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初めての小笠原旅行(手配編+おまけ)

このGW前半、人生初めての小笠原旅行をしたのですが、
都内?国内?と思うくらい不便で手配が厄介だったので、
今後の参考に少しでもなればと記録を残しておきます。

全文、長くなってしまったので読むのが面倒な人のために最初に重要ポイントを書いておきます。

結論、電話しろってことです。
・ 船のチケットは営業開始時間に鬼電して確保
・ 宿の手配は観光協会HPを参考に宿に電話
・ ツアーの手配は電話かメール
・ 飲食店も電話予約がおすすめ
・ 天気予報は参考程度に
・ 現金は多めに


① 船チケットの手配は電話が一番

原則、手配は小笠原海運一択です。
http://www.ogasawarakaiun.co.jp/
年に1度くらい他の船も寄港するようですが、
小笠原海運ですら、基本的に週1レベルです。
週1のチケットが発売日の1ケ月前に販売されます。
そのため、国内にしてはかなり早めに旅程を決める必要があります。

繁忙期はネット予約は瞬殺です。

大事なことなのでもう一度言います。

繁忙期はネット予約は瞬殺です。

ここで、現地で聞いた旅行者情報含め、1週間前に予約をとった自分からの現実的なアドバイスです。

ネット予約は諦めろ

いや、ネットで取れるならそれに越したことはありません。
ただ、小笠原海運のHPに書いてあるのです。
※空席状況で×と表示されていても、お電話にてご予約を承れる場合もございます。(原文ママ)

この言葉を信じて、営業時間からリダイヤルアプリで鬼電しましょう。
つながったら案外取れます。
※自分はコロナ禍ということもあってかGW一週間前で一番安い席と一番高い席以外は全部空いてると言われました。

②取るなら2等寝室以上を

2等寝室は四人ワンセットのカプセルルーム
特2等寝室二人ワンセットのカプセルルームです。

人数にもよりますが24時間の船旅なので寝台がベストです。
各寝室にコンセントもあるので充電しながら快適に過ごせます。
到着してからの体調を考えてもリラックスできる席をお勧めします。

ちなみに、船にはWi-Fiがないのでオフラインで暇を潰せるものが必須です。(2022年現在)
船は22時消灯で酒を飲める場所も売店も全部閉まります。
※消灯以降もシャワーは入れます

そして、船は高設備です。
ウォシュレットあり、ホットシャワーあり、レストランの食事も普通においしいです。

③宿の予約は電話で!

は?
ってなりますよね。
このネットの時代に

楽天トラベル
じゃらん
Expedia
Booking

全部一度忘れましょう。
自分も上記で宿を探しました。

結果、上記が役に立った宿はゼロです。

小笠原での予約は

原則こちらの観光協会ホームページを参考に実施します。

大事なことなのでもう一度いいます。

観光協会ホームページを参考に実施します。

このHPの予約状況も全然リアルタイム更新でないので、
こちらを参考に、気になったところから順番に電話をしていきます。

つながった宿で予約します。

ただし、予約する時には港近くの宿かどうかはしっかりと確認をしましょう。
お酒を飲む人ならなおさら重要です。

飲食店は原則、港の近くにしか宿が無く、
夜もお店で飲みたいなら港近くの宿確保が必須です。
※父島の場合、港から離れる終バスは18時50分です。

もし、母島に移動して泊まる場合は、集落がそもそも港のそばにしかないため、予約可能な宿をすぐにとってしまって問題ありません。
後述しますが、母島に泊まる場合は宿での食事提供があるかが重要です。

④ ツアーの手配は電話かメール、SNS

ツアーに関しても小笠原観光協会のホームページを参考に連絡します。
宿とほぼ同じなのですが更新が全然リアルタイムじゃないため、電話かメール、もしくはSNSの記載があればSNSがおすすめです。

自分は母島でアイリーアイルさんにツアーをお願いしたのですが、


こちらはSNSのレスも早く、またガイドが女性なのですが気遣いも素晴らしいかたで非常に楽しめました。

父島のツアーも原則、観光協会ホームページを元に電話かメールで問い合わせしましょう。

電話でつながった場合
連絡先を告げるだけで予約完了です。
※自分でメモしないと予約表など送られてこないのでメモを片手に電話してください。

また、母島で利用した宿が「しまてらす」という民宿なのですが、
母島で一番新しい宿らしく、設備もとてもキレイな上、オーナー夫婦がとても優しかったのでお勧めです。

⑤ 飲食店は電話予約

人口の少ない島なので基本的には予約不要らしいですが、
人気店にベストな時間で入りたい場合は予約をおすすめされました。
特に入稿日(フェリーが着く日)は込み合うため、電話予約がおすすめです。

ちなみに父島は居酒屋Charaと中華料理の海友
母島は”めぐろ”がおすすめです。

特に母島の”めぐろ”は小笠原の飲食店で一番おいしかったです。
母島はそもそも飲食店が全体で5店舗くらいしかなく、昼間に空いているのはそのうち最大で3店舗ほどなので食事難民になりがちです。
スーパーも島民優先日などがあるため、行く前には食事手段をしっかりと考えておきましょう。
飲食がついていない宿の場合は米を持っていくくらいの気合があった方がいいです。

⑥ 天気予報は参考程度に

最大標高が500m程度の島なので天気予報はコロコロ変わります。
あまり当てにしすぎず手配しましょう。
丸1日降りっぱなしなどはあまり無いそうなので臨機応変に対応したほうが自分のストレスもないです。

⑦ レンタカー、レンタバイクについて

父島も母島も島が小さいのであまり心配はいりません。
父島は宿が港付近ならレンタカー不要です。
母島はレンタカーがそもそもないので、レンタバイク(サイクル)を借りれば十分楽しめます。
レンタバイク(サイクル)すらもツアーをしっかり予約しておけば不要なくらいです。

⑧ 島っぽさなら母島、ひたすらリゾート地なら父島のみでもOK

母島は離島って感じで時間がゆっくりと流れます。
父島は中心地はけっこう街なのでひたすらリゾートとアクティビティを楽しむのが良いと思います。

⑨ 現金の用意が大事

土産物屋以外、カードが使えないと思っておいた方がいいです。(2022年現在)
ゆうちょ銀行のATMは2か所、信用金庫ATM1か所しかないため、
おろせないタイミングが未だに存在します。
現金は多めに持っておきましょう。

長くなりましたが以上です。
もし、今後だれかの参考になれば幸いです。

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