんな本も借してもらったし、
いろんな企画の動く側も回す側もさせてもらったし、
地域に関わることの難しさも知ったし、
知らないだけでめちゃくちゃ暖かい大人の方が地域にいることに気づけたし、(もりもり青年隊のみなさんとは是非また飲みたいです!)
失敗もしたし、それも許してもらえない空気感のときもあったし、
失敗した申し訳なさに押しつぶされそうになる経験もしたし、
飯食えんくなって主食がビールになったこともあったし。

今の職場と同じように喜怒哀楽のすべてを詰め込んだ、
自分の第2の故郷と言える場所だと思います。本当に感謝しかない。

それぐらいコミットしてた場所だったので、クラブの経営とかの話にも少し首を突っ込んでいました。
正直そのころには、そのままNPOに就職するという選択肢も自分の中にはあったけど、会社を運営するということ、経営するということが全くわからなかったことにすごく危機感を覚えました。
経常利益ってなに?認定って?NPOと株式会社の違いあるん?
みたいな。

だから1度会社を運営することがわかる仕事をしようと思い、就活を始めました。

経営企画職ができる会社などから内定をもらったものの、
最終的に僕が選んだのは会計事務所でした。

続きは次回に。
次回で自己紹介編は最後。


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