メガトン級ムサシ第14話『コズミックコール』感想と考察




感想と考察

 遂に始まったシーズン2初回!この時をずっと待ってました…。

 まずはグリファースのクーデター…、女王を監禁し、シドルゴアの女王派を抑え込むと宣言しました。

 一方、ソロンにやってきたアーシェムは、ヴィクトにある提案をしました。それは、戦艦に居る人々を救う代わりに、戦艦の物資を与えるというもの。
 ヴィクトが暮らしているソロンは、2000人ほどの人々が命懸けで暮らしていました。アーシェムは心を痛めますが、それでも生きたいという願いがあるとヴィクトは伝えます。ヴィクトはソロンの人々を助けるために危険な場所に赴き、薬の材料を集めているそうです。そんなヴィクトですが、萌々香の実の父親で、事情があってシェルターに入らなかったそうです。

 次に、崩壊したシェルターエディシア。人々は既にそこには居ませんでした。エディシアの存在が今後どう影響するのか、気になります。

 新キャラ久世正宗。彼は元軍人だそうで、記憶操作を使ってシェルターに侵入してました。久世は大和達の情報も知っていて、パイロットになる目的があるそうです。その背後には仲間の万波シズカも。二人はOPでパイロットスーツを着用してたので、パイロットになる展開が期待できますね。

 新機体、そしてジュンの後遺症。ジュン萌々香コンビに危機が迫ります。彼女達は乗り越えられるでしょうか。

 またまた新キャラ、シノアグ・ヴァレス。彼はシドルの襲撃に遭った時に、敵に反逆しようとした模様。その際には女王にも刃を向け、何としてでも星に残ろうとしてました。そんなシノアグを女王は永久牢獄に捕らえましたが、グリファースは何かの目的で解放します。

 輝と南の子供は女の子。OPにも登場してましたが、本当に産まれるかどうかは分かりません。レイダー博士は彼女の細胞をワクチンとして接種すればふたつの種族の共生が可能と考えますが、輝は悩みます。レイダー博士、本当にマッドサイエンティストだなぁ…。

 そして新曲!OP『英雄のうた』挿入歌は『コズミックコール』、EDは『迷える羊たちの挽歌』でした!映像や歌詞は気になるところが多すぎるので別で考察します!

 ゲームのアナザーストーリーで既に明かされてましたが、星野あおいはハンドのスターフィールドでボーカルをしてました。バンドシーンは見所です!

 最後の最後に謎の新キャラアダムとイブ。思った以上に鮮明な姿で居ましたね。彼らがシドルの母星を滅ぼしたのだそう。

サンクチュアリまでの道筋

 シーズン2に差し掛かるに当たってまずおさらいしておきたいのが、戦艦『アメノムラクモ』の計画、それに必要な12のシェルターとサンクチュアリまでの道筋です。現在、イクシアが向かっているのはエディシアというシェルター、現代の地球でいう所の中国にあります。
 サンクチュアリがあるのは南米大陸。イクシアは大陸を横断する形でシェルターを巡らなくてはなりません。それを阻むのが大陸境界線『ヴォルトライン』と地上要塞『ゴッドハンマー』です。それを攻略するのがシーズン2の大きな山場になるそうです。

シドルの生殖方法

 結構如何わしいタイトルになってしまいましたが(おいおい)、真面目な考察です。シーズン1では、女王が特別な存在とされていたり、女王の娘アーシェムが『シドルの母体』と言われる。また、シーズン2では新たに女王が『兵士は私しか産めない』と言いました。この言葉を元に、二つの説を考察します。

 まず前提として分裂や出芽といった無性生殖でないのは確定ですね。シドルにも男女があり、南さんの一件から人間と交配が可能であると分かってきました。

⑴昆虫と同じ説

 まずは社会的な昆虫、アリやハチと同じように女王を中心としたコロニーを形成してると言う説です。この説では、女王が兵士や働き手となるシドルの民を産み続けています。これなら、女王になるべきアーシェムか『母体』というのも、女王が『兵士は自分しか産めない』というのもしっくりきます。
 ただ、この説には欠点があります。まずはシドルはアリと同じ卵生ではなく、人間、哺乳類の特徴である胎生である事。シドルの妊娠期間は定かではありませんが、一度に5人から6人子供を産むというハイペースで妊娠と出産を続けなければ、一つの国が成り立つ程の人口は賄えません。

 それと冗談みたいな話になりますが、一度に5~6人産むとするなら女王の乳首が足りなさそう(おいおい)。哺乳類の乳首は一度に産む子供の数で決まりますが、シドルの民の乳首は南さんを見るに人間と同じ2つしかありません。かといって6つ乳首がある女王といのも…。
 まぁ、シドルの科学力なら人工ミルク作れても何ら違和感はないですが…。

 シドルがどのくらいの人口なのかによってこの説かどうなるか変わりますね。

 また、アリは働き手や兵士は皆メスで、雄アリは次の世代を残す時のみ産みます。働きアリには生殖機能が失われている為、無精卵しか産めません。
 雄アリは働き手としての力はなく、繁殖という役目を終えた後は無惨に死んでしまうそうです。このやり方はグリファースの今後が心配になりますね…。

 シドルかアリやハチと全く同じ方法ではなく、それを取り入れた方法を取り入れている可能性は充分に有り得ますね。

⑵女王が特別な遺伝子を持つ説

 次に、女王やその一族が兵士に必要な特別な遺伝子を所有しているという説。これなら、恐らく働き手である南さんも妊娠出来るんですね。平民シドルも子孫は産めますが、兵士には向かない。そこで、女王が産んだ子供が兵士として活躍している。この説なら、女王の『兵士は私しか産めない』という話にも繋がりますし、アーシェムがシドルの『母体』つまり兵士を産む力があるという話もしっくり来ます。

 それと、シドルには階級があって、女王の血筋があるものは高いというなら、面白いかもしれないですね。

 今回はここまで、ものすごく長い考察になってしまいましたが、またこれからも色々考察していきます。

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