見出し画像

黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に乗ってきた

長年の夢(?)だった黒部のトロッコ列車に乗ってきた。

思い返せばもう20年近く前に行ったきりで、そのときは人が多すぎてチケットが取れず断念した。

あれから月日は流れ今ではネット予約ができるくらいインフラも整備されているのだが、コロナの影響もあって今はそれほど混雑することなく当日券でも乗れるようになっている。

黒部のトロッコ列車は宇奈月駅からいくつかの駅を経由して終点鍋平駅までを結んでいるのだが、時間的には約1時間半もかかる。

乗り始めはそのジェットコースターのような乗り味と絶景に感動して、めちゃくちゃ楽しかったのだが、30分もすると完全に飽きてしまい下の子は寝てしまったほどだ。

行きしは普通の車両に乗っていったので、風が気持ちよく、トンネルに入ったときのひんやりとした感じがなんとも心地よかった。

だが、普通車両はベンチ席だったので途中から腰が痛くなり、帰りは追加料金を払ってリラックスシートという背もたれ付きの車両で帰った。

ただ、リラックスシート車両は普通の電車のように窓はあるが囲われている車両なので、夏は地獄のような暑さで結局どっちのほうが楽だったのかわからなかった。

終点の鍋平駅で昼ごはんを食べようと食堂に行ったのだが、ラーメン、そば、うどんという麺類しかなく、あまり食べたくもなかったので自動販売機のパンでやり過ごしたが、コンビニで買っていっても良かったなと思う。

それから鍋平駅でもこどもが水遊びできる場所があると思ったのだが、流れが早すぎてとても遊びにはならないので、1つ手前の鐘釣駅に立ち寄った。

15分ほど歩いて渓流まで行ってみたが、やっぱり流れが早かったので水たまりのようなところで遊ばせたのだが、ここは温泉が湧き出でいるらしく、ちょうどいい足湯のような状態になっていたので自分たちもくつろがせていただいた。

駅員さんも優しい人ばかりでこどもとも親切に接してくれて、とてもいい雰囲気な列車旅ではあったが、総合すると次に行きたいと思わせるものが見いだせないので、たぶんもう行かないだろう。

ただ秋の紅葉はトロッコ列車の車窓から見てみたいとは思うので、絶対に行かないとは断言しない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?