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【コントのある人生_0040/1000】8/28_カゲヤマ

カゲヤマ『プロポーズ』


面白かった。

昨今、大勢のコンビやトリオが参加するライブなんかだと、持ち時間もそんなに長くないし、設定ひとつではなかなか戦えない状況になってきていると思う。
例えば「プロポーズ」という設定だけで笑いをつくっていくには、伏線散らばして回収するなど、東京03やバナナマンといった、単独で使えるような綿密なドラマを見せるストロングスタイルじゃないとお客さんの期待値を越えられない。
(のではないか?)

このコントは「プロポーズ」と「しりとり」という設定を掛け算して、まずはルールを覚えてもらうのに数分、ルールを覚えた頃に応用したボケをいくつか、そしてどんなオチかな?
に対して、ひとつ飛び越えればいい。

こうすると、読後感として、
発想力のある面白いコント、となる。
(オチがお客さんのイメージを越えた場合)

まるで殿(しんがり)の武将が、少ない勢力で応戦しながら逃げ切るように。
しんがりコント。

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