オリキャラ徹底解説&紹介②渡辺志保

オリキャラ解説&紹介第2弾です。小説と同じように少しずつ進めていきたいと思います。

『渡辺志保』


概要

 茂の妻で幼なじみ。数少ない茂の幼少期を知る人物でもある。性格はしっかりしていて心優しい。青波台のオフィスで働きながら、息子の優太を育てている。

 狂気に陥った茂の事を誰よりも心配しており、そんな茂が近づいた主人公の瞬に茂の事を伝えた。

 趣味は手芸。茂と異なり機械類には強い。

(死出山怪奇譚集本編)

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(茂と志保の特別編)

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(以下ネタバレ注意!!!)



幼少期

 旧姓は立脇、茂とは同級生の幼なじみで狂気に陥る以前は仲良くしていた。だが、狂気に陥ってからは茂が志保に興味を示さなくなり、本に没頭してしまう。それと同じ時期に、志保は周囲の人が次々と亡くなっていることを知り、自らが住んでいる志手山(死出山)がおかしい事に気づく。

茂と離れてから

 大学以降、志保は故郷を離れ青波台に移る。茂と会う機会は減ってしまったが、志保は茂の事を忘れられなかった。

 茂の母親が亡くなった時、志保はお葬式に行ったが、喪主であるはずの茂が居ないことに憤りを感じ、思わず手を出してしまった。

 

 その後、茂と結婚し、優太を産んだ志保だったが、茂は優太に興味を示さなかった。それでも志保は茂の事を大切に思い、別居した時も時々家を訪れていた。


狂気が覚めてから

 茂が狂気から目覚めた後、志保は茂と優太と共に暮らす事になる。元々は志保のアパートで暮らしていたが、茂が家を買ったことによってそこで暮らすようになった。

 連絡手段がない茂に携帯電話を渡したり、機械類や家事の仕方を教えたりと、狂気から覚めてからも茂に対して色々と手を焼くことが多い。それでも志保は茂を誰よりも大切な人だと思っている。

 前世でも茂と繋がりがあった事を知ったが、それでも今の茂の事を大切に思っている。

 

 そして優太が大人になり、孫娘の玲奈が産まれると、茂と共に可愛がっている。玲奈が大人になってから茂に先立たれたが、茂の家を大切にしながら生きていた。


 そして、自分もこの世から旅立つ。そこで茂と再会した志保は、次の世でも出会うと約束し、二人で手を繋いで光の中へと消えてしまった。

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