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15話 ハーネス観察バラエティ〜麦印犬品モニタリング

人間観察ならぬ、
ハーネス観察バラエティ

『麦印犬品モニタリング』

私とむぎちゃが使うだけでは気づけない不具合や改良点を知るために、このハーネスを世に出して、他の人に使ってもらう必要がありました。

モニターさんは2名

一人は、このハーネスの生みの親。ソランくん

この方は私がハーネス作りを始めたキッカケを作った人。そう、以前書いた『そのハーネスはどこに売ってるの?』とコメントして下さった方です。

処女作の不具合を直した改良版は、今販売しているハーネスの原型にもなっています

プロトタイプ1号『ソランモデル』

胸当ての部分に丸革を用いて、リードとハーネスの調整部は平革レースを使い、強度を上げるためにレースのセンターにステッチを入れています

ソランくん

各部の接合には角飾りのカシメを使って、フォーペッツオンリーさん風に仕上げました。

当時は留め具もレザーで作っていましたが、今はシューレースストッパーに変更しています。(この話はまた後日)

このハーネスは今でも現役で使って頂いてます。

もうひとりは、いつでも意見が聞けるように、近くに住んでいるちわぷーのチロルちゃんにお願いしました

プロトタイプ2号『チロルモデル』

構造はソランモデルと同じですが、Mサイズきして、リードの長さをソランモデルより10cm長くしてあります。

赤が似合うチロルちゃん

チロルモデルは女の子らしく赤のレザーに丸飾りのカシメを使って接合しています。

こちらも、今でも現役でお使い頂いています。

チロルモデルは、今でも目にする事がありますが、とにかくこの2つは出来がいい。

自分で言うのもなんですが、無駄のないシンプルな作りで、軽くて扱いやすいものになっています。

モニタリングの結果はお二人ともに特に問題なし。

ということでしたが、実は次に作った平革モデルで致命的な問題が発生します。

その話はまた明日‼︎

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