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アニメ ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 #2「Cutest♡ガール」 感想

こんにちは。むっちゃんです。 

 推し回!きましたね〜!かすみんが動いている間マジで時間が止まってました!

それでは本題に移りましょう。

世界でいちばんのワンダーランド そんな場所に行けると思ってたのに…

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今回はかすみんの独白で幕が切られました。物語は旧同好会エピソードから、いきなり不穏な幕開けです。自らの思い描くようなパフォーマンスができないかすみに対し、熱量が感じられないと責め立てるせつ菜。こんなのぜんぜんかわいくないと反発するかすみ。二人のアイドルとしての在り方が正面衝突します。せつ菜が「大好き」という気持ちに重点を置いていて、かすみが「かわいい」に重点を置いていることはここからも窺えます。

作戦開始です~生徒会室攻防~

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時間軸は現在に戻り、果林ちゃんとかすみんの作戦がそれぞれ始まります。第二話は、かすみと果林がそれぞれ別のやり方で同好会復活に向けて動き出す二層構造になっているのが特徴です。二人の物語が交錯するところにも注目です。

かすみんがはんぺんを生徒会室に放ったことで、生徒会長の意識がそちらに向き、果林ちゃんは生徒名簿を拝借しやすくなりました。一方のかすみんは、自ら作ったチャンスですが、果林ちゃんがいる間生徒会室に侵入できなかったため、途中で生徒会長に見つかってしまいました。

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果林ちゃんがすごい強キャラオーラ放ってていいですね。あと生徒会長のメガネが逆光で白くなっているのシュールすぎるww

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この生徒会長のメガネ、ただシュールなだけではなく、彼女の内面を表わしていると私は思うんですよ。彼女のメガネが光っている時って、決まって『優木せつ菜』について嘘をついている時とか、自分の気持ちを隠している時なんですよね。メガネの光は、いわば彼女が正体(本心)を隠す象徴のようなものではないでしょうか。

虹色Passions!

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第2話にしてOP初登場です。いきなりビックサイトがほぼ水没してて、これ関東一円ヤバいんじゃないかな…

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スーツカッコいいですねぇ〜  しずかす辺りはネクタイの色的に敏腕ビジネスマンって感じですけど、せつ菜ちゃんそれスジの者かな?   愛さんがガチでカッコいいですね!

部室を守れなかった

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出ました!迫真のワンダーフォーゲル部。スクスタのかすみんは部室を一人で守る健気な姿も素敵でしたが、アニメでは部室も守れず何も得ず(やめやめろ)

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メガネの光/中川菜々

旧同好会のメンバーともうまくコンタクトを取れずにいましたが、侑ちゃんと歩夢ちゃんが通りかかります。ナイスタイミング!

ここからのかすみんのコロコロ変わってく表情がかわいすぎて時が経つのを忘れてしまいました。かわいい。なんなら1秒ごとに止めてここかわいいって語れるくらいです。

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知ってましたか?!(唐突)  かすみんのほっぺためっちゃもちもちぷにぷになんですよ!

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体の動きとかカメラとの距離のとり方とか全てがかわいい。さすが中須後輩。ただかわいいだけじゃなく、かわいいの真髄まで研究し尽くしてるのを感じます。

@cメ*◉ _ ◉リは?

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侑ちゃんめっちゃトキメいてる。わかるぞわかるぞ高咲同志!

似た者同士

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かすみんに「ファンの皆を思い浮かべて」と言われますが、歩夢ちゃんはうまくイメージできません。

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かすみんにすっかり扱かれた歩夢ちゃん。『かわいい』恐怖症になってますw

侑ちゃんは、やはりせつ菜ちゃんが気になるようで、話題はせつ菜ちゃんに移ります。かすみんから旧同好会の話を聞いた侑ちゃんは、2人ともそれぞれ届けたいものがあると言います。

ファンに届けたいもの、延いてはスクールアイドル活動を通じて実現したいことはそれぞれ違います。それが原因でせつ菜とかすみは衝突してしまいましたね。そして、かすみもまた歩夢に対して、嘗てのせつ菜と同じように振る舞ってしまいました。

怖がる歩夢ちゃんを目の当たりにしたかすみんは、自身の行動にせつ菜ちゃんを重ね合わせて、自身の過ちに気づきます。

熱意のあまりに暴走してしまい、周囲に迷惑を掛ける。この2つのエピソードを実体験として共感していた方もちらほら見かけました。これは、何かしらに熱意を持って取り組んでいる人なら、誰にも起こりうることであり、悪い言い方をすれば、熱意を持つことのリスクとも言えるかもしれません。

しかし、彼女達はそんな失敗からも立ち直っていくでしょう。そんな彼女達が愛おしいです。


応援してくれる人

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人気のない所で1人、かすみんに言われた通りに自己紹介の練習をする歩夢ちゃん。偶然通りかかった果林ちゃんに見られます。

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果林「ごめんなさいね。とっておきのかわいいところを見ちゃって」

え、は?いや、ごめんなさいの流れでとっておきのかわいいとかベタ褒めしちゃう果林パイセンオサレポイント高すぎませんか??

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通りがかりのセクシーなパイセンに、「でもそれはあなたの言葉?」と鋭い指摘を受けます。そう、それまで練習していた自己紹介は、歩夢ちゃんの言葉ではなくかすみんの言葉だったのです。よく考えると、他人の言葉を使って自己紹介するのは何かおかしいですよね。

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「もっと伝える相手のことを意識した方がいいわよ」と果林パイセンに言われて、悩んだ末に歩夢ちゃんが思い浮かべたのは、侑ちゃんでした。スクールアイドルを始めたばかりで実績も無ェ、知名度も無ェ、な歩夢ちゃんにも、ファンはいたのです。歩夢ちゃんが思い浮かべた侑ちゃんの顔、尊い(いつもの語彙力)  。歩夢ちゃんのスクールアイドルとしての初心のようなものでもあるので、ずっと忘れないでおきたいですね。

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しれっと来た道を戻る果林パイセン。この後の行動的にも、たぶん迷子になってたんでしょうけど、迷い方もオサレですね

世界でいちばんのワンダーランド

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歩夢ちゃんに自分のかわいいを押し付けてしまったことを侑ちゃんに懺悔する中須後輩。「人にやりたいことを押し付けるのは嫌なんです」と語ります。そういえば、かすみんの他者に対するスタンスって今まであまり語られていませんよね。新しい一面が見られた気がします。

そんな話をしているところに、歩夢ちゃんが駆けつけてきて自己紹介撮って欲しいと言ってきます。気まずそうにするかすみんをよそに、侑ちゃんのこの笑顔。歩夢ならやってくれるという信頼を全面に感じます。

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最高の構成でしたね。最初に自身がスクールアイドルを始めるに至った想い(かわいい服が今でも好きで、着てみたい)を表明してるところがアツいです。歩夢ちゃんだけの気持ちに、せつ菜ちゃんの熱も受け継いでいる感じがします。その後に、一歩一歩と私たちが今までスクスタで見てきた歩夢ちゃんの姿を織り交ぜ、そして最後に添えられたうさぴょんのポーズ。

このうさぴょんのポーズよくないですか?  かわいいのも勿論そうですが、自分だけの自己紹介を作り上げつつも、かすみんの無茶振りも飽くまで一スクールアイドルの先輩からの助言として取り入れられてるところが、謙虚さもあって最高にいいと思います。せつ菜ちゃんのスピリットに中須後輩と果林パイセンの助言でできたこの自己紹介、実質電撃組では(は?)

実質電撃組かは置いといて、この自己紹介をかすみんは「かすみんの考えてたのとはちょっと違いますけど、かわいいから合格です。」と評します。このちょっとの違いに、かすみんは救われたのでしょうね。

せつ菜とかすみが衝突した話などを受けた侑が、「自分なりの一番をそれぞれ叶えるやり方もあると思う」と結論付ける流れが綺麗ですね。いつか各メンバーの『一番』についてまとめてみたいです。

Poppin' Up!も最高でした。かすみんのかわいいが最大限感じられましたね。今回気になったフレーズは「Only Oneのキラメキを信じて」です。「日本一のスクールアイドル」など、どちらかと言うとかすみんには、ナンバーワンと言っている印象が強かったので、少し気になりました。ナンバーワンって言うと、飽くまで自分が一番って感じがするんですけど、オンリーワンって言うと、みんながナンバーワンで、当然その中には自分こそがナンバーワンというのも含まれています。

今までかすみんは、自身のかわいいへの拘りとか、ファンへの感謝とか(ここでは割愛しますが、本当にいい子だなぁって思います)に関する掘り下げが多かったイメージですが、この詩と後述の台詞からは、狭義で言うと同好会のライバル、広義で言うとファンも含めたみんながナンバーワンであり、それぞれ輝けることを望んでいるという、新しい一面を垣間見る事ができました。ありがとう。アニメスタッフ…

いろんなかわいいもカッコいいも、一緒にいられる。そんな場所が本当に作れるなら、そこは絶対世界でいちばんのワンダーランドです!                 中須かすみ

破られる仮面

かすみんの物語は幕を下ろし、最後にもう一度果林ちゃん達旧同好会のパートへ

『優木せつ菜』が虹ヶ咲学園に在籍していない事実を突きつける果林パイセン。

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イケメン!賢い!オサレ!

そして、次の瞬間衝撃的な発言をします。

教えてくれる…優木せつ菜さん?

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剥がされるようにメガネから光が消え、素顔が晒される中川菜々

ついにやってくれましたね。いやまあ、このこと自体は知ってたどころか、むしろ隠す気ゼロだったろって感じでしたが、まさか作中の人物が看破するとは思いませんでした。

 次回予告

せつ菜「次回 大好きを叫ぶ」

果林パイセンによって素顔が晒されたせつ菜ちゃんですが、ここからどうやって過去を清算し、再び大好きを叫ぶに至るかがとても楽しみです。せつ菜ちゃんには早く大好きを叫んでほしいです(破られる鼓膜)。各陣営の絡みにも注目ですね。

それでは、第3話も楽しんでいきましょー! 

to be continued













後書き

ここからは感想ではないですが、追加で書きたいことがあるので書いてみました。センシティブな話題があるので、ブラウザバックをして頂いても構いません。

○苦手

スクスタでは、1章ですが、かすみはせつ菜のことを苦手と言っていました。今では勿論そんなことはないと思いますが。

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この設定について皆さんはどう思いましたか?良い悪いの話では決してないんですが、私はあまり意識していませんでした。意識しないようにしていたかも知れません。そりゃ推しが推しを苦手って言ってるんだから辛い設定ですよね。

でも、このアニメの2話を見てその気持ちが変わりました。決して悪い意味ではないんですが、かすみんの気持ちが少しわかった気がしました。かすみんには、かすみんのスクールアイドルに懸ける思いがあったから、ああやって振る舞うせつ菜ちゃんを苦手に感じたんだなと言った具合に。でも、せつ菜ちゃんだって、あのように振る舞うのは、大好きを広めるという野望で考えると不本意なはずで、この時点で大好きを広めることとの矛盾に気づいてるかは分かりませんが、そういう意味では間違いなく過ちなんですよね。

このことに振り返って気づいた時、推しの苦手から逃げずに向き合えたような気がして、より一層推しに寄り添えた気がして少し嬉しかったです。

せっちゃん!一緒に禊いでいこうな!

○しずくと演劇部

いま大変ホットな話題ですね。私自身はもう少し個人に焦点を当てていきたいと思っているので、カップリングはもう少し静観しようかなと思っています。

第1話では、部長が演劇部に専念できるねという言葉を投げかけるも、しずくちゃんは俯きます。思い遣りもなく、一方的に演劇に専念できると期待を懸ける部長には、手強さをバリバリに感じました。しずく回絶対大波乱の予感しかしない…

そして第2話では、しずくちゃんは部室がなくなったんだと寂しげな表情を浮かべるも、部長がかすみんを気にも留めずにしずくに呼びかけ、しずくちゃんはそのまま演劇部に行ってしまいます。確かに演劇に興味が移ったようにも感じられなくもないので、NTRって言われるのも分からなくないなって思いました。でも、よく考えると最後の生徒会長のシーンでは顔を見せてるんですよね。これを考えると、しずくちゃん自身としては、やはりスクールアイドルへの情熱も消えていないのかなって思います。


最後にもう一言だけいいですか?

かすみんの息遣いよ…最高

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