見出し画像

【コントのある人生_0005/1000】7/25_バカリズム

バカリズム『女子と女子』


面白かった。
バカに仕方がハンパない。w

ひとりコントの王道、あるあるネタ。
このあるあるネタは、とても日本的なネタかなと思います。(いや、誰か言ってたのを覚えているのかな?)
日本人という画一的な民族が、テレビというマスメディアで、こういうヤツいるよね?と最大公約数に共感を得る手法だし、
「こういうヤツいるよね?」「わかる!」がとても短い時間でフリとオチを成立させる、とてもテレビ的なフォーマット。でした。

でも最近だと、テレビを観る人も減ってきてるし、趣味やら思考やらが分散してきて、あるあるもどんどん多様化しているので、深く共感してもらって笑いをつくるには、逆に、テレビではかけにくく、ライブとかでかけやすいネタなんじゃないかと思います。

最大公約数を取るには、あるあるみたいな具体的なショートネタよりも、ちょっと長尺にして多様なネタを詰め込むか(誰かのことは好きだよね?のAKB方式と同様の手法)、まだ言葉になっていない抽象的な部分に共感してもらうか、ということになるのかなと。
セットとか予算の問題の他に、こういうことでも、コント番組がなくなってきた理由かなーと考えます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?