オリキャラ徹底解説&紹介241稲荷紅葉

概要

稲荷紅葉(いなりもみじ)

 天狐と呼ばれる狐の妖、崇達稲荷家の先祖に当たる。神妖の位を手に入れ、神力を持っている。晦とは年齢が近く、従兄弟に当たる。

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以下ネタバレ注意!!

 稲荷家の先祖である豆太郎は貧乏な豆腐屋だった。そんなある日、偶然狐の子を拾う。空腹だった狐に豆太郎は油揚げを食べさせると、狐は元気を取り戻した。豆太郎は狐と一緒に暮らし、貧乏だが幸せな日々を送っていた。ところが、ある日を境に消えてしまう。

 それと入れ替わるように現れたのは若くて美しい娘だった。彼女は紅葉と名乗り、豆太郎の店で働きたいと申し出る。紅葉の働きによって豆太郎の店は繁盛し、二人は夫婦となって子供も産まれた。

 ところが、ある日の事突然紅葉が消えてしまった。紅葉を探した豆太郎が見つけたのは、昔助けた狐だった。そして、首に巻いていた鈴から、紅葉の正体があの時の狐だったと気づく。

 更に、駆け込んだ神社の神主から、その狐がただの狐ではなく妖だと知る。長らく人間に化けて働き詰めていた紅葉を休ませる為に豆太郎は豆腐屋の横に社を建て、毎日油揚げをお供えするようになった。

 そして、豆太郎の一族は商売繁盛の神である稲荷神にあやかって稲荷と名乗るようになった。社は子孫が大切にしており、その影響で紅葉は力を取り戻した。そして、崇に取り憑いてしまう。

 再び人間に化けて働けるようになった紅葉は、崇達に姿を見せ、一緒に稲荷豆富店で働く事になった。

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