OOPからフラドロでcheck raizeについて考える

BBvsBTNなどの場面でのsuited connectorの取り扱い方、チェックコールだけでは面白くない。フラドロでガンガンにチェックレイズしたい、相手に搾取されない且つ、利益的になるようなベットサイズを考える。

ポットXに対して相手が33%のCBの場面(標準的なプレイ)
→コールに必要勝利確率は19.8%
・これだとコールするだけで面白くない
・アウツを引けたときにIPに回してチェックされたらバリューが取れない
・もっとアグレッションを上げたい

ポットXに対して相手が33%のCBの場面(先程と同様)
→チェックレイズを考える
・ポジションがないのでターン以降で打ちたい
・ここで相手がフォールドしても構わない(現状はハイカードなので)

→33%のCBに対して99%のチェックレイズを返す
・相手のコールに必要な勝率は22%なので割とついてこられる
・逆にここでfoldするとCBはほぼエア

→フラドロのアウツについて考える
・フラドロのアウツはリバーまでに36%

ターンで引けなかった場合にベットにつける適正金額
・フラドロのみなら18%しか勝率がない
・ガット+フラドロで24%
・50%ベットをすると相手に必要勝率25%を与えているので、フラドロ厳しい、もうちょい小さくしたい
・25%ベットで必要勝率16.6%、コールされてからも戦いやすい、その分フォールドエクイティは低い
・逆にフラドロ相手にエクイティを実現させないためにはそれ以上に打ち込むこと(インプライドオッズは考慮していない、OOPから主導権握っていない状態でインプライドオッズの実現は難しい)
・ドローでチェック回すのもあり?

ターンで引けた場合に考えること
・どこからバリューを取るか
・自分よりハイカード1枚持ちのフラドロからエクイティを奪うにはどうするか
・2オーバーのドローが次引ける確率は12%、2オーバーは捲れない

ここまで書いて疲れたのでGTO+を回すことにした。
preflop adviserのレンジ表を採用、BB(OOP)vsBO(IP)を見てみる。

実戦で出たハンドで、自分がBBの9d 7d、BOは不明
ボードがJs Td 6dで実践では相手がIP33%ベットを採用。

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GTOくんによると、IPは33%のベットサイズよりも75%を好んで使うみたいです。

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そもそも下のガット+フラドロではコール止めが正しい。

マークを抑えていないセットや、下のセット、上の2オーバーフラドロ+オープンエンドでチェックレイズの頻度を入れるのが一般的。

実戦ではJs Td 6d 7sと落ちました。OOPからは98%チェック。
IPからは幅広いレンジで33%よりも75%のbetを採用。

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実戦ではJs Td 6d 7s 4dと落ちてリバーフラッシュ完成。OOPから2発打たれていたら、チェックで回すが相手がチェックで回した場合の弱いフラッシュでは自分から打っていいらしい。この辺もツール見るだけじゃなくて自分の頭で考えないとダメですね。

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Aハイのナッツフラッシュの中にもチェックレンジを残しておくことで、チェックした時の全体的なレンジの強さを保っている印象。

まとめ

個別のハンド以外にもレンジ全体で考えたい。

いただいたサポートは責任をもってスターバックスコーヒーで使います。