ハシブトガラ、実は北海道固有種です
今回はハシブトガラです。
ちょっと野鳥の事を知っている方は
『これ、コガラやん❗』て言うかも知れません。
そうなんです。
ハシブトガラはコガラと瓜二つなんです。
普通、瓜二つのモノがあったら、大概はよく見れば区別が付きますよね❓
ところが、この2種類の鳥は、全く見分けが付きません😱
鳥の専門家でしたら、時間と実物が居れば、何とか分かるかも知れませんね。
昔、こんな実験がおこなわれました。
ある広い空間(外からは隔離された状態)で、たくさんのコガラとハシブトガラをオス、メス含めて同数を放してみたそうです。
この中でツガイになった個体を調べると、コガラはコガラ、ハシブトガラはハシブトガラの組み合わせ(例外なく)しか出来なかったそうです。
なので、この鳥たちは、みんなちゃんと見分けは付いている事が分かりました。
遺伝子関連ではDNAなど、全く違っているそうで、コガラとハシブトガラが交雑することは無いのだそうです。
そして、このハシブトガラは、人間に対して殆ど警戒心がありません。
遊ぶのも、餌を食べるのも、周りが見えていても見えていなくても、全く我々の事など無視しているかのように、夢中になっています。
これは私たちバーダーには実にありがたい事で、いくらでも近づいて撮れるわけですから、段々と可愛くなってきます😃
話は変わりますが、ハシブトガラは北海道固有種なので、本州でこのような鳥を見つけたら、それはコガラです。
しかし北海道には、どちらも生息しています😃
もう我々もどっちがどっちなのかわかりませんので、殆どはハシブトガラとしております。
ただ、標高の高いところではコガラとしております。
コガラとハシブトガラは生息地の標高が若干違うようです。
このように、外見がほぼ同じなのに、実は違うとりですよ〜ってのが結構あるあるなんですよ😁
次の鳥は誰にしようかなぁ〜😃
お楽しみに🤗🤗🤗
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