Kaigoカフェ


何でもかんでも、カフェってのが流行ってるから、流行りの波に乗って、むくでもカフェを開催してみる。

カフェっていうと、〇〇研修会とか、〇〇セミナーより、柔らかいし、参加型のイメージがあるよね。

介護職は、意外とガラスのハートを持った人や人見知りの人が多い。

私みたいに図太い人は少ないんだって、この仕事(オーナーという立場)を始めてから気づいた。

一つの職場にいたら、他の事業所を見ることはなかなかない。

他の事業所で働いている人と出会うこともなかなかない。

でも、いろいろな悩みがあったり、不安があったり。

逆に、喜びがあったり、聞いてほしい自慢もあるかもしれない。

そんな思いを共有したり、聞いてもらったり、他の事業所のことを知る機会があると学びや発見、気づきにつながる。

そんな期待を込めてのKaigoカフェ。

今回のテーマは「介護に替わるネーミングを考えよう」

「介護」という言葉の意味を広辞苑で調べてみると「高齢者や病人などを介抱、看護すること」と書いてある。

それってやっぱりおむつを替えたり、ご飯を食べさせたり、要は「お世話」のイメージだよね。

実は、以前、介護福祉士の専門学校に行ったことがあるんだけど、着替えとか、お風呂とか、食事とかの介助をします~!みたいな感じで「してやる」ことばかりだったんだよね。

「してあげる」

どこか上から。

でも、実は私たちはお年寄りに教えられることも多く、介護を通じて学ぶこともたくさんあるんです。

何でもやってあげればそれでいいのか?

違うよね。

介護はサービス業に分類されるけど、そのサービスって「お世話」ではない。

介護されるその人が、その人らしい人生を全うするために、できる事ややりたいことを手伝ったり、行きたいところに一緒に行ったり、ご飯を全てつくってあげるのではなく、できる事をしてもらったり。

もっと言うなら、人にありがとうっていわれる存在になってもらえるように考え、それを実践することが、私たち介護の仕事じゃないかなって思う。

私の主観だけどね。

「介護職」に替わる名前、名は体を表すの格言にもある通り、名前はそのものの意味を表します。

介護という仕事の本質を介護に替わる言葉を見つけ、仕事観や夢をその言葉を使って表現してみましょう。

それでは、今日のスペシャルゲストプレゼンター「宅老所デイサービス芽吹き」の中林さんにご登場いただきます!



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