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日曜日のお寺バイト日記

今朝は疲れで朝は異様に眠いし身体も脳も重々しいながら、お寺は日曜日が繁忙と伺っていたからガンバッて出勤しました。

住職さんの指示でエアコン室外機の裏だとか門扉の隅だとかに大量に山積みに溜まっている落ち葉の大群を、大きな袋8袋分片付けました。使う道具は、ほうき、ちりとり、小さなクマデ、枝バサミ、軍手、大きめ厚めなゴミ袋。
先輩がクマデで落ち葉をかき集めチリトリ山盛りになったのを、私がゴミ袋広げて受け取る。枝が混じっていればボキボキ折る。枯れた花は枝バサミで切り取る。目についた大きな草は抜く。また、落ち葉の下は湿っているから重い。ムカデなどもいそうな環境ですが、今は冬だから気になりませんでした。落ち葉等で袋がいっぱいになればそれを軽トラの荷台に積み上げる。それを約1時間、先輩と世間話しながら仲良くしました。虫が苦手な方であれば、この労務は苦手かもしれません。
軽トラの荷台に積んだ落ち葉の袋は、墓墓墓お地蔵さんお地蔵さんだらけの、寺の裏山へ急斜面のガタガタな細い隙間道を軽トラでウンウンと上がり、落ち葉を捨てにいきました。どんつきの帰り道は、鋭角を曲がるので、後ろのお地蔵さんを軽トラで倒すか、自分が前から車ごと山から落ちるかどちらかだな、と思いながら、しっかりと軽トラのハンドルをつかみ運転しました。自分が普段軽トラ乗りだから、それは上手くできました。

午前中に法要が2件あった為、法事の準備や後片付けを習いやりました。先週の日曜は、一日中で10件あったそうで、みなさんでバタバタと忙しかったそうでした。

住職さんは法要と法要の間に袈裟を着られたままでバイト勢とお茶の時間を設けてくれ、バイト勢とおしゃべりすることを楽しまれているご様子でした。

1年365日24時間営業の住職業を1年半後に引退し、ご隠居して水戸黄門をするんだ、とおっしゃってました。

バイト勢は"我々が助さん角さん八兵衛してついてまわります"と返してましたから、バイト勢を連れて旅に出る事を楽しみにされているんだろうなあ、と感じました。

今日のおやつはうなぎパイで、その話題でみなさんが住職さんとやりとりしてましたので、私も気の利いた話を、と思い巡らせ、"うなぎを飼ったことがあります"と話題を出しました。うなぎを自宅で飼った経験がある方は周辺に余りいないので、このネタでみなさんの輪に入る事が出来ました。

住職さんの気分で、もう帰っていいよ、と言っていただいたから、二つ目の法要が終わったタイミングで30分も早く終わらせていただきました。

明日から連勤されていた先輩が2日お休みいただくとの事で、私はお休みできないと覚悟し今日午後パン屋さんバイト休みなので、今からはゆっくりしたいと思います。

おしまい。

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