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2/17マイプロジェクトアワード岩手県大会

前回、PBLについて書くと記載しましたが、それに関連するので自分の感想も含めて今回は記入します。

2/17に盛岡で行われたマイプロジェクトアワード2018岩手県大会に
引率という形で参加してきました。
去年は運営スタッフとして大阪と東京にいたので新鮮。

マイプロが気になる人はこちらをどうぞ。

学校部門と個人部門それぞれからエントリーしたプロジェクトが
自分がやってきたことを語る場。
プロジェクトを進めるのがケの日なら、アワードはまさにハレの日。
地道な努力を積み重ねた高校生の発表の場になります。

ちなみに大槌からは3PJがエントリー。
うち2PJは高校1年生。
僕がマイプロ担当になった時とほぼ同時期にプロジェクトを進めていった学年です。

当日は予選と決勝に分かれてプレゼン。
決勝に上がったプロジェクト、決勝で勝ち残り全国Summitへの切符を勝ち取ったプロジェクト。
両方にともに言えたのは、
「なぜ自分がこのプロジェクトをやろうと思ったのか?」
「プロジェクトを進めていくことでどんな学びを得たのか?」
が明確に言語化されている
こと。

社会人も
「なんで今その仕事をしてるのか?」
「仕事で(お金以外の)何を得たのか?」って言葉にしづらいと思うんですよ。
(少なくとも前職時代の俺はそうやった)

それを大勢のギャラリーと審査員のいる前で発表すること、
発表するために言葉にすること、
言葉にするために日々行動すること。
ひたすら内省するとこ。
それはそう簡単なことではないなーと改めて気づかされる1日でした。

残念ながら僕がフォローしてきた学生はすべて予選敗退となってしまいました。
が、嬉しかったことが1つ。

予選落ちした高1の女の子。
プレゼンが終わったあとは「やりきった!」って感じやったのに
しばらく経ってから見ると少し落ち込んでる様子。
聞くと、
「審査員の方から『僕は君を推してた、もう少し行動できてたら予選突破してたかもね』と言われた。」とのこと。
口にはしませんでしたが、多分悔しかったんやと思う。

彼女は学校内でも大人しいほうで、今まで自分から何かを主体的にするということがなかった子。
そんな彼女が初めて人前でプレゼンをし、歯がゆい思いをしたことは非常に大きな経験になったんじゃないかなと思います。
(予選突破できなかったのは俺の反省…。プレゼン自体は思いが込もっててとてもよかった。)

カタリバという教育NPOにいるというのもありますが、
ただ課題解決をすればいい、というわけではなく、
当事者の高校生の心の変化、経験の増幅を促すのもそばにいる僕の仕事。

今後も継続していきたいなと思います。

次回は山形で行われたSCHの研修について書いてみます。

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