皐月賞出走馬診断
この記事では皐月賞の出走予定馬を診断していきたいと思います。
1枠1番アドマイヤハダル
前走の若葉Sの内容は強かった。この馬の強さは操作性とスタートの良さ。
今回乗り替わりでルメール騎手が騎乗ということもプラス材料。
前目につけて早目先頭にたち、後続の脚を凌ぐというレースになりそう。
1枠2番ルーパステソーロ
年明け5戦目になる上に、前走は1勝クラスで3着。このメンバーでは力は足りないでしょう。
2枠3番ステラベローチェ
2歳時の不良馬場で行われたサウジアラビアRCで見せたパフォーマンスは素晴らしく、馬場が渋った場合の適性はメンバー随一でしょう。人気も落ちるでしょうし、面白い存在になると思います。
2枠4番イルーシヴパンサー
速い末脚はないので、いかに前目につけて出し抜くかという選択になると思います。マイル経験があるので、道中の追走は問題無さそうだが、厳しいか。
3枠5番ヴィクティファルス
前走は重馬場の中、最後に2着馬を交わした末脚は迫力があった。2戦目の共同通信配杯でも最後の伸びは良かった。大舞台で一発のある池添騎手が継続騎乗するのも心強い。
3枠6番ヨーホーレイク
全4戦で上がり3F1位を記録しているが、あと1歩のところで勝ち切れていないが、馬券圏内を外していない安定感は評価したい。スローペースしか経験がないため、ペースが流れた場合は対応出来るかが鍵になりそう。
4枠7番エフフォーリア
前走の共同通信杯では強いレースを見せましたが、この馬も1000mを1分を切るレースは経験しておらず、ペース対応が重要になる。前目につけるレースをおそらくするでしょう。
4枠8番ダノンザキッド
前走の弥生賞はスローで前残りの競馬になり3着に。前目につけるでしょう。馬場が渋っても血統的にも対応はできそうです。
5枠9番ラーゴム
きさらぎ賞ではヨーホーレイクを破っているが、道中かかりながらも直線の長い中京を押し切ったのは力がある証拠。前目のポジションから粘りこむレースで馬場渋ればより力を出せそう。
5枠10番シュヴァリエローズ
前走アドマイヤハダルに0.5差をつけられたのは評価は下げざるを得ない。
現状は、他馬の方が末脚がある馬が多いので、三浦騎手がどう乗るかが注目。
6枠11番ディープモンスター
現状はまだ発展途上という感じ。その分伸びしろはあるでしょう。
おそらく、ゆったりスタートして中団より後ろからのレースになりそう。
できれば良馬場でやりたいところ。
前走阪神2200mを勝ったことで、中山のコース適性はありそう。
6枠12番ワールドリバイバル
この馬か、となりの枠のタイトルホルダーが逃げをうつか。前走のスプリングSは逃げたものの、勝ち馬から0.7差とG1では厳しいか。
7枠13番タイトルホルダー
3度目の正直でダノンザキッドにリベンジを果たした前走、マイペースで逃げて粘るというのがこの馬の力を発揮できる展開。スタート次第では自分が行ってもいいし、ワールドリバイバルが行けば2番手でも。
7枠14番アサマノイタズラ
前走は激走の2着。過去4戦全て中山に出走し、唯一の勝利が中山2000m。前走のように馬場が渋った時にこの経験が生きるか。
8枠15番グラティアス
京成杯は強い内容でしたが、2着以下のメンバーを見ると、インコースをロスなく運べたこととを含め評価が難しいところ。前につける脚質からももう少し内枠の方を欲しかったところ。コースの適性はあると判断。
8枠16番レッドベルオーブ
気性がどこまで成長しているかが課題。末脚は間違いなくあるので、折り合いを早目ににつけて脚をどこまで溜められか。重馬場にまでなると厳しいか。できれば稍重まででレースを迎えたいところ。
最終結論は土曜日の馬場状態を見てから決めようと思います。