Shaken Not Stirred - ベルモットと007の世界
皆さん、おはようございます。
ジェームスボンドが大好きな渡部です。
今日は木曜日、週の仕上げにむけて忙しく過ごしながらも、週末が待ち遠しい日ですね。そんな日はオフィスの日常から少し離れて、映画の世界へとちょっとブログ旅をしましょう。そう、テーマはあのスタイリッシュでカリスマ的なスパイ、ジェームス・ボンドの世界です。007シリーズは、単なるアクション映画ではなく、スタイルと洗練されたライフスタイルの象徴でもあります。その中でも、ボンドのトレードマークとも言えるのが、彼の愛するドリンク、マティーニです。
マティーニとジンの選択
マティーニ、なんともかっこいいカクテルですが。この選択に欠かせないのがジンです。ジンはその製造方法や使用されるボタニカル(植物由来成分)によって、さまざまな味わいを持ちます。特にマティーニを楽しむ際には、ジンの選択がなにより重要です。そして知ったかぶりで、ときに英国の皮肉交じりで語るときにも”どんな”ジンなのかを匂わせながら頼むのもボンド風かもしれません。
私の個人的なおすすめは、ステア(かき混ぜる)でマティーニを作るなら「No.3」、ボンドのシェイク(振って混ぜる)で作るなら「タンカレー」を選ぶことです。No.3は繊細でバランスの取れた味わいが特徴で、ステアによってその繊細さを最大限に引き出すことができます。No3のボトルには「鍵」がつけられているのが特徴です。一方、タンカレーは氷を使ったシェイクでもその力強さが失われない、堅牢な味わいを持っています(多分)。マティーニの深みを引き出すには、これらのジンの組み合わせを楽しんでみるのもいいですよ。
マティーニの魅力
このブログタイトルの「シェイクン、ノット・ステアード」。このセリフは、マティーニを愛するすべてのファンにとって、忘れられないフレーズです。しかし、マティーニの魅力は、単にジンやウォッカにあるのではありません。それは、実はベルモットに隠されているのです。ベルモットは、ワインベースのリキュールで、香草やスパイスの繊細な風味が特徴です。このベルモットがマティーニに深みと複雑な味わいを加え、唯一無二のドリンクに仕上げています。でもイギリスの首相だったウィンストン・チャーチルは、マティーニにヴェルモットを入れることなく、ヴェルモットのビンを見ながらジンを飲んだそうです。それって単にイギリス名物のジンを飲んでいただけじゃないかとおもうのですが、もしかしたら戦時中イギリスはベルモットの主要な産地であるイタリアと敵対関係にあったので”イタリアのベルモット”を飲んでいるとはいえなかったのかもしれませんね。
ヴェスパーマティーニの秘密
そんなベルモットが大事なこのマティーニなのですが、映画「カジノ・ロワイヤル」で紹介されたマティーニではなぜか使われなかったのです。
このマティーニ、今では007ファンにはおなじみの一杯でその名もヴェスパーマティーニと呼ばれています。私はそのレシピが映画で聞き取れずに何度も巻き戻し再生してしまいました。聞き取れないのは、この Kina Lilletを知らなかったからなのですね。単なるレシピとしてはシンプルですが、ジン、ウォッカ、そしてキナリレの組み合わせは、ボンドの複雑でいたずらっぽい性格を反映しているかのようです。シェイカーで氷とともに混ぜられたこのマティーニは、力強く、しかし洗練された味わいを持っています。知り合いのバーテンによると、007の映画封切は日本が遅れて公開されるためこの映画が日本で公開されたときにはキナリレが世界中で売れてしまって日本での入手が困難になってしまったほどだったそうです。(今は当時のキナリレは生産中止になって、リレ・ブランとなっているのでかなり希少かと思いますので是非オリジナルを見つけたら飲んでみてください。)ちなみに、そのレシピは次の通りです。
ジン: 3 ウォッカ: 1
キナリレ: 0.5
マルチブックと007
さて、頑張って話をまとめると。。。私たちmultibookは、映画007のように世界中で愛される企業でありサービスを目指しています(Go Go!)。ボンドがその魅力と洗練さで世界を魅了するように、私自身も、ボンドのようにクールでカリスマ的なリーダーとして、社員の皆さんと一緒に新たな挑戦をしていきたいと考えています。いきなりボンドになれないので今日は靴だけボンドと同じものを履いときました!(あ、今度はボンドと靴の話をしましょう)
締めくくり
最後に、私たちの仕事は時には厳しい挑戦の連続ですが、ボンド映画に登場するようなドラマティックな冒険もまた、私たちのビジネス旅行の一部です。そして時には、マティーニを片手に、これからの成功を祝いましょう。皆さん、乾杯!そして、これからもワクワクするようなビジネスの冒険を共にしましょう!
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