システム崩壊の危機
①日本は金融市場の「劇的で予測不可能な非直線性」によってシステム崩壊の危機に瀕している、との警告をDBが発表
— Shinichiro Mikazuki (@SinichiroM) June 13, 2022
タイラー・ダーデン
6月13日 - 10:25 午後
一週間も前に、我々は「円暴落が加速すると、MMT実験の破滅的な終焉にスポットライトが当たる」と書いた。
②今朝、ブルームバーグが「日本、株と債券で円が暴落すると割れ始める」と書き、円が24年ぶりの低さに暴落したにもかかわらず（我々が何度も繰り返してきた同じ理由で、10Y利回りを0に保ち続けることはできない、つまり、10Y利回りを0.25％にして通貨の暴落を避けることはできない）と指摘して、
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➂あまり明るい評価ではないことが反響を呼んだ。 円は24年ぶりの安値まで暴落したが（我々が何度も繰り返してきたのと同じ理由で、10年債利回りを0.25％に維持して、灼熱のインフレ環境の中で通貨の崩壊を避けることはできない）、東京株式は3月以来最も下落した。
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日本の利回りが急上昇する中、
④日本銀行は本日、イールドカーブ・コントロールの目標を守るため、1兆5000億円超の国債を購入し、10年物国債利回りは日銀のYCCコリドーの上限である0.25％を上回った。 pic.twitter.com/heVj2FRLQo
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➄ドイツ銀行のサラベロス氏が今朝の記事「The printer is on overdrive」で衝撃的に計算したように、現在の買い入れペースが続くと、日銀は6月におよそ10兆円を買い入れることになる。この数字を文脈に当てはめると、GDP調整して、FRBが毎月3000億ドル以上のQEを行っているのとほぼ同じになる！？ pic.twitter.com/Wd9GbnP4a2
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⑥世界の他のすべての中央銀行が政策を引き締めていることを考えると、これは「真に極端な」レベルの貨幣印刷だ。我々が円に対して弱気になっている理由の一つである。そして、多くの人が主張しているように、円安の原因は日銀自身であることを考えると、この環境下での為替介入は単純に信用できない
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⑦より広く言えば、サラベロス氏は、我々がMMT終了のプレビューで述べたことを繰り返しつつ、「通貨と日本の金融市場は、ファンダメンタルに基づく評価のアンカーのようなものを失う過程にある」と懸念している、と書いている。
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⑨世界のインフレ率が上がれば上がるほど、日銀は紙幣を刷りまくる。しかし、緩和が加速すればするほど、（インフレの）崖が近づいたときにブレーキを強く踏む必要性が高くなり、危険度が増す。その結果、日本の金融市場で劇的で予測不可能な非線形性が働く段階にまもなく入るだろう、
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⑩とドイツ銀行のストラテジストは指摘する。"もし、国債利回りの清算水準が日銀の目標値25bpを超えていることが市場に明らかになれば、これ以上国債を保有するインセンティブがあるのだろうか "とも述べている。
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このことから、いくつかの爆発的な疑問が残る。
⑪日銀は日本国債のストックをすべて吸収する気があるのだろうか？
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このシナリオでの円のフェアバリューはいくらか、また日銀が考えを変えたらどうなるか？
日銀はインフレにしたいのだろうが、完全なシステム崩壊を引き起こしてまで、どうやってそこに到達するのだろうか？
⑫最後に、円が不換紙幣の崖から転落し、円建て貯蓄の国内保有者がドルや暗号通貨に逃避した場合、そしてその時はどうなるのだろうか。私たちはすぐにそれを知ることになる。https://t.co/mgCwsThueE
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